蛭ヶ岳 ダイヤモンド富士は正に感動の光景 長〜い宮ヶ瀬ルートで

2020年02月09日(日) ~ 2020年02月10日(月)

• GPS: 10:18
• 距離: 20.6km
• 登り: 2,061m
• 下り: 1,880m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:51

8:42 三叉路バス停
9:28 9:28 御殿森
9:35 9:36 御殿森ノ頭
10:03 10:09 高畑山
10:43 10:43 松小屋ノ頭
12:00 12:10 本間ノ頭
12:19 12:19 無名ノ頭
12:36 12:36 円山木ノ頭
12:57 12:57 太礼ノ頭
13:10 13:11 瀬戸沢ノ頭
13:45 13:45 みやま山荘
13:47 13:54 丹沢山
14:09 14:10 早戸川乗越
14:23 14:24 箒杉沢ノ頭
14:29 14:30 不動ノ峰休憩所
14:36 14:37 不動ノ峰
14:47 14:48 棚沢ノ頭
15:02 15:02 鬼ヶ岩ノ頭
15:06 15:06 鬼ヶ岩
15:12 15:12 中ノ沢乗越
15:28 15:28 蛭ヶ岳山荘
15:33 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:17

14:26 蛭ヶ岳
14:36 14:36 小御岳
14:49 14:49 ポッチノ頭
15:04 15:04 地蔵平
15:15 15:16 地蔵平道標
15:24 15:24 原小屋平
15:43 15:50 姫次
15:53 15:53 東海自然歩道最高地点
16:10 16:11 八丁坂ノ頭
16:50 16:51 945m峰
17:17 17:19 八丁坂ルート入口
17:34 17:34 黍殻山登山口駐車場
17:43 ゴール地点

天候

1日目は快晴、二日目はガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

行きは小田急本厚木から宮ケ瀬行バス、三叉路で下車。
帰りは青根の黍殻山駐車場より車。

コース状況／危険箇所等

全コース一般登山道。
宮ケ瀬三叉路から丹沢山への道はとにかく長大な尾根で、最後に三峰（実際には四峰ある）のアップダウンを越えて行くので健脚者向けコース。登り始めは急ですが、その後はいくつかのピークを越える部分を除き、緩やかな斜面が延々と続きます。でも、歩いていて気持ちの良い道なので、退屈はしませんでした。
雪は行きは三峰あたりから、下りはモノレール付近までしっかりあり、滑り止め必須です。先月末の雪がまだこれだけ残っているのはちょっと驚きでした。

その他周辺情報

413号線は迂回路を使って開通。バスは平丸までの運行。癒しの湯は営業中、お客さんが少なく、被災者の為に沸かしている様な感じだそうで、もっと利用してあげて下さい。

写真

2/9 8:44

三叉路から76号線を南下しすぐ登山口。この後も道標がしっかりあり、道も明確で、迷う事は無い。

2/9 9:06

始めは急斜なジグザグだが、やがてなだらかな気持ちの良い尾根やトラバース道に変わる。比較的植林されていない原生林が多いので歩いていて楽しい。

2/9 10:03

高畑山。特にどうという事もないか。

2/9 10:33

この尾根で唯一危ないのは金冷やし前後の岩場地帯であるが、気を付ければ普通に通れる。

2/9 13:20

本間の頭手前あたりから雪がべったりついた道になり、やがて蛭ヶ岳が見えてくる。

2/9 13:42

久々に来た堂平方面への分岐点。ここまでが恐ろしく遠かった。
今日は雲取山も見えている。

2/9 13:48

丹沢山では富士山がまだ輝いていた。こりゃ最高の日よりだ。

2/9 14:21

蛭ヶ岳はの主脈縦走路で丹沢山、塔の岳方向を見る。北斜面なので、雪で輝いている。

2/9 15:01

棚沢の頭を過ぎ、段々蛭ヶ岳が近づいてくる。この辺気持ちの良い所。

2/9 15:05

鬼が岩まで来た。蛭ヶ岳カレーののぼりが見える。

2/9 15:08

鬼が岩を振り返る。ここは北斜面なので雪は沢山あり、積雪直後は怖そう。今日は鎖がしっかり出ていたので安心。

2/9 15:35

蛭ヶ岳に到着。かなり陽は傾いて、これからの大パノラマに期待。こういう遅い時間にいる事も珍しいので、見る景色がすべて新鮮。

2/9 16:51

丹沢山方面も夕日で赤く色づいてくる。

2/9 16:50

太陽が左うえからだんだん富士山に近づいてくる。

2/9 16:53

もう少しでタッチダウン！

2/9 17:00

おお、ついに太陽が富士山の真上でダイヤモンドが沈んでいく。初めて見る感無量の光景。

2/9 17:00

視線を変えて。

2/9 17:12

そして音も無く静かにずぶずぶと沈んでいった。

2/9 17:46

静寂の世界が残った。この余韻がたまらない。感動でううっときそうだ。こんな素晴らしきものを見られた事に感謝。

2/9 19:30

そして今度は都心や横浜方向の夜景が広がった。こちらはダイヤモンドシティーライト。

2/9 21:33

小屋の中では、大パノラマを見れた人たちが大騒ぎ。今日来ていたのはたった10人程。とんでもなくラッキーな人たちです。

2/10 7:00

翌朝は朝焼けを期待したが、夜の内に嵐の様な風が吹き荒れ、起きたらなぜか深いガスの中。

2/10 7:02

でも霧氷の森が広がり、お伽の世界の様な光景だった。

2/10 7:05

霜で縁取られた馬酔木の葉。ガラスのビーズをかがった様な縁取り。

2/10 8:55

しばらく待っていると、だんだんと富士が見えて来た。

2/10 9:03

来たー、霧氷と富士の二重奏。朝焼けの富士はダメだったが、これも素晴らしい！

2/10 10:25

輝く霧氷が美しい。日が照るとどんどん溶けてしまうので、良く見ておかないと。

2/10 11:18

今日の蛭カレーも肉類タップりのスタミナカレー。ごちそうさまでした。今回は素晴らしい景色、素敵な山友にも会えたし、心おきなく楽しめました。そしてゆっくり下山。

2/10 15:42

姫次で蛭ヶ岳を振り返る。大変思いで深い二日間でした。もう蛭様病は治りません。また何度も来ちゃいますよ。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

装備

個人装備

長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック

感想

ヤスさん

前から行きたかった蛭ヶ岳のダイヤモンド富士、今年は晴天を信じて行って大正解。まれに見る快晴の空の下、赤く輝くダイヤモンド富士、こんな光景、見た事がありません。正に感動、楽しめました。もう病みつきになりました。

コメント

miss-T

素晴らしいダイヤモンド富士ですね！
わ〜ど真ん中ですね！

週末は富士山にいて、日曜の夕方は山中湖で富士山を眺めていましたが、
山中湖からだと日没は右肩に少しずれてました。
駐車場はダイヤモンド富士狙いの人であふれかえっていたので、
もうちょっと中心に近いところに沈むかなと思っていたけど、
そうでもなくて、残念でした。

蛭ヶ岳からのダイヤモンド富士、機会があれば一度見てみたいものです！

ヤスさん

Re: 素晴らしいダイヤモンド富士ですね！
miss-Tさん、どストライクでした。行っても必ず見れるわけではないので超ラッキーでした。
是非次回は見に来て下さい！