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Yamareco

記録ID: 222473
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

三峰山と蓼科山から八子ヶ峰を経て白樺湖へ

2012年08月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:10
距離
25.6km
登り
1,410m
下り
2,203m

コースタイム

扉峠03:00→04:00三峰展望台04:15→三峰山頂04:40→05:35扉峠

北岳ロープウェー山頂駅08:10→09:00北横岳09:10→09:55亀甲池10:05→天祥寺原10:35→11:45蓼科山荘11:55→12:15蓼科山山頂12:25→14:15蓼科登山口14:30→ヒュッテアルビレオ14:45→八子ヶ峰15:15→(迷)南白樺湖17:15
天候 晴れ一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
暗闇の中の三峰山
2012年09月08日 07:48撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 7:48
暗闇の中の三峰山
扉峠からの登山口
2012年09月08日 07:49撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 7:49
扉峠からの登山口
展望台直下の登山口(反対側の看板)
2012年08月19日 05:34撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 5:34
展望台直下の登山口(反対側の看板)
ロープウェイを降りて坪庭から歩きます
2012年08月19日 08:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 8:02
ロープウェイを降りて坪庭から歩きます
坪庭の周回道
2012年08月19日 08:04撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 8:04
坪庭の周回道
北横岳山頂
2012年09月08日 07:56撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 7:56
北横岳山頂
亀甲池の左側
2012年08月19日 09:49撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 9:49
亀甲池の左側
亀甲池の右側
2012年08月19日 09:49撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 9:49
亀甲池の右側
天祥寺原より蓼科山
2012年08月19日 10:22撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 10:22
天祥寺原より蓼科山
蓼科山、この後雨が!
2012年09月08日 08:00撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 8:00
蓼科山、この後雨が!
蓼科山登山口から八子ヶ峰へ
2012年09月08日 08:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 8:02
蓼科山登山口から八子ヶ峰へ
八子ヶ峰の縦走路よりヒュッテアルビレオを振り返って
2012年08月19日 14:37撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 14:37
八子ヶ峰の縦走路よりヒュッテアルビレオを振り返って
八子ヶ峰への縦走路
2012年08月19日 14:39撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 14:39
八子ヶ峰への縦走路
八子ヶ峰山頂
2012年08月19日 14:59撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 14:59
八子ヶ峰山頂
また晴れてきた蓼科山
2012年08月19日 15:02撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
8/19 15:02
また晴れてきた蓼科山
すずらんの湯(南白樺湖)、入りたかったです
2012年09月08日 08:07撮影 by  DMC-FP1, Panasonic
9/8 8:07
すずらんの湯(南白樺湖)、入りたかったです
撮影機器:

感想

この前。変に残してしまったビーナスラインの三峰山に登る為、深夜の道を車で走る。というのは三峰山だけだともったいない為、ついでに白樺湖からも線を伸ばしてみたいという思いからである。
夜中の道をひた走り、扉峠の駐車場には夜中の午前2時に着いた。当然、真っ暗である。
先ずは三峰山に登ることにする。約1時間ほど、暗闇の車の中で休憩。午前3時より出発することにした。
当然、まだ、真っ暗なのだが、ビーナスラインに沿って歩く。これなら真っ暗でもベッドライト頼りに歩ける。
ところが、車道の両側の木々から音がする。鹿がいるのだ。途中、車でもビーナスラインを渡ろうとする鹿を数回見た。わかっているけど、突然、近くでガサッと音が聞こえるとびっくりする。しかも、濃霧の為、視界は10メートル程度。
ベッドライトを右左と照らしながら、約1時歩いて、三峰山直下の駐車場に着く。濃霧が小雨混じりになってきたのとまだ明るくなっていないことをあり、駐車場で小休止。
少し白み出したので、三峰山に向かって歩き出す。ここからは登山道。ところが道が分かりにくい。標識がない為である。駐車場入り口よりやや和田峠よりに登り口がある。
三峰山迄はひと登りで到着。白み出したものの、霧で展望は皆無。そうそうに扉峠に向けて出発。
道ははっきりしていて分かりにくい。また下りやすいいい道だ。扉峠の少し手前で車道に出て、駐車場迄戻った。
次は北八ヶ岳から白樺湖に線を伸ばす。北岳ロープウェーが8時からなので、南白樺湖から白樺湖入口のバス停迄歩く。
そして、再び車で北岳ロープウェーに行き、ロープウェーで山頂駅迄行った。
先ず、北横岳に向かう。20数年前の冬にここを歩いていた。当時は北横岳ヒュッテに泊まって蓼科山を目指したもののあまりの雪にラッセルもままならず、北横岳から引き返した。
そんなことを思い返しながら黙々と歩く。今日も暑い。
寝不足ながらも北横岳には一気に登ったが、ほぼコースタイムどおり。
残念ながら晴れるが展望はない。
ここで思案。本当は忠実に稜線をたどりたいが、時間がきつい。白樺湖4時半のバスで北岳ロープウェーに戻らないと大変な事になる。という事で最短で蓼科山に向かう。
先ずは亀甲池に下る。
これはハードな下り。下から登ってくる人達に思わず同情。1時間ぐらい下り続けて、亀甲池に出る。
亀甲池はきれいな池だ。ゆっくり休みたいが、いつもギリギリのコース設定の為休めない。
亀甲池からは一旦下る形で天祥寺原に向かう。ここから蓼科山に向かって登り出すわけだ。今まで、たっぷり下ってきたので登りがいがありそうである。
道は沢に沿ってつけられている。といってもさほど、水量があるわけでもなく涼しくはない。とにかく忍の一文字のみで登る。道も途中から河原に沿って歩くので、結構歩きづらい。
ひたすら歩き続けて、人の声が聞こえると思ったら、蓼科山荘に飛び出した。
ここが山頂すぐ近くと思い混んでいたので山頂が目の前にそびえたっている姿に愕然。
「高い、まだあんなにある…」
とにかく歩くしかない。大事に持ってきたフルーツゼリーを食べて休憩してから、登り出した。
ところがここから大渋滞。大河原峠からピストンする人が多いらしい。唯でさえ、岩をよじ登るとんでもない道に人が連なっている。立ち止まりかけている人をかき分けかき分け山頂に着いた。
20数年前に北横ヒュッテの後、女神湖から再度トライして登った時は一面雪原だった山頂の風景は一変。岩がゴロゴロとあるだけの異様な山頂。中央部が窪んでる。
中央にある神社に寄ろうかと思った時、雨が降りだした。せっかく、苦労して登って来たが、こうなるとさっさと降りることにする。
雨で、岩が濡れて怖い。雨がひどくなってきたので雨具を着る。登りが大変だっただけに蓼科山登山口への下りも大変。口をあんぐり開けたくなるほど、ドスドス降りて行く。加えて、雨がひどく、登山道が川と化している。
かなり下った頃に親子連れにあったが、この道は子供はきついだろう。
降りても降りても着かない感じだったが、泥だらけになって、蓼科山登山口に着く。そして、着いた頃に雨も上がって日がさしてきた。
これで終わりにしたいところだが、そうは行かない。白樺湖につなげる為にもうひと登りする必要がある。
八子ヶ峰に登り返し、白樺湖に降りる。時間はどうやらバスに間に合いそうである。
八子ヶ峰に登り返す。頂上のヒュッテアルビレオに着いた時はビールでも飲みたいといった感じで余裕であった。ここから高原状の道を歩く。腹が立つことに蓼科山もくっきり見える。やがて、スキーリフトがある山頂に着いた。ここまで来たら後少し。山頂の先客の女性のパーティーが先に下山を開始した。
意外とここまで時間がかかり、これはまずいとすぐ後を追う。すぐに女性達を抜き去り、飛ばすように降りて行く。
ところが途中でどうもおかしいと気づく。
ずっと正面に見えていた車山が見えなくなっている。地図を再確認する。周りの山々を見渡す。
尾根が一つずれている!
慌て引き返す。途中で女性達とすれ違う。行き先を聞くとやはり白樺湖とのこと。道が違うことを簡単に教えてあげる。「多分先ほどの頂上に白樺湖に降りる道があったはずと言うことも」
女性達もおかしいと思っていたらしいけど、当然大騒ぎで地図をひっくり返している。
一緒に行ってあげたかったが先を急ぐ為、一人もうスピードで戻る。
先ほどの頂上に到着して良く見ると白樺湖への道標がある!
でも道がよく分からない。強引に降りて見たがこれでは到底バスの時間に間に合わないと観念。
頂上に引き返して、せっかくだから女性達と一緒に降りてあげることにした。
頂上では女性達が降り口を探していた。「一緒に行きましょう」と話しをする。自信はなかったがなんとなく落ち着いて見るとしばらく、スキー場の縁を歩いてから登山道に入るようだった。果たして道はその通りだった。一緒に下りながら、いろいろ話しをする。一人は本格的に山をやっている人でみんなは大垣の方だった。
百名山達成間近と言うことですごい!
白樺湖へはややゆっくり気味に歩いたもののかなり時間がかかって着いた。
この後、ご好意で北岳ロープウェー迄送って頂き感謝。ありがとうございました。
これで、新島々迄の赤線は北横岳と清里の間の空白のみとなった。

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