町石道及び高野三山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:30
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
高野山町石道は弘法大師が高野山を開山して以来の信仰の道で、参詣者の案内のために卒塔婆を立てたのがはじまりとのこと。歴史ある道を一度歩いてみたいと思いたち、挑戦することにした。ガイドには180町約21劼能衢彁間6時間20分とのこと。時間的にちょっと物足りない(いつものことで欲深い)。そこでレコを検索していると高野三山を合わせて歩いたレコを見つけた。同じことを考える人は必ずいるということで、これを参考とさせていただき同じコースを歩くことにした。だが日が短いこの時期ちょっとタイトな計画だ。早立ちが絶対条件だが、日の出も遅いことから出発は午前6時半。
6時20分には出発準備が整ったのだが、曇りで辺りはまだ真っ暗。トイレなどで時間調整して、ヘッデンが必要ない薄明るくなった時間に出発。慈尊寺と神社にお参りし町石道に入った。最初は柿畑の中の急な舗装道路をぐねぐねと登っていく。展望台過ぎで未舗装道路となる。分岐など要所要所に案内板があり迷ううことはない。柿畑を過ぎれば大門直下まで総じて緩やかな登りとなる。緩やかな分距離が長くなり、時間短縮は難しい。山林だけでなく、ゴルフ場横や山里の端を通ったりと結構楽しい。曇っていて微風ながら北風があり冷たく最後まで厚手の手袋が外せなかった。
矢立峠にある茶屋の焼き餅がおいしいとのことで立ち寄った。店内はストーブで暖かかった。焼き餅を2個買って1個をカセットコンロで軽く焼き、熱いほうじ茶を飲みながら頂いた。寒かったのでとっても美味しかった。大門手前数百メートルの急坂を登れば根本大塔まで7町だ。高野山は紅葉も終わり静かであった。根本大塔でお参りし、奥之院に向かう。奥之院の参道に並ぶお墓?には戦国武将のものが目につき興味を引く。戦国時代を騒がせた石田三成と明智光秀が近くにあり、面白い組み合わせと思った。来年の大河ドラマは明智光秀なので参拝者が増えるかななどと思いながら歩くので時間がかかった。奥之院の参拝を済ませ高野三山入口を探すがよくくわからなかった。結局奥之院に向かって右側にある舗装道路を奥に行けば案内標識があった。参考としたレコよりも遅いペースと判明したのでこのままでは極楽橋駅到着時は真っ暗になってしまうと分かり、ペースを上げた。思った程の急坂もなく時間を稼げ、パスしようと思った雪池山にも立ち寄り、転軸山を経由して女人堂に到着した。レコより早く到着できたので気が緩んだのか、極楽橋駅には十数分早かっただけであった。とは言え暗くなる前に到着できたのでまあよかったよかったということである。しかし電車は冬時間なのか間引きされ駅で30分以上の時間待ち、九度山駅からはまたもや真っ暗な道をとぼとぼと歩いた。
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