お手軽な妙高山
- GPS
- 06:05
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:06
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゲレンデトップまで1,900円 |
写真
感想
今日はロッテアライに誘われていたが、予定より朝早く目が覚めた。スキー場より山だよな。そうだ妙高山に登ってみよう。
AKAKANNに向かう途中雲の切れ間から妙高山山頂が見える。随分と遠くに感じる。駐車場に8時過ぎに着き、今から届くのか?
リフトを乗り継ぎ9時過ぎに歩き出し、まずは前山を目指す。山スキーのメッカなのかトレースがばっちり。しかし、急遽行先を決めたせいか、モチベーションが上がらない。その割に、先行の5人を抜き前山には1時間ほどで到着。行くしかない。
前山から先にはトレースが無くここからはラッセルとなる。妙高山から伸びる尾根は、地図では大したことが無さそうな上り下りだが、実際には細く、さらには急で降りたら登れなそうだ。この頃、辺りはガスに巻かれ、展望もなく不安になりながらも12時までは進もうと決め進む事にした。細尾根を越えると広い尾根に出た。後は登るだけだ。景色が無い中淡々と登る。
そろそろ時間だしどうしよう?と見上げると。神はお見捨てに成らなかった! 山頂がすぐそこに見えた!! 雲の上に出たんだ。モチベーションが上がり行くしかない。
しかし、山頂に近づくにつれ斜度は増し緊張を強いられる。さらには膝ラッセルとなり疲れが出てきた。残り20mなのに進まない。山頂直下は岩が出ていて、アイゼンに切り替える。雪で平らに見えるが腰まで埋まったり。やわらかい雪。アイゼンは利いているのか!? 右は崖、ワンミスで終わってしまう。怖い。
ゴーール! やった!! 登頂で初めて叫んでしまった。北アルプスが良く見えた。雲の隙間から日が差し込み神々しかった。いつもなら、いつまでも居たい山頂なのだが下るのが不安で落ち着かない。さあ、帰ろう。
板を履くが、登りで足を使い切ってしまった様だ。上手く滑れない!ヤバい。逸る気持ちを落ち着かせ山頂直下の急斜面を何とかクリア。そこからは程よい斜度を藪スキーを楽しむ。
あっという間に登り返し地点に到着。地形図を見るとそのまま下れば登山道と合流できる。登山道なら藪もなく快適だろう。藪に阻まれながら登山道に合流。登山道は正解。快適に登山道を下る。
もう少しでスキー場だと安心するも束の間。終わった足に固いゲレンデは苦行だった。
今回は疲れ切ってしまった。余力が無いのはいかがなものかと思うが、出し切ってピークを取れたのは本当に嬉しかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する