落とし物はどこですか(稲村ヶ岳)
- GPS
- 04:47
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
実は12/29に八経ヶ岳に行った時、落とし物をしてしまいました。林道まで降りてきた時にチェーンスパイクを外し、ビニール袋に入れてザックからぶら下げていたら、どこかで袋が破れてしまって、気付いた時には破れた袋だけ持ち歩いていました。この時は一旦天川村役場の自動車まで帰り、車で熊渡までとって返しました。ちょうど登山口から出てこられたおふたりに尋ねたところ、ちょうどこの方々が気付いておられました。ただ、「林道に出てほんのすぐの所だった、ここから30分ほどかかる」とのことで、この日はそろそろ日が落ちてきそうであったため、取りに行くのは諦めました。ただ、いかに林道とは言え、自然の中に人工物を残してくるのはどうしても解決したかったため、今日スパイクを回収しに行くことにしました。
回収後にどこかに登ろうと、よこしまな?ことを考えたため、熊渡に到着したのは6時過ぎ。まだ真っ暗です。ここから、ヘッデンをつけて、ザックも持たず水も持たずに林道を登りにかかりました。まだまだ先だろうと思いつつも、左右に光を配りながら歩いて行くのですが・・・結局橋についてしまいました。ここでスパイクを外したので、ここより向こうということはありません。おかしいなあと思いつつ引き返しました。帰りはそろそろ明るくなってきたので、ヘッデンなしでも見えるようになってきています。しかし、やはり見つからないまま登山口に戻ってきてしまいました。左右とも同じようなところに落ちていたらしいので、そう簡単に見落とすこともなさそうだし。親切な方が見やすい場所に上げていてくれたために逆に見えなかったのか、既に誰かが廃棄して下さったのか、道の外に投げられたのか、鹿か熊がくわえて持っていったのか。いずれにせよ、自分なりの努力をしても回収できなかったので、今度こそ諦めることにしました。(なお、やっぱりあったとかの情報はお待ちしております)
さて、その後の行き先としては、稲村を予定していました。登山口が近く、一度行ったことがあるので勘が利く、しかしメインルートは通ったことがない、に加え、前日のレポートではさほど雪が深いこともなさそうだし、霧氷も見られるだろう、という企みで、一応ルートは母公堂から登って、山頂に行った後レンゲ辻経由で降りるように引きました。母公堂に着いたのが7時過ぎ。既に6台停まっていて、駐車スペースはあとふたつでした。駐車料金は800円です。
最初は道にぱらぱらと雪が見られる程度ですが、法力峠のあたりまで来るとかなり白くなってきます。また、橋は滑りやすくなってきます。パオーン杉を過ぎると、一部凍結しているところもあります。崩落して道が狭くなっているところなど、鎖を持ちながら注意深く歩く必要があります。稲村小屋に着いて、私はチェーンスパイク(買い直したもの・・・ ただ、LよりXLの方がずれにくかった)を装着しました。先行する男性の後を付いていったのですが、途中で写真撮影のタイミングで追い抜いてしまうと、トレースがなくなってしまいました。私が先頭になっちゃったのね。のっけから新雪のトラバースが登場してちょっとびびりましたが、ゆっくり行ったら問題なし。なんとかキレットに到着し、そのまままっすぐ稲村の頂上を目指します。この後、夏に来た時には鎖場があったなあとか思っていたら、鎖場については夏より楽だったかも知れません。最後折り返して斜面を登り、稲村ヶ岳山頂到達。残念ながらガス! しばらく時間待ちしていると、東が晴れたり西が晴れたりしますが、いつまで待てば好転するのかわからないし、だんだん寒くなるので、適当に撤退。
帰りは大日岳に行くかどうかが問題ですが、夏に登頂しているので、今日は回避しました。ゆっくり稲村小屋まで戻り、レンゲ辻に行くかどうかしばらく思案した結果、わざわざこのタイミングで破線ルートを通ることもあるまいと思って、元来た道をピストンすることに。帰りはどうっということもないままに母公堂まで。途中お目にかかった方は、登頂するまでに5-6人、下山中にすれ違った方が8-10人くらいでした。
天候的には残念でしたが、霧氷は稲村小屋付近から上でしっかり見ることができました。満足です。その後洞川温泉に行って、出てきたらいい天気。まあ山の天気はこんなものですね。
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