【入笠山】スノーハイキング
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- GPS
- 04:40
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 288m
- 下り
- 292m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 4:38
ベンチは除雪されていてありがたい。
念のために持参したスコップの出番は無し。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇富士見パノラマリゾートはファミリースキーやスノーボーダーで賑わうスキーリゾートであるが、スノーシューを利用した雪山入門コースとしても人気スポットである。 〇ハイキングコースは良く整備されていて、ハイカーも多く、 踏み跡を辿れば、道迷いすることも無いと思う。 〇今シーズンは積雪が少なく、ガリガリ雪面でスノーシューの出番は無い。 |
その他周辺情報 | 〇富士見パノラマリゾート https://www.fujimipanorama.com/snow/ 〇ゆ〜とろん 水神の湯 http://yuutoron.com/ ★今回利用:@¥800 富士見パノラマリゾートでもらった¥100割引きクーポンを利用 <参考> 〇富士見温泉ふれあいセンターふじみ https://yumap.jp/nagano/spot/1279 〇道の駅信州蔦木宿 つたの湯 http://www.tsutakijuku.jp/ |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
感想
入笠山のスノーハイク、長男の雪山デビュー。
長男は細身タイプの小柄な体形だが、
足のサイズは全く同じということで、
昨年、前後にコバ付きの靴に買換え時に、
以前の冬靴とそれ用の12本爪アイゼンを譲っていたのだが、
中々一緒に行く機会が無かったので、今回はその試し履きとなる。
積雪情報で雪は少ないことは確認していたが、
ついでアルペンスノーポンやアルミワカンも体験させるため持参。
二人分の雪山支度を準備して、ちょっと大袈裟な装備で出発。
スキー用のストックも二人分、物置から出して用意していたのだが、
早朝の慌ただしさの中、なんと玄関に置き忘れて出発。
長男の運転の車で、8:30始発のゴンドラに合わせて現地入り。
途中の双葉SAで日の出を迎え、
朝陽の中に見事に浮き出ている富士山のシルエットに感激。
さすが晴れの土曜日、
スキーヤーやスノーボーダーで大変にぎわっている。
身支度を済ませ、モンベルカードを提示して、
@¥1,500で往復ゴンドラチケットを買い求め、
8:45にゴンドラ山頂駅に到着。
スノーハイカーも結構大勢いらっしゃる。
青空の中、八ヶ岳のクッキリ浮かび上がっているのだが、
山の稜線に沿って分厚い雲が被さっている。
ガリガリの雪道を湿原方面へ歩き出す。
所々凍結箇所はあるが、新鮮な空気の中、
ザクザクとしたグリップ感で気持ちよく歩く。
湿原の木道はほとんど積雪は無かった。
山彦荘の前のベンチでアイゼン装着。
ガリガリに凍っている沢沿いの遊歩道、
小刻みなアップダウンでアイゼンの感触を確かめる。
ガシガシとアイゼンが効いている安心感。
旧スキー場のゲレンデ斜面に差し掛かると、
ガリガリの積雪で不安定な足取りとなり、
ストックレスで来たのを後悔し始める。
ゲレンデから登山道へ出る合流点近くで、
自身のアイゼンのベルトのたわみを引っかけて転倒。
アイゼンの装着を修正するため、
長男にはそのまま先行するように指示する。
コースから外れた吹き溜まりでの作業で、
思わずかなりの時間を要した。
その間、無理な姿勢で屈んでいたので、
少々貧血状態となり、10分ほど小休止。
先行する長男との距離に差がついたので、
電話連絡して山頂で待ち合わせることにする。
息を吹き返し、
分岐点を岩場コースを選択して山頂を目指す。
登頂すると、寒風の中で寒そうに待っている長男と合流。
山頂は青空の晴天だが雲が多く、冷気により霞んでいる。
それでも目の前の八ヶ岳はクッキリと美しい。
長男は諏訪湖方面の眺望をさかんに愛でいた。
風も冷たく、ランチには未だ早いので山頂を後にする。
下山は首切清水方面に降りて、八ヶ岳ビューポイントを目指した。
数年前にソロで来たときに同じ下山ルートを、
アルペンスノーポンを装着して、フカフカ雪の林間を
一気に直降して快感を味わったのだが、
今回は雪も少なく、林間は笹が露出しており直降は不可能。
登山コースをアイゼンを効かせてゆっくり降りる、
途中で枯れ枝を拾ってストック替わりに利用する。
首切清水登山口の手前の林道が確認できる地点で、
林間を直降している足跡を見つけ、
それを頼りにショートカットを試みる。
林道に合流したところで、長男にスノーポンを装着させ、
林間のフカフカに積雪があるところを歩かせて
装着感を体験させてみたが、あまりしっくりこなかった様子。
八ヶ岳ビューポイントでランチタイム。
青空の中、クッキリとした八ヶ岳の山々が美しい。
置かれているベンチもしっかりと除雪されており、
座り易くベンチ回りの雪も掘り広げられている。
念のために持参したスコップの出番も無く、
ありがたいことである。
ランチは「カレーめし」とココア、
其々でペットボトルの水で湯を沸かし、
のんびりと一時間余りのランチタイム、
少々疲れた身体にココアが温かくとても美味しく、
おかわりして二杯づつ飲んだ。
お花畑の入り口付近でアイゼンを外し、
帰路は林道を周回して、ゴンドラ山頂駅を目指す。
学校寮がある付近は人通りも少なく、とても雪深い。
二つの分岐をどちらも右に折れ、
朝降りた湿原への入り口前を通過して、
そこそこの登りを上がりきると、両脇に鉄塔が現れる。
すると直ぐに下りだし、ゴンドラ山頂駅の裏に到着。
本日のゴールである。
目の前の明るく美しい八ヶ岳をしっかり見納めて、
下りのゴンドラに乗り込むと、係の人に手渡された
温かいおしぼりが、なんとも気持ちがよく有難い。
未だ空いている時間帯だったので、着替えを兼ね、
「ゆ〜とろん」に立ち寄って汗を流して帰路についた。
あまり良いとは言えない雪のコンディションであったが、
半日のスノーハイク、そこそこ楽しい時間を過ごせた。
前半に貧血を起こしたせいか、変な筋肉痛が残った。
あと、普段如何にストックを頼った歩行をしているかを
思い知り、ストックの有難さを思い知った。
初めての雪山体験の長男はかなり疲労の様子であったが、
「今度は雪中キャンプをしてみたい」との感想。
今朝も全身筋肉痛でバリバリ状態であったが、
7:00からの早朝野球に駆けつけて行った。
体力のある若さが羨ましい。
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