鍋冠山、高峰山、塔倉山
- GPS
- 05:40
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 729m
- 下り
- 710m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 7:04
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬期は通常積雪で車両通行不能となる筈が、この日は高峰山登山口の200m手前まで入れた。(本格オフロード車でない四駆車:後からX-TRAILが登山口まで達していた) 塔倉山: 立山町の白岩川ダムを右に見てさらに車道を登り、目桑でナイフジャック左折(案内板あり)して林道を登ると標高500mの塔倉山目桑登山口となる。 |
写真
感想
この日は単独で富山百山穴埋め日。上市方面の未踏3山を狙った。
先ずは鍋冠山。富山百山の高さ1000m未満の山で唯一夏道がなくて積雪期に登ることが推奨されている。超暖冬の今シーズン、冬といえども藪が雪に埋まっていない心配はあるが、逆に普段の冬は入れない林道に車で入れてしまうだろうと思い、その狙いは当たった。
車を停めて林道を歩くことものの3分ほど、字がかすれた看板に「高峰山・XXX方面」とある。XXXは鍋冠山か? 登山口ではなく枝林道を行く。直近のトレースはなく、所により10cmほど沈む雪になってカンジキ装着。その先に「→釜池、←高峰山登山口」の看板があり、その後「高峰山登山口」に達した。やっと山道らしくなり、標高を上げて行く。このまま道を行くと高峰山に行ってしまうので、鍋冠山に直線で最も近づくあたりで地形を見渡すと、緩く上がって行く尾根上のところが歩き易そうと、入ってみる。入ってみるとところどころリボンがあるので、鍋冠への道を示しているかと思い、辿って行った。しかし気がつくと南に逸れて、高峰山登山道に戻ろうとしているではないか。少し戻って改めて鍋冠を目指す。しばらくしてまたリボンが散見されるようになった。窪地を抜けてドーム状の鍋冠への急斜面となる。雪がなければ落ち葉や泥で滑り易い斜面が続くところだ。積雪少ないのでやはり雪の下の落ち葉で崩れて難儀することもあるが、概ね雪に乗って、時には草木を掴んで登って行ける。藪は、笹はかなり埋まっていて、灌木の枝を軽く掻き分けはするが、概ね進むのに抵抗はない。道を外れたプチ藪歩きを約1時間で鍋冠山頂に達した。
次は高峰山だ。鍋冠のドーム部分の下降は登って来たトレースを辿り、間違って引き返してきた方のトレースに入って高峰山登山道に戻って行く。あそこが登山道だと認識できてあと20m位のところで、一人の登山者(青ジャケ)が登山道を歩いてきた。向こうも僕を認めて、僕が斜面を上がり、笹を分けて道に達したところで、「どこから来たんですか?」と。鍋冠に寄ったと説明して、高峰山までほぼ一緒に歩いた。途中で別の一人(黄ジャケ)を追い越し、さらに先行ツボ足トレースがある。こちらは冬でもメジャーな山だ。
高峰山頂で3人になって話もした。黄ジャケの人によると、先行の人は高峰より先、大辻山を目指しているそうだ。大辻山までは高峰山の登り道の2倍くらいあるから、登り通算5, 6時間、帰りは3時間位か。僕はここ高峰山までずっとカンジキを着けて歩いてきたが、帰りは外して、ツボ足トレースを辿って1時間で車まで戻った。自分の車の周辺に、後から停めた3台の車があり、黄ジャケの人は間もなく下りて来て、青ジャケの人は2駆の車と言っていたので判明。残り大辻山へ行った人の車の4桁ナンバーは僕のと同じだった。会って話して見たかったな。
3山目は搭倉山。高峰山からは西方に直線距離で2.7kmにあるが、2山を結ぶまともな山道はなく、新たな登山口へ車で移動する。立山町の白岩川ダムを右に見てさらに車道を登り、目桑でナイフジャック左折して林道を登ると塔倉山目桑登山口となる。登山口標高約500mで先ほどの高峰山のよりも200m程低く、林道には全く雪がない。登山道に入ってもずっと土の道が続き、標高680mで南からの道を合わせてからの最後の登りでやっと雪を踏むようになった。相変わらず曇りで山の方の眺望はないが、富山湾と平野の眺めは良かった。こちらは頂上滞在時間を覗いた正味の行動時間は1時間足らずだった。
これで3山増えて富山百山88座登頂。
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