「倉岳ロックガーデン」倉岳山



- GPS
- 04:30
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 752m
- 下り
- 738m
コースタイム
立野峠11:45
倉岳山12:15/12:45
穴路峠13:00
鳥沢駅14:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
梁川09:52 鳥沢14:35 高尾15:10 |
写真
感想
昨日は南風が吹き込む中気圧の谷が通過し、ときおり激しい雷雨という天気だったので、今日1日しかないけれど、せっかくの夏なので山には行きたい。
ただ、あんまり早く起きるのは面倒だし近場でそれなりに楽しめる山はないかなということで、秋山山系(道志山塊の北側にあたる山稜=前道志)最高峰の倉岳山へ行ってみることにした。
夏場の低山は蒸し暑そうであんまり気乗りがしない気もしたが、
ここは大月市のパンフレットによると沢沿いを登るので夏でも楽しめるとのこと。
「八駅八山八富士トレッキング −県東部JR8駅トレッキング推進協議会−」参照
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/kentouhatiekitorekking.html
高尾駅9:27発の電車に乗るためにまずは最寄の京王線に乗ってみると、折り返し運転をしている。
そういえば今日は調布駅付近地下線切り替えの日だった。
調布駅がいよいよ地下化し、京王線のダイヤ改正が楽しみである。
京王線が高尾山口〜府中で折り返し運転のため、この時期の休日にしては珍しく高尾山口行の電車が空いていた。
都心方向から来る人は初めから中央線で来ているのだろう。
実際高尾駅ではかなりの人数がJRから京王線に乗り換えていた。
高尾山の人気いまだ衰えずである。
話はそれたが、高尾駅9:27発で梁川駅には9:52に着く。
最近南アルプス・北アルプス方面が多かったのでものすごく近く感じる。
倉岳山登山口に入るまでの車道は思った通り暑く、やっぱり夏場の低山なんてやめるべきだったかなと思ったが、登山道に入っていくとすぐに沢沿いになり流れの音も涼やかだし、実際涼しい風が吹き抜けていく。
おお、これは去年行った御岳山(青梅)のロックガーデン並みにいいではないか。
いや御岳山よりも規模が大きいし、立野峠に行くまでは、ほとんどずっとこの沢沿いで、沢の心地よい流れの音を聞きながら1時間以上楽しめるすごくいいコースである。
ただやはり「夏場の低山」という先入観で避けられているのかこの登りでは2人しかすれ違わなかった。
苔むした岩の間を登っていくこのコースはもっと人気があってもいいのではないかなと思い、ここを「倉岳ロックガーデン」と名付けたい。
立野峠からの尾根道では、別方向から登ってきた登山者もそこそこいたが、そんなに登山者が多いわけではない。
今年はけっこうメジャーな山に登ってきたので混雑した登山道ばかりだったが、こういう静かな山の中を久しぶりに歩くことができた気がする。
山頂ではそれなりに人がいたが、やはり静かだ。
今年登った山では御正体山の時よりも静かかもしれない。
富士山の眺望がいいらしいのだが、今日は雲が湧いて駄目だった。
ただ北側は鳥沢の町の眺めがよかった。
中央道と、桂川に架かる中央線の鉄橋が模型のようだ。
本当は倉岳山から高畑山を経て鳥沢駅まで下りるつもりだったが、昨日の名残か雲が湧いてゴロゴロいってきたので穴路峠から鳥沢駅方面に下りることにした。
この登山道は秋山と鳥沢(富浜)を結ぶ古道であったらしい。
このコースもまた「ロックガーデン」であり、滝なんてかなり見どころがある。
こちらからは何人かとすれ違った。こちらから登ってくる人はそれなりに多いようだ。
夏場に低山なんてといって家でゴロゴロしているよりは、思い切って近場の低山に行ってみるのもいいものだ。
そういえば空のゴロゴロはその後発達せず、今日は雷雨はなかった。
でも風が強く、日が暮れるともうやはり秋の気配である。
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」
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