高坪山
- GPS
- 07:33
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 555m
- 下り
- 562m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝のこのこ起きて新聞見たら、たいらスキー場で積雪50cmとなって営業開始すると。そしたら1月に行きそこなった高坪山でスキーが使えるだろうと、出かけることにした。
たいらスキー場下から、1月11日には奥まで車で入れてしまった車道をスキーで歩き出す。新雪が4〜50cmあり、その下に古い雪は殆どない様だ。わだちが途中でなくなって踝ラッセルとなった。宮谷尾根登り口までの約900mは下り基調だが30分近くかかった。
宮谷尾根の登山道部分は距離1km、標高差170mで上で林道に抜ける。この尾根を登るか、林道伝いを続けるかが一つの選択肢であり、林道はかったるいだろうと尾根を登ることにする。登り始めはかなりの急登で、道はえぐれていてスキー歩行は困難とシートラにする。標高差50mほど登り、やや傾斜が減ってスキー歩行に戻る。概ね順調に歩けるが、道脇の樹木の枝が雪の重みで下がって道を塞ぐところが障害となる。尾根道の上半部は緩傾斜となり、障害も減って歩き易くなって林道に到達。
高坪山の最終登山口までの林道歩きが長かった。歩く距離は2.8kmで標高800mから860mへ正味60m上がるだけだが、途中865-847-875mと上下して最後に下って登山口となる。下りもラッセルで緩いので、滑って速くなることはない。そして水流雪切れの障害も随所にある。この区間の無雪期コースタイム40分に対し105分かかってしまった。
最終登山口から高坪山頂までは残り標高差150mほど、無雪期タイムは30分である。登山口からは浅い沢状を登って尾根にでるが、この高々標高差40mほどが一番の難儀で、垂れ枝障害に登山道不明瞭でミスルートしたりで30分を要した。尾根に出てしばらく順調に上がれたが、山頂近くなってまた垂れ枝障害、あるいは寝ている枝の上を歩いたりで、登山口から90分、やっと山頂の広場に達した。
山頂から林道までの下りは、案外と楽しい滑走になった。登山道が曲がっている通りに曲がって行かねばならないが、新雪ならではのブレーキがかかるし、エイヤッと曲がれる。局部的に急だったり狭い所で連続横滑りになる。伏臥枝上板歩きもご愛敬。
さてまた長い林道区間。聞いてきたばかりの、片足シールを試してみる。緩くアップダウンを繰り返すこの区間に適した技法だと判った。登りはノーシールでもなんとか踏ん張って進める様だが、踏ん張りとスリップでそれなりに疲れるはず。それが両足シールと遜色なく歩いて行ける。下りはノーシールでも自動的には進んで行かない程度で、シール足で蹴ってもう片足で滑って進むので、より大きなストライドで進める。行きよりは大幅短縮したが、それでも65分かかり、40分の無雪期タイムよりは長かった。
宮谷尾根も山頂滑降と似たような感じで、緩斜面区間は楽々ボブスレー滑降。最下部シートラで登った区間をやはりシートラで下りて車道へ。最後の緩い登りの車道をまた片足シールで出発点に戻った。ガイドブックの往復所用時間は3時間ほどで、駐車場所から宮谷尾根取り付きまでの片道900mが距離的に増えるが、倍掛ければ行って帰って来られるだろうと踏んでいたのだが、実際は7時間半で2.5倍かかったことになる。
ともあれ富山百山89座目。
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