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Yamareco

記録ID: 217210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

瑞垣山・金峰山

2012年08月18日(土) ~ 2012年08月19日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:54
距離
19.7km
登り
1,917m
下り
1,916m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/18 瑞垣山荘7:00-7:50富士見平小屋8:30-9:30大日小屋9:35-10:15大日岩10:35-12:00砂払の頭手前13:00-13:30大日小屋14:00-15:00富士見平小屋
8/19 富士見平小屋5:40-6:10天烏川6:10-8:00瑞垣山8:30-10:30富士見平小屋11:00-11:50瑞垣山荘
天候 8/18 曇りのち雷雨
8/19 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瑞垣山荘から100mほど離れた場所に数十台停められる駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:駐車場、登山口、富士見平小屋、大日小屋にあり。
温泉:韮崎から瑞垣山荘に向かう途中の増富温泉街に立ち寄り湯があります。
   今回は「増富の湯(http://www.masutominoyu.com/)」を利用しました。
   入浴料は大人700円です。
富士見平小屋の手前にあるベンチから瑞垣山を望む。
2012年08月18日 07:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/18 7:36
富士見平小屋の手前にあるベンチから瑞垣山を望む。
富士見平小屋。小屋の周りに花がたくさん咲いていました。
2012年08月18日 08:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
8/18 8:27
富士見平小屋。小屋の周りに花がたくさん咲いていました。
大日岩の分岐。この頃はまだ青空が見えていました。
2012年08月18日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/18 10:16
大日岩の分岐。この頃はまだ青空が見えていました。
砂払の頭に向かう途中で金峰山の山頂が見えました。
しかし、この後しばらくすると雷が鳴り始めたので、砂払の頭手前で引き返すことにしました。
2012年08月18日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/18 10:40
砂払の頭に向かう途中で金峰山の山頂が見えました。
しかし、この後しばらくすると雷が鳴り始めたので、砂払の頭手前で引き返すことにしました。
大日小屋を過ぎて富士見平小屋に向かう途中、南アルプスが見えました。正面は甲斐駒でしょうか。
2012年08月18日 14:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/18 14:19
大日小屋を過ぎて富士見平小屋に向かう途中、南アルプスが見えました。正面は甲斐駒でしょうか。
富士見平小屋を出発して、天烏川へ向かう最中。瑞垣山はガスで見えません。
2012年08月19日 06:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/19 6:01
富士見平小屋を出発して、天烏川へ向かう最中。瑞垣山はガスで見えません。
瑞垣山へはこんな大きい岩の横を縫うように登っていきます。
2012年08月19日 06:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/19 6:45
瑞垣山へはこんな大きい岩の横を縫うように登っていきます。
大ヤスリ岩が見えました。山頂付近のガスは取れたようです。
2012年08月19日 07:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/19 7:36
大ヤスリ岩が見えました。山頂付近のガスは取れたようです。
瑞垣山山頂に到着。ガスであまり展望は得られませんでした。
2012年08月19日 08:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
3
8/19 8:11
瑞垣山山頂に到着。ガスであまり展望は得られませんでした。
絶壁です。
2012年08月19日 08:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
8/19 8:13
絶壁です。
高所恐怖症ですが、頑張って下を覗いて見ました。
2012年08月19日 23:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
2
8/19 23:31
高所恐怖症ですが、頑張って下を覗いて見ました。

感想

7月に蝶ヶ岳に登ったとき足首を捻って靱帯を切ってしまいました。
それから一ヶ月、ようやく医者から「山登りをしても良い」と許可をもらえたので、会社の先輩を誘って金峰山と瑞垣山に登りに行きました。

瑞垣山荘から富士見平小屋まで登ってテントを張り、初日に金峰山、翌日に瑞垣山に登る計画です。
実はGWにまったく同じ計画で挑戦したのですが、悪天候のためどちらも登頂できませんでした。今回はリベンジを果たすべく再挑戦です。

【8月18日(土)】
GWのときは瑞垣山荘に到着する時間が遅くなり、後々の行動に影響が出てしまいました。今回はその反省を生かし、瑞垣山荘に5:30に到着するように自宅を出発しました。
予定通りの時間に着いたのですが、私も先輩もほぼ徹夜で移動してちょっと疲れてしまったので、駐車場で一時間ほど仮眠を取ってから登り始めることにしました。

●瑞垣山荘〜富士見平小屋
多少、傾斜が急なところもありますが、歩いていて気持ちの良い樹林帯の道です。
危険箇所はありません。
途中にベンチがあり、そこからは瑞垣山を正面に見ることができて一息入れるには良い場所です。
ベンチから少し登ると左手に水場があり、そこから5分もかからず富士見平小屋に到着します。
小屋の管理人さんに幕営料(一人:1000円)を払い、テントを張ります。先客のテントは2張しかなかったので、十分に場所を吟味することができました。

●富士見平小屋〜大日小屋
富士見平小屋のトイレの横を通って金峰山へ向かいます。
出発してしばらくは急な登りがありますが、すぐに広い尾根道に出ます。そこからは傾斜もゆるくなって、アップダウンを繰り返しながら大日小屋へ向かいます。この区間も危険箇所はありません。
この辺で鹿の親子連れに出会いました。野生動物なんてめったに出会わないので写真を撮ろうと思ったら逃げられてしまい、ちょっと残念です。

●大日小屋〜大日岩
この区間はずっと急登が続きます。
途中にロープがある岩場がありますが、ロープが無くても登れる程度なので問題は無いと思います。
この辺を歩いているときにガスが出始めました。でも、予報では天気が崩れるのは午後になってからと言っていたし、今回は足首のリハビリが主目的だから雨が降ってもいいや、と思って登り続けました。

●大日岩〜砂払の頭
大日岩で休憩したあと、樹林帯の中を砂払の頭に向かいます。
歩き始めてしばらくは青空が出ていて、木々の間から金峰山の山頂も見えてました。
しかし、しばらくするとゴロゴロという雷の音が。
砂払の頭を過ぎると稜線に出てしまうので、少し手前で様子を見ていたらどんどん雷雲が近づいてきて、稜線に出るなんて考えられない状況になってしまいました。
GWのときと同じく、悪天候により砂払の頭で撤退です。
どうも金峰山とは相性が良くないようです。

【8月19日(日)】
隣のテントのガサゴソという音を聞いて目を覚まし、軽く朝食を取って瑞垣山へ向かいます。

●富士見平小屋〜天烏川
出発してしばらくは軽くアップダウンを繰り返して進みます。寝起きのウォーミングアップにちょうど良いです。
天烏川への下りだけは傾斜が急で、帰りに登り返すのが辛そうだと思いました。

●天烏川〜瑞垣山
天鳥川からしばらくは沢沿いに登っていきます。途中でロープのある岩場が数箇所ありますが、いずれもロープが無くても大丈夫なくらいです。
沢から離れて巨岩の間を縫うようにして登っていると、しばらくして大ヤスリ岩が姿を現してくれました。ここまで来たならもうすぐ山頂かなと思ってましたが、ここから山頂まで結構時間がかかりました。
山頂に着いてみるとやっぱり雲が多くて展望は得られず、しばらく待っても状況は変わりそうに無かったので、諦めてそのまま下山しました。


GWに敗退したコースに再チャレンジした今回の山行でしたが、金峰山には今回も登れませんでした。でも瑞垣山には登れたし、次に金峰山に挑戦するときは朝日岳側から登ってみるのも良さそうです。
肝心の足首の方は若干の痛みと腫れが出ましたが、大きな問題はありませんでした。これなら9月に計画している雲ノ平への山行も大丈夫そうです。

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