富士山 【吉田ルート】
- GPS
- 17:38
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
19:50 六合目
00:11 八合目
01:30 九合目
03:30 山頂到着 (浅間大社)
【4:44 ご来光!】
05:10 お鉢巡りに出発
05:52 郵便局前
【朝食】
08:08 剣ヶ峰到着!
08:47 浅間大社前
09:40 八合目(下山道)
11:16 六合目
11:53 五合目駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10時頃、料金所を入ると5合目手前で1時間待ちでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はないと思います。 夜中だけど、皆さんのヘッドライトのおかげで、自分はノーライトでも登れるかも。 でも、普通に歩いていれば問題ないですが、道の折り返し部分などの端が結構切り立っているところもあって、あんまり油断していると落っこちそうです。 (わかりにくい言い回しでごめんなさいm(_ _)m) |
写真
感想
登ることないかも・・とまで思っていたアミューズメントパーク富士山に、ひょんなきっかけで登ることに。
かみさんの会社の人たちが毎年富士山ご来光ツアーに登っているらしく、今回ありがたいことに声をかけていただいた。
こんな機会でもないとなかなか登れないし、噴火でもして登れなくなるのも寂しいので参加させていただくことに。
まー、どの山登っても晴れていれば富士山が見えるし、横浜の町からも見える山。
飛行機からも天気がよければ必ず富士山と認識できる山。
あの先っぽに登ったんだ、と思えるのも悪くない。
五合目に夕刻集合して、19時頃出発とのこと。
長いこと山に登っているけど、私の場合いきなり3700mものの高所にあがるときっと高山病でつらくなる。普段3000mに登るのも2日くらいかけて登るのに、みんな12時間程度で3700mまで登るんだからたいしたもんです。
で、我が家は当日の昼前に五合目入り。数時間の高所慣れをとることに。
・・と、いいながらビールを飲んでグーたらしていただけですが・・
19時に会社のかみさんの会社の方たちとご挨拶。
一緒に歩くというよりは、めいめい自分のペースで登って、ご来光を一緒に見ようという行程。
六合目あたりまで、みんなでそろって歩いていたけど、そこからはばらばら。
Tさんが同じペースで登ります。
六合目を過ぎたあたりからすっかり日没。でも、わんさかいる登山者のヘッドライトで全然暗くない。
何をしているのかよくわからんようになってくるナイト登山。
みんな黙々と登っている。
景色といえば、先行する登山者と後につづく登山者のヘッドライトの明かりだけ。
でも、最近の流行もあって服がカラフルなので、登山者の列もカラフルです。
いわゆる富士登山の渋滞。すごいですけどペースが非常にゆっくりなので楽です。
でも、寒いです。
3:30頃山頂到着。
会社の皆さんの一部は途中棄権されたそうな。
山頂は、まさに人人人・・どこだ?ここ?
って感じです。
山頂に立ち並ぶ山小屋(売店?)の明かりと、客の呼び込みの大きな声・・
ん〜〜〜〜〜
これから4時半くらいのご来光まで我慢の一時。風がビュービュー吹き抜けるところで日の出を待ちます。
で、遂に日の出。
薄い雲の奥に紅い日の出。
きれいでした。
どんどん明るくなると、人のすごさに改めて圧倒されます。
さっきまで朝日の方を見ていたけど、後ろ、横をみると人人人人人人人・・
この山頂に何人いるんだ??
で、さっきまでご来光を一緒に見ていた会社の皆さんと、何となくはぐれてしまう。どっちにしても、お鉢巡りはしたかったので、そのまま自然解散。
郵便局前で朝ご飯を食べて、最高峰の剣が峰へ。
剣が峰の下まで来ると、なんだか長蛇の列。
剣が峰の上に行くのに渋滞しているらしい。どうやら写真撮影渋滞みたい。
どこまですごい山なんだか・・
スキップしようかとも思ったけど、もう来ない可能性もあるので、れるの最後尾に。小一時間待ったろうか、何とか日本最高峰の富士山・剣が峰に登頂!!
びみょーな気分でしたが、日本一は日本一。
天気にも恵まれ、山の神様に感謝です。
余韻に浸る暇もなく下山。
下山道は砂走り。延々と砂の上を走るように下りていきます。
昨日登山口でもらったゴミ収集袋を片手に、ゴミを拾いながら下山。
意外とゴミ落ちてないのでちょっと安心。
約3時間で五合目に。
何はともあれ、日本一の山に登れて万歳です。
PS:富士山登山を終えて・・
山のキャパシティを超えています。
誰が悪いわけでもないと思うけど、こりゃ山じゃないです。
1パーティ30人を超えるような団体さんが、何十パーティも一気に登る。
個人で登っていてあまりのペースの違いに追い越そうとすると、間に入ってこないで、後ろに回れ、と訳のわからん添乗員の声。
高山病になってうずくまっている人。
山頂に立ち並ぶ山小屋(売店?)の明かりと、客の呼び込みの大きな声・・
山頂はさしずめアミューズメントパーク。
とは言え、私たちもその一人。
なんだか今までいろんな山に登ってきたけど、こんなに考えさせられた山もなかったですね。
富士山は登る山じゃない、見る山だ。
という話は多くの山登り屋さんから聞く言葉で、私もずーっとそう思っていた。
でも登ってみるとやっぱり日本一でうれしくなる。
・・その山を大事にしていくための何かを私も手伝っていかないといけない様な気がした山行でした。
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