岡山県瀬戸内市 岡山いこいの村〜「布浜ビューライン」〜大平山
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- GPS
- 03:09
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 378m
- 下り
- 378m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:08
歩行距離9km、歩行時間2時間30分、歩行数14,400歩、消費カロリー1,570Kcal
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ピストン部分の未舗装道の一部は、豪雨で崩れたような深さ30cm以上の溝があっちこっちできていますが、歩くのに支障はありません。今回は雨上がりでしたが、水たまりはよけられる大きさで、特に滑りやすい箇所もありませんでした。 なお、観察小屋(瞑想小屋)<写真28>のすぐ北から北上する道は立ち入り禁止ですが、今回のように北東から周回すると、知らずに入り込んでしまうかもしれません。 大平山野鳥の森北東端分岐(観察小屋<写真28>撮影地点の東)から標高140.2m三角点<写真19>を経て半島の南端までのピストン部分は、舗装と未舗装が交互に出てくる歩きやすい道です。砂利や土道の部分は、豪雨で崩れたような深さ30cm以上の溝があっちこっちにできていますが、豪雨でもない限り、これ以上は崩れてこないでしょう。一部に水たまりがありましたが、よけて通れました。 半島の南端近く、ちょうど地形図の実線の道の終点辺りで道は終わり、周辺には低木がまばらに生えています。木の間をぬって歩くと、視界が開けて行き止まりになります。足元は花崗岩が風化したようなザラついた土ですが、少し気を付ければ海にドボンの心配はありません。 |
その他周辺情報 | スタート&ゴール地点の岡山いこいの村は宿泊施設ですが、11〜15時の間の3時間に限り、露天風呂付客室1室(2〜6名様)を食事付きで貸切りできます。 |
写真
トイレのエミュー様
動画ではわかりにくいのですが、男性用の前にうずくまる黒い影が!♬トイレにはそれはそれはキレイなエミュー様がいるんやで(^^♪左隣の女子トイレでヒナを育てていたときに見に行ったことがあります。
&大多府島&家島諸島
手前に鴻島(こうじま)、その背後右に大多府島(おおたぶじま)、左に頭島(かしらじま)、頭島の左に橋でつながっている鹿久居島(かくいじま)、一番奥に家島諸島が見えました。
&家島諸島&淡路島
左端に鴻島(こうじま)の最高峰で標高147.2m頂上三角点<点名:鴻島>がある鴻の鳥山、中央に大多府島(おおたぶじま)、その奥の家島諸島の背後に淡路島が見えました。
&長島&小豆島
だんだんビューラインの先端部に近づきわくわくします。未舗装部分は豪雨で崩れてあっちこっち溝ができていますが、歩くのに支障はありません。この少し南から歩きながら動画を撮りました。道の両サイドが海なので気持ち良かったです。
&かき養殖場
「布浜ビューライン」終点からさらに低木をぬって進むと、目の前が開け鴻島(こうじま)が現れました。島全体が別荘地の場所は日本中探しても他にありません。バブル期の豪華な別荘(敷地1,356屐3SLDK)が1,200万円台で購入できるようです。動画も撮りました。
かき養殖場越しに長島の西端部が見えました。左の橋は、1988年に完成した邑久(おく)長島大橋です。長島にあるハンセン病療養所の入所者の方々の声で実現したため、島での完全隔離からの解放のシンボルとして「人間回復の橋」とも呼ばれます。
ヒトがあまり来ないのか、道沿い高さ1m足らずの所に堂々と巣を作っていました。10×12cm程の楕円形で深さは15cm程、穴の直径は4cm程度で使用済みかどうかは未確認です。大きさや周辺の状況からすると、ウグイスのようです。早春から巣作りを始めるそうなので、産卵期前でよかったです。
大平山頂上<写真30>を過ぎると、遊歩道から南東方面が見えるようになりました。長島の中央部にハンセン病療養所「長島愛生園」、その向こうに干潮時に渡ることができる手影島が見えました。
ここにはベンチがありました。手前にかき養殖場、中央に見える長島の右端にはハンセン病療養所「邑久(おく)光明園」、背後に小豆島が見えました。長島の「長島愛生園」、「邑久(おく)光明園」両ハンセン病療養所は、隔離の負の歴史を伝えるべく、世界遺産登録を目指しています。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
|
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感想
雨の翌日、リハビリも終盤となり、ここで滑りたくないと思う気持ちは受験生にも負けない連れは、地面が濡れていても安全な遊歩道コースでオーシャンビューが楽しめる大平山山行を計画しました。
最初にスタート地点の岡山いこいの村で動物と触れ合うことにしました。二匹の子ヤギ、柵から身を乗り出しおねだりするヤギ、本当はイケメン、いや、イケメエの変顔ヤギと見ていてずっと癒され続けました(*^^*)
次にエミューを見に行くと、「こちらにおいで」とばかりに奥の方へ誘導されました。なんと、そこにはトイレのエミュー様が(´・ω・`)
続いて目撃したのは、寄り集まって寒さをしのぐウサギ団子でした(^_-)-☆スヌーピーウサギが特に可愛かったです。
最後は旧プールを住処にしていたアヒルの遊泳シーンを見ました。出口ではジョウビタキのオスが出迎えてくれました!(^^)!
気が付けば動物ウォッチングで20分以上も費やしていました。
岡山いこいの村を出てから大平山の南東斜面をトラバースしました。半島の先端近くまで歩きやすい道が続いていました。未舗装部分は、豪雨の影響なのか、崩れて深さ30cm以上の溝ができていますが、歩くのに支障はありません。
写真や動画でも紹介していますように、日生諸島、家島諸島、長島、小豆島など、瀬戸内海の多島美の景観をずっと眺めながら散策を楽しみました。途中、出会う人もなく、これらの絶景を独り占めでした\(^o^)/勝手に「布浜ビューライン」と名付けさせていただいた道の終点から低木の間をぬってさらに下ると、半島の先端もよく見えました。
大平山野鳥の森に入ると、山頂までは展望が効きませんが、下り始めると擬木の階段状の道がしばらく続き、瀬戸内海の島々を眺めながら遊歩道をのんびり歩けました。
午後から晴れる予報でしたが、ほんの数分みぞれが降り、ゴール後しばらくすると雨が降ったりやんだりし始めました。天気のいい時間帯に景観を楽しみ山行を終えられてラッキーでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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岡山の単身赴任8年間でよく一人で訪れたコース
(20回は行ったかな?)
岡山の秘境でだれも訪れないと思ってたのですが・・
すごく懐かしいです。
このコースにはまる方の気持ちがすごくわかります(*^^*)
冬場は特に岡山でオーシャンビューを楽しめる隠れスポットを
探すのが楽しみです。
こんなに素晴らしいコースにも関わらず、
この日は誰にも会うことがありませんでした。
同じ目線で活動されている方を知ってうれしく思います。
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