栗駒山系/産女川
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 585m
- 下り
- 582m
天候 | 9/16(土)曇りのち雨 9/17(日)曇り時々雨(栗駒山須川温泉は薄日も差した) |
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過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
恋ノ岐川(奥只見)は台風の影響を考慮し代替にしました。 ■一関ICを出てからの買い出し ・深夜開いているコンビニは、一関ICから栗駒山方面には2件ある。 ICから少し走った所にあるファミマと 巌美渓にある7−11。その先はない。 ■登山届 ・真湯山荘や笊森コース登山口にポストはないので 今回は一関ICを出て右(東)方向へ2km走って右折した 一関警察署に深夜提出した。 登山届にはあまり慣れていない印象。 ■駐車スペース ・国道342号真湯山荘前から桂沢林道を約4kmでゲート。 ゲート手前の林道T字路(栗駒山笊森コース登山口)に車6−7台駐車可。 桂沢林道は最初から未舗装林道だが、ゲート手前まで普通車でも何とか走れる。 ■入浴 <真湯温泉> アルカリ性温泉。真湯山荘10:00〜20:00で390円。 建物内に露天、内風呂、温泉センターの3カ所あるが 温泉センターはあまりよくない。内風呂と露天が源泉に近い温度で肌ツル。 シャンプー・ボディシャンはあるが、ドライヤーは受付で借りる。 須川温泉の上がり湯として名を馳せているらしい。 <須川温泉> 栗駒山登山口にあるph2.2の酸性温泉。 硫黄臭と白濁の源泉は、無料の足湯(気持ちいい)と大露天(500円)がある。 一度は宿泊しながらゆっくりと湯治したいよい温泉であった。 駐車場はかなり広い。 真湯温泉から車で30分登る。 |
ファイル |
非公開
2148.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
9/15
21:00横浜駅。KAMOGさん(&車)、tunaさん、ひろりんさん、skyouで出発。首都高から
右手に台場、正面に東京タワー、左手に銀座。順に眺めながらなんだか久しぶりの風景だ
な。とぼんやり考えながら東京駅へ。ここで、かとはるさん、うがりさんと合流。一路東
北へ。東北自動車道一関ICへ到着したのは午前4時前。まずは、計画書提出のため幕営
地と反対方面の一関警察所へ。(毎度ながらの土地カンですねKAMOGさん。)その後国道342
号を西方へ6キロ程度。途中コンビニで買出しをしながら道の駅『厳美渓』に到着。直に
テント設営。就寝。
『もちと湯の郷』とうたわれる一関市。300種類を越える日本一のもち食メニューがあ
り、この道の駅の『もち食レストラン・ぺったんくん』(私大好きこの名前!)では、もち
料理を堪能できるとのこと。(岩魚焼きもあり)
9/16
6:30起床、出発。栗駒山笊森コース登山口へ車で移動。先に2パーティー準備しており、
我々も急いで準備。台風前の曇り空、いつ雨が来るかと空を眺めながら入渓点まで徒歩1
時間強。産女川ってどんなかな〜?色々思いながら入渓点へ。すぐにF1(6m)。先行パーテ
ィーは柴犬のポチを連れており、ハーネスリードを付けていた。みんなが見守る中、6m滝
を犬が登る(というか引っ張りあげられる)…!!!(拍手喝采!)2パーティーを待って
我々も。沢は広く、明るく(曇りだけど)、綺麗な滝が続く。
初めての泊まりの沢。これまで超軽量で跳ね回っていたゴーロ歩きがいつもと違う…。初
めはあっちへヨロヨロこっちへフラフラ〜。今回シュラフや食料、嗜好品などかさばり、
滝登攀はかなり緊張した。
産女川は登攀の沢。6m前後の滝はとても面白い。が、スラブっぽい箇所も多く、コケで滑
り、へつりが結構怖かった。フェルト底の沢靴の方がよさそうな感じ。水は冷たい。魚影
は無し。結構時間がかかってしまい、天候も下り坂。沢でのビバークも難しいため20m大
滝まで行けず、撤退となった。(色々計画してくださったのに申し訳ありませんでし
た。)
沢下降は難しいけれど、支点考えたり、ロープ使ったりするのを一緒に見ていると楽し
い。先行者(リーダーレベルの方)が滑ったり、厳しい顔になったりするとパーティーみ
んなの雰囲気が変わる。メンタルって大事。滑ることにビビっていた私に、tunaさんが
色々明るく振舞ってくれたのがよく分かった。水に浸かってしまったので体が冷えてしま
い、ザックが更に重く感じた。
入渓点へ戻り、そこから長い長い林道を車までひた歩き。到着した頃に周りは薄暗くなっ
ていた。ああ、なんだか悲しい…。ハーネスも脱がぬまま直に出発。冷えた体を温めるた
めに真湯温泉へ…。
今日はテントでなくて宿泊したいね。というKAMOGさんに皆賛成。真湯温泉に掛け合うが宿
泊客で一杯(3連休初日ですから)。困り果てていると、フロントのおじさんが知り合いの
民宿に連絡してくれた。その民宿はお風呂が壊れていて今日は客をとっていないという。
素泊まりでお風呂無しでいいならどうぞ。とのことで、早速厳美渓脇の民宿へ。
民宿は我々貸切状態。併設のカフェでバーナー使って料理もOK。(今の我々にぴったりの
条件)誰かが手を回したな〜。と考えてしまうように上手くいった。う〜ん。これは偶然
でなくて必然。ありがたく一夜の宿をいただき皆に感謝。
9/17
民宿脇の厳美渓(国の名勝・天然記念物)へ。観光客が沢山いた。かとはるさんと、「それ
なりにいい景色だけれど、沢に行けばもっといいものが見れるのにね。」と意気投合。名
物『空飛ぶだんご(郭公屋)』をいただき出発。今日は観光。沢を詰めた後に行く予定であ
った須川温泉へ車で移動。白濁の硫黄の温泉に浸かり、お土産屋を物色。『みずの実』
(秋田生育の山菜、カモシカも大好物。お山のネックレス^^)のしょうゆ漬けが美味しか
った。
寄り道と買い食いを繰り返しながら帰路へ…。
大好きな東北。また沢に来たい。帰りはほとんど眠ってしまった。運転手に感謝。そして
縁の下の力持ち、1000キロ余り頑張って走った車にも感謝。
そして同行されたみなさんありがとうございました。
産女川:秋田領と仙台領と離れ離れになりつつ身ごもった女が男に会いに行く途中子ども
を産むが、息絶えてしまうという伝説があるらしいです。また、その時生まれた子どもが
須川温泉を発見したとも言われているそうです。
産(うぶ)=湿った。女(め)=場所。?
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