白馬乗鞍岳 BC 今シーズン一番のパウダー、でも涙のテレマークターン封印

2020年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 14.0km
• 登り: 790m
• 下り: 1,621m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:25

9:36 スタート地点
11:37 11:37 風吹大池方面分岐
12:09 12:15 白馬乗鞍岳東斜面上部
12:37 12:37 風吹大池方面分岐
12:45 12:45 天狗原/白馬岳神社
13:35 13:35 ゴンドラリフト栂の森駅
13:56 13:57 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
14:01 駐車場

天候

ゲレンデは雲の下、天狗原から上は雲の上

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝までの降雪が大町で10cm、白馬村で20cm、栂池スキー場で30cmほどもあり、道路は除雪されているものの一部圧雪、一部凍結ということで慎重に運転しました。

写真

30分前から並びましたが、いつの間にか後ろに長い行列が。

ゲレンデも未圧雪部は30cmほどのパウダーです。午前券を買ったのでせっかくなので何度か滑ります。

急にガスが晴れました。

目指す白馬乗鞍岳。積雪も増え、滑るには問題無さそう。

船越の頭の斜面。こちらも積雪はたっぷり。ただ稜線は風が強そう。

今日はゲレンデだけでも十分楽しめそう(^^)。

林道を進みます。

白馬三山もきれいに見えてきました。

船越の頭の斜面。今日はラッセルがきつそう。

白馬乗鞍岳。

白馬岳。

天狗原に向かいます。

天狗原に登る斜面。

隣の斜面の様子。40〜50cmほどのさらさらの新雪が積もっています。

わくわくが止まりません(^^)。

天狗原を進みます。たださすがに天狗原はそれなりの風が吹いていました。

正面にどーんと白馬乗鞍岳。

雲海の上にピークは出ています。

鹿島槍、五竜岳、唐松岳。唐松岳も風が強そう。

風で先行者のトレースが消えかかっています。

斜面を登ります。トレースの部分はほとんど沈みませんが、両脇はストックを差すと30cm以上沈みます。

一番奥の斜面も美味しそう。

左側の斜面も美味しそう。稜線だけはかりかりっぽいですが。

雪崩れやすい斜面を避けてトレースが付いています。

だいぶ登ってきました。斜面上部の雪庇気味の吹き溜まりが雪崩れやすいのです。

風が強くなりました。稜線から滑るのは雪崩も気になりますので、今回はここをピークとします。

では滑り始めます。

頸城山塊。

真っ白な火打。

妙高、三田原山。

斜面を見下ろします。登ってくる人も多いので、トレースから少し離れて、ここからフォールラインに落ちて行きます。

滑ろうと思って最初の1ターン目でいきなり左の板が外れ、よく見るとテレマークのビンディングが切れてしまっていました(^^;。仕方なし、ロープ（実際にはキャリアベルト）で靴とビンディングをなんとか固定して滑り始めます。ただテレマークターンをすると外れてしまうので、今回はテレマークターンは封印です。

少し下ると風がだいぶ弱くなりました。

アルペンターンで1ターン1ターン丁寧に滑り降りていきます。でもやっぱりテレマークターンの方が遥かに気持ちが良いのですが(^^;。

テレマークターンは封印ですがでも気持ち良く滑り降りることが出来ました。

マイシュプールをズーム。

続いて天狗原から下る斜面を滑ってみます。

こちらの方が風の影響が無く、また新雪も深いですね。

最高！。ディープパウダーを滑るなら今日はこの斜面が最高です。何度かスプレーを胸のあたりに感じました(^^)。

隣で大きなスプレーを挙げて気持ち良さそうに滑っているスキーヤーが目に入ったので、思わずぱちり。

なだらかになっても埋もれること無く気持ち良く滑れました。

平坦になると逆に日差しの影響が少なくなり、パウダーの感触がまだ残っていました。

この辺りでストックを差すとこれくらい刺さります。今日は今シーズンで一番のパウダーデイでした。

感想

Fujimori-W

今シーズン一番の寒波で白馬方面も大雪となりましたので、新雪を求めて久しぶりに白馬方面にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけて来ました。
スキー場で新雪は30cmほど。天狗原に登る斜面は50cm以上の柔らかいパウダー、白馬乗鞍岳は強風の影響でパック気味でしたが、気持ち良く滑ることが出来ました。
ただ滑り出して1ターン目でまさかのテレマークのビンディングのワイヤーが切れてしまい、仕方なしロープで応急処置で固定してなんとか滑りました。