先週の宿題 笠間駅→佐白山→富士山→赤塚駅 富士山の日(2月23日)

2020年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 23.1km
• 登り: 287m
• 下り: 281m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:44

8:35 笠間駅
9:00 9:00 笠間稲荷神社
9:31 9:47 佐白山
10:02 10:10 富士山
14:19 14:19 赤塚駅
14:19 ゴール地点

天候

晴れ　風強い

アクセス

利用交通機関：

電車

〈行き〉
自宅最寄り駅→戸塚→赤羽→小山→笠間駅
〈帰り〉
赤塚駅→水戸駅→上野駅→大船駅→自宅最寄り駅

その他周辺情報

ラーメン店「にんたまラーメン」
水戸駅そば店

写真

2/23 8:35

　今日のスタートは笠間駅です、先週のゴールが今日のスタートになります。

2/23 8:36

　笠間にゃんこ。そう、今日は猫の日の次の富士山の日だ。

2/23 8:50

　まずはメインストリートを行きましょう。

2/23 8:54

　笠間・友部・岩間が合併したとき、名前は笠間、市役所は友部がとった。よってここは「笠間市役所笠間支所」になります。

2/23 8:57

　詩人「高野公男」さんの胸像。詩人というか作詞家、「別れの一本杉」(春日八郎)、「三味線マドロス」(美空ひばり)などの作詞を担当した。

2/23 8:58

　稲荷神社の門前町になりますね。笠間焼の店と蕎麦屋が多いがまだ開店前。

2/23 8:59

　そしてここが笠間稲荷神社になります。手短に参拝してから先に進みましょう。

2/23 9:05

　これはこれは、大石内蔵助さんの銅像です。かつて笠間藩は浅野家が統治しており、筆頭家老が大石家から出ていた。

2/23 9:07

　ここは、その大石邸跡になります。これからさらに整備されるっぽい。

2/23 9:09

　ここから、関東ふれあいの道に入る。基本笠間城は整備されていると思ってよい。

2/23 9:10

　梅がいい感じですね。

2/23 9:15

　坂本九さんのレリーフと「上を向いて歩こう」の歌碑。なぜここにあるのか、調べてみると母が笠間出身で戦争時笠間に疎開されていたのだそうです。

2/23 9:16

　ちょっと登ってきたぞ。

2/23 9:20

　さあ、ここから笠間城(佐白山)周回してきます。

2/23 9:20

　大黒石、鎌倉時代初期、戦で守備方はこの石を落として相手を壊滅させたという霊験あらたかな石。

2/23 9:25

　史跡、千人溜まりだそうです。ここで城攻めの人たちが溜まったのでしょうか。

2/23 9:26

　大手門を過ぎ、しばらく過ぎた辺りでしょうか。

2/23 9:29

　これは、笠間コロッセウムだろうか?

2/23 9:32

　二の丸広場にたどり着きました。ここから、三角点峰と天守閣跡を目指します。

2/23 9:33

　今年の初花、ヒメオドリコソウ。残念、葉っぱにピントが当たったぁ。

2/23 9:34

　この大人の階段を登ってゆくと・・・。

2/23 9:36

　三等三角点があります。八幡台櫓になります。

2/23 9:38

　一旦下り、今度はこちらの石の階段を登って行きます。

2/23 9:39

　台風か地震で崩れたのでしょうか。

2/23 9:40

　はい、山頂にたどり着きました。

2/23 9:41

　小さくこんな看板が出ておりました。「関東百名山2019」、「茨城県の山」に選定されています。他には「続・日本百名城」にも選定されています。

2/23 9:41

　風景は一方向のみ。こんな風景が見られました。

2/23 9:58

　その後、一旦下ります。向かいにある「つつじ山」に向かいましょう。

2/23 10:03

　途中の風景、イオンが見えるぞ。

2/23 10:03

　こちらは笠間市街地方面。

2/23 10:03

　長塚節さんの歌碑。

2/23 10:05

　だだっ広い山頂。ヤマレコではこのピークの名前が「富士山」となっている。何故だかおじさんにはわからない。

2/23 10:05

　フジテレビによる「座頭市」記念碑。座頭市はかつてこの辺りに住んでいた男の物語だ。

2/23 10:08

　身代わり観音像、危険回避・・・。

2/23 10:13

　はい、アスファルト道に復帰しました。

2/23 10:26

　この国道をJRの駅に向かって歩きます。笠間駅に戻るのでは面白くありませんからね。

2/23 10:26

　強風の追い風が私を後押ししてくれる。
　「夕日が背中を押してくる」これは阪田寛夫さん。

2/23 10:39

　国道は50号線。

2/23 10:52

　梅を見る会はいつかなあ。梅をミル貝・・・。(誤植で出てきた。
)

2/23 10:52

　ウメをアップで撮りましょう。

2/23 11:05

　今年初花、ハナニラちゃん。

2/23 11:06

　合併前の友部町のマンホール。そのまま使っているっぽい。

2/23 11:18

　こちらは白梅になる。なかなかきれいだ。

2/23 11:27

　にんたまラーメン。しかし「札幌味噌」を見つけ、これに決定する。

2/23 11:39

　札幌味噌、懐かしい、私が子供の頃に食べていた出汁を感じない味噌味噌しいラーメンだった。

2/23 11:54

　そしてまた、歩き続ける。

2/23 11:58

　気温は11度、まあ歩きやすい道だ。

2/23 12:03

　そして、笠間市から水戸市に突入する。でも、今日の赤線は自宅からの赤線と接続されていない。

2/23 12:03

　ちなみにこのポールを真横から見る。後ろの建物はどっちの市だろう。

2/23 12:05

　反対側には笠間市という表示がありました。

2/23 12:28

　おおっ、奥の方に町が見えるぞ。

2/23 12:35

　しかし、まだまだ田舎道。

2/23 12:43

　ちなみに水戸市のマンホールはウメをあしらっている。

2/23 13:23

　レストラン「キエフ」、ラヴェルかムソルグスキーか・・・。

2/23 13:25

　ここでいきなり白梅のアップ。

2/23 13:28

　そうだ村の村長さんが葬式饅頭食ったそうだ。この童謡も日本語で紹介したのは阪田寛夫さん。色々な発展版があるらしい。

2/23 13:30

　常磐道水戸インターチェンジ。

2/23 13:54

　ここを左折します。

2/23 13:56

　大きな池が出てきました。

2/23 13:58

　嗚呼、白鳥の舞。

2/23 14:05

　もう、ゴールが近い、コンビニエンスストアがある。

2/23 14:08

　とこうなる、これはもう法則ですね。
　ゴール前＋コンビニ＝ビールってやつね。

2/23 14:09

　で、あと少しだ。

2/23 14:15

　水戸市のマンホール、カラーヴァージョン。

2/23 14:18

　はい、ここでGPSを切ります。結構あるいたなあ。

2/23 14:51

　常磐線電車で水戸駅に向かいます。

2/23 15:05

　水戸市は中核市になります。令和2年4月1日。この日は日曜日だなあ。

2/23 15:22

　水戸駅といえば勿論、水戸黄門様ご一行。実際の光國公は諸国漫遊なんてできなかった。

2/23 15:38

　そして、水戸納豆の像。納豆食べたいなあ。

2/23 15:47

　というわけで16時頃、駅構内の蕎麦店で納豆蕎麦をいただいた。

2/23 16:02

　その後、常磐線グリーン車での電車酒場。上野まで悠々2時間、上野東京ライン、横須賀線とグリーン車で乗り継いでも行ける。800円なり。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　先週、岩間駅から愛宕山・難台山を経由して笠間駅に下った。その際にちょっとの時間で行ってこれると佐白山に向かったのだが結局難しいと判断して再び笠間駅に戻った。鉄は熱いうちに打てではないけどこの残念だった気分を抱えて数週間過ごすか、今週のうちに行ってしまっておくか悩んだ。そして、結局始発の電車に乗ってしまったのである。
　参考レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2221899.html
（暖かい日は北へ　岩間駅→愛宕山→難台山→笠間駅　久しぶりの茨城）
　戸塚、赤羽、小山を経由して水戸線沿線である笠間駅にたどり着いた。休日お出掛けパスとの差額510円を窓口に支払いスタートした。

　まずは目指すのは佐白山になる、笠間城がここに築かれたのは1200年代だ。鎌倉時代からここで幾多の戦いが行われて、江戸時代には笠間藩の政庁が置かれた。明治になって建物自体は取り壊されたようだ。
　僧兵達によって最初は築かれたようだが、そののちに武士がここを使うようになる。1200年代からこの地を治めていた笠間氏は秀吉の小田原征伐の際に降伏する。その後、蒲生氏、松平氏、浅野氏、井上氏などさまざまな大名がこの地を治めるが、最後は牧野氏8代で明治維新を迎える。その際に取り壊された。
　遺稿はよく残っていて、典型的な山城である。堀や曲輪跡なども残っており、なかなかよいお城である。

　その後、私は反対側の山に登り始める。「つつじ山」と書かれていて最初は登る気が全くなかったのであるが「座頭市」記念碑があるという表示のみを見て登ることにした。後でヤマレコの記録を下書きしたところこの山は「富士山」という名前で登録されている。奇しくも本日は「富士山の日」本物の富士山にこの日登るのは辛いと思うが、ここだったら大丈夫だ、郷土富士なのかな、それとも富士講があったのかはわからないが、座頭市の記念碑、長塚節の歌碑、身代わり観音を撮影して山行を続けた。

　あとは、公共交通機関にたどり着くのみだ。下策は笠間駅に舞い戻ること。中策は友部駅、上策は友部以北の常磐線か水戸線の小山駅よりの駅にたどり着くこと。せっかくフリー切符を買ってここまで来たのだ、そして、20km以上という縛りをつけた。ということで常磐線方面に国道50号をひたすらに進むこととした。
　コンビニない、飲み物の自動販売機もない、車はひたすらに来る、さすが2桁国道。そして、自転車、バイクは結構走っているが歩いている人、ランナーもいなかった。看板は「⚪km先にうどん」「⚪km先にラーメン」等だ。そんな中春を探しながら追い風の中を歩く。昨日は南風、今日は西風、足を一歩踏み出す度に数十cm先に進ませているのだろうか・・・。

　そして、昼食。今日は朝食をとっていないので11時台で初めて見た食べ物やさんに入ろうと思っていたのだ。麺類はいい、すぐにエネルギーになってくれる。
　30分くらいラーメン店にいてさらに西を目指してゆくと水戸市との市境にたどり着いた。ここからは水戸市を歩いて行くのだ。
　そして、坂を下ると町が見えた。内原の街だ、2005年に水戸市に編入されたが、結構な表示が「内原町」と残っている。大きいイオンでトイレタイム、内原駅で今日は止めてもよいと思ったがヤマレコマップでは18kmほど、これはもう一駅行くわけだということで、ゴールを赤塚駅と設定した。

　国道は次第に賑わいを増し、片側2車線になり、ロードサイドのお店がどんどん増えてきた。「⚪km先にうどん」などの店も実際の店舗を見せるようになってきた。
　国道50号のバイパスではなく旧道に入る。大塚池が見えてきている、そろそろ今日のゴールが見えてきたようだ。コンビニでは一番搾りの「清澄み」という限定ヴァージョンを購入、これ清澄山とか元清澄山とか登った後にも飲みたいなあ、と思った。
　水戸行きの常磐線まで30分待ち、写真を入れ、写真コメントを入れ始める。
　水戸では、黄門様ご一行、水戸納豆の像などを撮影し、ファミリーマートでアルコール購入、本も持ってる、ということで30分待ちの間に納豆蕎麦を食べ、常磐線グリーン車での電車酒場。
　上野まででこの4本は飲み終わり、上野駅で2本追加。家でさらに3本追加となった。

　さて、赤塚駅までたどり着くとその次も楽しそうだ。偕楽園、千波湖、水戸城跡、旧弘道館などを絡めた歴史レコを作れそうだ。しかし、これは青春18切符が使える時期が望ましい、水戸駅に向かう電車から見た梅は7部咲き程度、来週あたりがいいのだろうなあ。奇しくも日曜日から青春18切符シーズンなのだ。