赤坂山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 681m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ホワイトアウトなので赤旗が必要 |
写真
感想
2012年2月12日の日曜日、木之本ICを降りると雪。マキノスキー場の駐車場に車を停め、スノーシューを持ってゲレンデまで歩く。ゲレンデは標高180m。ここでスノーシューを履き、10時40分いざ出発。ゲレンデは無風状態であるが、真っ白な稜線では雪煙りが舞い上がっているのが見える。子供用のゲレンデから中級車向けゲレンデを登ると山道らしくなる。汗が出始め衣服調節のため小休止。湿った雪も徐々に固まってきて、スノーシューが雪を噛む音が出始める。何度か休憩を入れ、1時間半程登ると東屋に到着。東屋はすっぽり雪に埋もれ、屋根には2m程の積雪がある。地下壕にもぐり込む様に東屋の中に入る。誰もいない東屋で味噌汁を作り、オムスビを頬張る。デザートに、雪をカップに入れ、コンデンスミルクを加えて食べる。東屋を出発。しばらくは勾配の少ない雪の道。左手は川だと云うが雪に埋もれてしまっている。夏道はこの川に沿って登るようだが、そこにトレースは無く、横ちょの尾根に足跡がついている。スノーシューで登るのは大変だ。あちこちについている足跡を選びながら登るが、足を掛けるのが大変な高い段差もあり、少々難儀である。ブナ林の中、急な尾根の雪道が続く。ブナの木も低くなり、風がそよぎ始めると、ガスの中に高圧線の鉄塔がボ〜っと現れる。鉄塔まで登ると風は急に強まり、フードを被る。鉄塔から先はホワイトアウト。木々は消え、足跡は消し飛んだ広い斜面を登る。要所要所に赤旗を挿し立て、ミルク色の斜面を登る。 強風で身体を揺らしながら、丸い丘を登り切ると、あっけなく頂上に着く。するとガスが流れ、視界が開け、なんと琵琶湖が見える。相変わらずの強風だが、頂上についた途端、青空も見え始めラッキー。下山時、登って来たときの足跡はすでに消し飛び、赤旗を回収しながら処女雪を蹴散らし下る。鉄塔から先は風も遮られ、急な尾根には深い足跡が縦横無尽に着いている。これをスノーシューで下るのは至難の業。新雪を蹴散らし、雪玉を転がして下る。とっても急な場所ではこの方法は無理。止むを得ず足跡のついた道を慎重に下る。最後の急坂では転んでしまい、そのままシりセ―ド。東屋から先は一旦緩やかになるが、再び勾配がきつくなる。最後はゲレンデの端を下り、無事駐車場に帰り着くことが出来た。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する