大蔵教寺山、兜山周回(富士山遥拝山行1/9日)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
恒例となってきた年末年始の山行である。雪のないローカル100名山の静岡県100名山から始まって、山梨100名山に入り、今回は関東100名山を潰そうと目論む。9日間なので1~2日は雨又は雪に降られる覚悟で出発。
早朝出発で運転が長いので、お手軽で未踏の大蔵教寺山と兜山を周回登山することに決めた。本来であれば大蔵教寺から登るのが一般的だが、周回するために兜山に近い地点から登り始めたかった。そこで山梨岡神社から入ることとした。地形図には点線があるが、きっと当てにできないだろうなとも思った。しかし神社の奥宮として道がることも多いので、淡い期待をしつつ藪漕ぎ覚悟で神社近くの堤防に車を止めて出発!
神社で安全登山を祈願し、右手に回ると何やら道がある。予想通り。さすが冴えてるね。これなら楽勝と意気揚々と登っていく。10分くらいで御室山という尾根途中の見晴らしの良い小広場に出た。眺めを楽しんで出発したが、いくら探しても登山道がない。しかし上部に向かって樹木が切られ街灯のようなものが立っている。どっかに道があるのではないか、今はなくてもどっかで道に出るのではと期待して藪を掻き分けて歩き始める。だが行けども行けども道がない。あるのは獣道。根拠のない淡い期待が打ち砕かれ、道探しを諦めて藪漕ぎに集中。最初は腰高程度のまばらな笹薮であったが次第に高く濃くなり、背丈を越える笹藪になる。おまけに急登。跨いだり潜ったりと想定外の藪漕ぎを強いられた。傾斜が緩んで来ると、今度はいばら交じりの雑木帯になった。地形図からすると左方向から点線が来るので道を探してみるもその気配もない。これも諦めて歩き易い所を右往左往しながら前進。だがトゲが刺さって痛くてたまらん(T_T)。そこで右手の杉林に逃げ込んだ。道はないが遥かに歩き易い。初日であり楽勝コースのつもりがとんだ山歩きになってしまった。一安心して歩いていると正面に岩が見え、しめ縄のようなものが見える。やったどっか道があるぞと思った直後、左から来た道に出た。
後はハイキングコースだ。ずんずん登っていくと何やら標識がある。よく見ると大蔵教寺山の山頂標識であった。見晴らしもなく緩い上り坂の途中で、とても山頂とは思えない。これが山梨100名山か。もっとふさわしい山があるのに。標識がなければ通過だなと思いながら記念写真をパチリ。やることもないので即出発。南東向きの尾根なので日が当たって暖かい。快調かつ黙々と歩いていると、ちょっとした急坂になった。霜が解けて滑りやすくなっていたが、別段気にとめることもなく歩いていた。するといきなりオデコから地面にぶつかった。しばらく何が起きたか理解できなかった。メガネが歪み額が泥だらけ。初日からアクシデント発生、先が思いやられる。出した右足が滑り、滑りやすいところにあった左足も一緒に滑ったための転倒である。普通手が出るのにそれも間に合わないくらい早かったのだ。決して耄碌したとは思いたくない。
まあこんなトラブルもあったが、後は順調。多少雪はあったが支障はない。兜山登りでの伐採地からの富士山の眺めが素晴らしかった。兜山は東西に長い山頂を持ち、西側が最高点で東に行くにつれ標高が下がっていく。その東端辺に山頂標識がある。眺めは頂上展望地と下山途中の岩場からがよい。兜山を巻くように登山道があり、沢に突き当たる。上流に数分歩くと立派な登山口駐車場に到着だ。
周回のためここから林道を一時間ほど歩いた。最初はゴルフ場を巻くため少し登りがある。ハイキングコースになっており展望台があった。
予定通り早めに下山できたので入浴し、心配した雪もなく雁坂トンネルを越えて埼玉県に入ることができた。
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