薬師沢から赤木沢遡行 天国満喫
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- GPS
- 128:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 479m
天候 | 9日、10日晴れ、11日朝晴れ昼ごろからガス時々小雨、12日早朝雨、晴れのち曇り、13日雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部川、赤木沢ともに水量は少なかった。 |
感想
8月盛夏、赤木沢にいって来た。
折立から入山して太郎平で幕営。
翌朝薬師沢へ下りて薬師小屋で装備をつけて小屋前から黒部川へ。
赤木沢の出合まではほぼ左岸を歩いた。
途中、若い女性レンジャー二人と
釣ったイワナをさばいて新聞紙にくるんでいる釣り人に会った。
出合で腰まで浸かり赤木沢へ。
遡行図は持って来ていたが、小さな滝、ナメ滝の連続で途中から
どれがどれだかわからなくなった。
あまりに気持ちよく美しすぎて、もう言葉にならない。
パートナーと一緒にワーッ、きゃー、スゲー、気持ちいい!を
連発しながらずんずん歩いて行く。
なるべく高巻き無しで行こうと思ったが、二箇所ほどは高巻いた。
滝を登るときに念のためにロープを出して確保した箇所が一箇所あったが、
沢シューズで登り慣れているひとなら、ロープをだす必要はないかもしれない。
10mほどの滝に美しい滝壺があり、
誰もいないのを見計らって泳いだ。
キャーキャーいいながら水遊びをして、上がって服を来た途端に、
下流から釣り人二人が現れてびっくりした。
ごめんなさい、このあたりでは釣れませんね、、。
やっと大滝に到達。これまでの滝とは規模が違う、さすが大滝。
滝壺から階段状の滝があって、その手前の右側の草付きの急斜面を高巻きした。
パートナーはここで軽く滑落した。ロープ出せばよかった。
もうひとつ滝壺よりの斜面を上がることもできるみたいだが、
後で知ったのだが、そこを登って滝壺に転落したひとがいたらしい。
こわっ。
大滝からあともナメと小滝の連続。
途中、沢は枝分かれしているので、遡行図で確認しながら稜線を目指した。
が、最後のツメで踏みあとを見失い、藪漕ぎしてしまった。
稜線に出てから黒部五郎岳までの登り、コタエマシタ。
沢道具にハーネスやロープ、テントシュラフなどの幕営道具一式がはいったザックが
ぐいぐいと肩と腰に食い込む。
黒部五郎岳からは山頂ピストンしたあとにカールルートで下山。
暗くなってからテント場に到着。飯食って爆睡。
予定では黒部五郎小屋から五郎沢を下りて黒部本流を横断、
祖父平から祖父沢を詰めて雲ノ平に至るはずだったが、
赤木沢と黒部五郎岳で精魂尽き果てたパートナーを無事下山させることに変更。
翌日は三俣山荘に顔出して、そのあとノンビリ双六小屋のテント場まで。
双六小屋では、前回の山行で外傷怪我した箇所が膿んできていたので
診療所で治療してもらった。
翌日新穂高に下りた。
赤木沢は、幕営行ならハーネスやガチャを持たないで、
メットと補助ロープだけで
L&Fで攻めて稜線に上がるのが正解かも。
稜線手前の踏みあとは不明瞭になるので、
涸れてガレた沢を最後まで詰める方がいいかも。
写真は近々アップします。
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