道宗道（井波〜五箇山 チャリ周回）

2024年11月08日(金) [日帰り]

• GPS: 13:39
• 距離: 70.2km
• 登り: 2,700m
• 下り: 2,700m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:03
• 休憩: 2:36
• 合計: 13:39

距離 70.2km 登り 2,700m 下り 2,700m

3:08 大門川河川公園
3:18 瑞泉寺
4:37 4:43 八乙女山
5:48 大寺山
6:32 6:52 赤祖父山
8:02 明神峠
8:20 8:37 高清水山
9:32 9:35 高落場山
9:51 朴峠
10:20 10:45 たいらスキー場
10:55 宮谷尾根登山口
11:30 11:44 菅沼分岐
12:27 12:33 小倉山
13:13 13:33 道宗道登山口
13:47 行徳寺
14:20 14:41 上梨バス停
16:18 16:42 瑞泉寺
16:47 大門川河川公園

[歩行区間]
距離30km、累積高低⊕2,400m⊝2100m

[チャリ区間]　距離40km

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自転車を五箇山の小倉山登山口にデポ。その後、車で井波に移動し、道の駅向かいの大門川河川公園に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

林道に至るまで刈り払い整備が施されていて、とても歩き易いコースでした。注意点は分かれ道が多い事くらいでしょう。「道宗道」の道標は分岐点に必ず設置されていますが、解り難い場所もあります。予めルートデータを落として挑む方が無難です。自分は確認不足で度々ルートミスしました💦
冬型の気圧配置で3日ほど暴風が続いた為、落ち葉と水溜まりが凄いコトに。。

その他周辺情報

下山後は汗を流しに「柳湯」へ。温泉ではありませんが、昭和感が満載で居心地の良い銭湯でした。シャンプー類の備え付けなし。

写真

11/8 3:24

瑞泉寺を起点に「道宗道」スタート！

11/8 3:26

雰囲気のある門前町

11/8 3:47

車道を歩き登山口へ。先ずは夜明けまでの3時間を頑張ります。

11/8 4:45

first peakの八乙女山。三個の看板どれもが高クオリティで流石。木彫りの町ならではの標識です。

11/8 4:41

味のある字で達筆。

11/8 5:55

今のところ看板しか撮ってない。

11/8 6:02

おっ！夜が明けてきた。
快晴じゃないか。

11/8 6:03

立山連峰のシルエットが浮かび上がる。

11/8 6:40

日の出に間に合うべく、大急ぎで山頂まで駆けってきました😅

11/8 6:42

おはようSUN☀

11/8 6:44

こちらは白山方面

11/8 6:46

初冠雪の白山。
ようやくだね♪

11/8 6:55

冷え込んでます❄️

11/8 6:56

先も長いし、ぼちぼち行動再開しようかー

11/8 7:11

山毛欅のトレイルで、

11/8 7:26

清々しい朝は続く✨

11/8 7:33

落ち葉ロード
稜線上の紅葉は最終盤。

11/8 7:01

砺波を一望

11/8 7:42

反対側は雲海で埋没。

11/8 8:19

藻が張った池が出てきた。

11/8 8:21

ん⁉雪〜‼

11/8 8:30

謎の、、カニ？

11/8 8:33

高清水山

11/8 8:52

少し降って白山が現れた。
nice view‼

11/8 8:53

正面トンガリは高坪山で、左は人形山と思います。

11/8 9:04

道宗道モニュメント
「道宗さまの通い道」

11/8 9:15

分岐点には必ず標柱がある。因みに向こう側は違う登山口へと下りる道。

11/8 9:20

象さんブナ
なるほど〜確かに。

11/8 9:20

離れて眺めると、さらに納得。ゾウにしか見えん😊

11/8 9:24

高速道路を快調に進んでいたら、笹の向こう側で急に笛が鳴り飛び上がる程ビックリした(たぶん割と近く)。それ以後は鈴音と共にしきりに鳴らしていた。。熊と勘違いされたかも💦

11/8 9:25

気を取り直して、、
こちらは兜ブナ。

11/8 9:27

道は続くよ何処までも♪

11/8 9:38

高落葉山で17〜18km地点。ようやく半分超えて後半戦。

11/8 9:41

彼方に薬師から槍の稜線

11/8 10:04

一旦下山に掛かります。

11/8 10:05

紅葉も少しずつ降りてきています。

11/8 10:18

河まで下降

11/8 10:37

たいらスキー場
ラーメンの幟に心惹かれるが、、

11/8 10:33

持参のやつで。

11/8 10:56

林道を進む。囲まれた里山もよい。

11/8 11:00

ラストの小倉山へ。

11/8 11:07

11/8 11:17

高坪山だ。ピストンするかどうするか。

11/8 11:38

背丈を超えるススキが覆ってあり止めた。日も短くなったし山中に長居は無用だ。

11/8 11:56

終盤を迎えての急坂は堪える💦

11/8 11:56

癒し🍂

11/8 12:01

振り返れば道宗道の山々と冠雪のアルプス

11/8 12:01

輝いております。結局のところ、今年は剱に行けず終い😭

11/8 12:32

ラストピークです。
展望なし。

11/8 12:43

下山しましょう。

11/8 12:50

激下り過ぎでしょ〜

11/8 12:56

麓が近くなって来た。

11/8 13:18

箱庭チックな相倉集落

11/8 13:35

げざーん。思わず倒れ込んで休憩。

11/8 13:22

仕込んでおいたチャリと再会。お待たせしました。

11/8 13:39

チャリの部スタート

11/8 13:51

赤尾の行徳寺

11/8 13:51

五箇山らしく茅葺の屋根

11/8 13:53

道宗道の云われです。

11/8 14:24

R156の快適なチャリロード。井波まで40kmの道のりです🚴

11/8 14:27

途中の上梨集落は誘惑一杯

11/8 14:28

作助さんにて休憩。
看板の流刑小屋は橋の先です。此処じゃないよ(笑)

11/8 14:39

五平餅を頂きました。美味し。

11/8 14:47

白山宮にも参拝。

11/8 15:06

庄川沿いをひたすら進む。大牧トンネル前の登りで力尽きた。

11/8 16:20

やっとのことで井波に到着。足よりも尻が痛い。

11/8 16:22

どこのお店も木彫りの彫刻が凄い。立派な鳳凰が隠れてしまって勿体ない。。

11/8 16:22

昇り龍に下り龍

11/8 16:23

戻って来ました〜！

11/8 16:25

瑞泉寺山門

11/8 16:26

豪華絢爛な極彩色の彫物より、繊細な素の彫刻の方が好みかも。

11/8 16:31

手前が阿弥陀さまの本堂で、奥は太子堂。太子堂には後小松天皇より下賜された聖徳太子の尊像が安置される。

11/8 16:39

いたる処に細やかな彫刻があり素晴らしい。普通は軒下裏面になんか無いはず。一つだけでも年単位で掛かるんじゃないか？寺院彫刻の粋を極めている。

11/8 16:38

参台正面には龍
（松は何処だ？井波？）

11/8 16:38

左に吽形の虎（竹）

11/8 16:39

右に阿形の虎（梅）

11/8 16:43

本山級の寺院で見応えがあり、道宗さんは此処へ毎月のように通っていたんだと感慨深い思いでした。日暮れ前に訪れることが出来て本当によかった。。

撮影機器：

RICOH GR III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

晩秋の装備一式

感想

Chabo-s

昔々、、500年余り前のこと。越中五箇山の赤尾の地に道宗(幼名 弥七)がおった。蓮如上人に帰依し、信仰の篤い彼は井波の瑞泉寺へと月に一度、念仏お聴聞の為に片道30kmの道のりを夏の日も冬の日も足繁く通ったそうな。いつしか彼の功績は地域の誇りとして、通った足跡は道宗道と名を変え今日に至る。。

と、、かなり端折っての沿革ですが、歴史ロマン溢れる「道宗道」に紅葉の時期に合わせて歩いてきました。帰りは自転車にて周回しました。
昔の飛脚は1日で100km超を歩いたとあるものの、朝の勤行に合わせて夜間発で山中を歩き、おそらくは日帰りで五箇山に帰るなど現代人には到底不可能。しかも草鞋に提灯とか。。満月だったら行ける？わけないですね。しかし、事実なのでしょう。唯々凄いとしか言いようがありません。

そんな道宗道。白山や剱立山の展望良し、高速トレイルの登山道で、道宗さんに思いをはせながら歩く道や史跡は格別のものでした。合掌造りの五箇山や木彫りの井波のプチ観光も満喫し、秋晴れの紅葉時期も相まって楽しい1日になりました。

ありがたや、ありがたや。
合掌(*´ω｀*)