蓼科山から北横岳へ 二つの山を繋ぐ静かな渓

2020年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,301m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:43

距離 12.6km 登り 1,350m 下り 1,315m

7:43 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
8:41 標高2110m標識
8:51 幸徳平
9:43 9:48 蓼科山
9:47 9:48 蓼科山頂ヒュッテ
9:53 蓼科山
9:56 10:16 蓼科山頂ヒュッテ
10:35 蓼科山荘
11:17 11:57 天祥寺原休憩ポイント
12:04 12:05 天祥寺原
12:30 亀甲池
13:49 14:05 北横岳
14:08 北横岳（南峰）
14:14 北横岳ヒュッテ
14:18 三ツ岳分岐
14:33 坪庭
14:43 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
15:24 坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口
15:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行きは、上信越道東部湯の丸ICでOUT。県道40号女神湖畔を通り、白樺湖、ビーナスライン経由。
帰りは、大門峠、国道152号、上田市街経由で上田菅平ICでIN。
帰りは、市街地が混んでおり高速道路に乗るまでがストレスでした。行きで使った道のほうが空いてて良いようです。

コース状況／危険箇所等

蓼科山までは多くの人が入っているので歩きやすくなっている。
蓼科山から将軍平までが本日のルートで最も積雪があり、人もあまり入っておらず軽いラッセルが楽しめる。
亀甲池から北横岳への登りは数人の踏み跡があったが、踏み跡がなくオールラッセルでは日没までに下山できなかったと思われる。

その他周辺情報

白樺湖畔、すずらんの湯。クーポン利用で100円引き。日帰り入浴600円で利用できました。

写真

1/11 7:41

女神茶屋前、蓼科山登山口駐車場。7：30で満車。

1/11 7:42

登山口。ここから入山。

1/11 7:51

序盤の樹林帯はほぼ無雪。

1/11 8:41

2160m地点。20センチぐらい。

1/11 8:51

幸徳平。

1/11 8:51

本当であれば霧氷が美しいところだが、本日はご覧の通り。

1/11 8:51

樹林帯が続く。

1/11 9:11

2300mぐらいでようやく霧氷になってきた。

1/11 9:12

1/11 9:17

モンスターになりきれず骨だけの針葉樹。

1/11 9:32

樹林帯を抜けた。暴風が吹きすさぶ。

1/11 9:32

トラバースぎみに標高を上げていく。

1/11 9:32

八ヶ岳の全容が見えてくる。

1/11 9:45

凍り付いた蓼科山頂ヒュッテ。

1/11 9:45

暴風の山頂へ。

1/11 9:50

蓼科山頂到着！3年ぶり。

1/11 9:51

相変わらずの絶景！頚城山系から北アルプス全体が見える。

1/11 9:51

後立山から蓮華岳からずっと飛ばして燕岳あたりまでかな。

1/11 9:51

穂高とか乗鞍とか。

1/11 9:51

中央アルプス。

1/11 10:06

暴風なのでじっとしていられない。ヒュッテの影で遅れている隊長を待つ。

1/11 10:17

大河原峠、天祥寺原方面はあまり人が入っていない。

1/11 10:17

周回へ。

1/11 10:22

将軍平への急降下のところが最も積雪があり、雪と戯れて楽しかった。

1/11 10:35

蓼科山荘。

1/11 10:59

しばらく沢筋になっていると思われるところを下る。大きな石がゴロゴロしている。

1/11 11:18

天祥寺原。蓼科山がよく見える。

1/11 11:17

眺めも良く風もあまりないので、ここで昼飯とした。

1/11 12:04

再出発。亀甲池方面へ分岐。

1/11 12:05

しばし平らな道を進む。

1/11 12:16

将軍平から亀甲池までは誰ともすれ違わなかった。

1/11 12:24

全く静かで気持ち良い。

1/11 12:28

亀甲池。

1/11 12:28

結氷しているが怖くて渡れない。

1/11 12:59

北横岳へ、およそ400mの登り返し。

1/11 13:31

北斜面の薄暗い斜面をつづら折りに標高を上げる。2、3人の踏み跡があり助かる。

1/11 13:47

ほぼ山頂まで樹林帯。

1/11 13:51

樹林帯を抜けたらまたまた暴風。

1/11 13:53

強風だが絶景だ。

1/11 13:54

北横岳北峰到着！

1/11 13:55

ここからは蓼科山と背後の北アルプスが素晴らしい！

1/11 13:55

樹氷越しに南八ヶ岳。

1/11 13:56

北八ヶ岳の森の先、遠くまで見渡せる。

1/11 13:56

御嶽山。

1/11 14:03

暴風で大変だが、それでも自撮りで記念を残そう。

1/11 14:08

北横岳南峰。北峰ほどでは無いがここも風が強い。

1/11 14:08

南八ヶ岳。

1/11 14:08

下ります。

1/11 14:14

北横岳ヒュッテ。多くの人が休憩していた。

1/11 14:20

縞枯山と坪庭全景。

1/11 14:33

坪庭を周回。

1/11 14:42

ロープウェー乗り場。

1/11 14:42

ロープウェー北乗り場から北横岳。

1/11 14:43

登山コースで下る。

1/11 14:53

スキーヤーを尻目にゲレンデ脇を下る。

1/11 15:06

全く楽しそうである。

1/11 15:25

北横岳ロープウェー駐車場に到着。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

マイナス10度以下を想定した防寒対策を怠りなく。

感想

ricefieldspk

　正月も終わった。遅くなったが2020年の山始め。地元は悪天候につき、他県遠征で八ヶ岳山系から今年を始める。

　で、蓼科山。先輩2氏は未踏。単なるピストンでは物足りなさが残るので、ここは少し欲張って北横岳まで行ってみよう、ということで2座縦走することにした。

　蓼科山は相変わらずの人気で、多くのハイカーが雪山を楽しんでいたが、そこから先はほとんど人が入っておらず、静かな雪山歩きとなる。

　雪と戯れ長い下りを下りきり、天祥寺原まで来ると山頂の暴風とは打って変わり快晴無風、全く人もおらず異空間。蓼科山と北横岳を仰ぎ見る絶景地点で休憩とする。カップラーメンがうまい！

このあと亀甲池から北横岳への登りが長く辛抱の時間が続いたが、苦労して極めた山頂からの景観は格別。八ヶ岳ブルーの空の先に広がる絶景を見ながら達成感に浸った。

　滑りを楽しむスキーヤーを脇目にゲレンデ脇を地味に下り、北横ロープウェー駐車場へ。自分的にはここからビーナスライン6.2キロを歩いて戻るつもりだったが、先輩方がそこまでのモチベーションがなく、最後はタクシーで蓼科山登山口駐車場へ送還と相成りました。

　小雪の今冬ですが、それなりに楽しめました。やや遠いのがネックですが冬の八ヶ岳はいつ来ても楽しいところです・・・