葛城修験の道�� 第24経塚・第25経塚

2020年03月07日(土) [日帰り]

• GPS: 13:28
• 距離: 33.8km
• 登り: 2,096m
• 下り: 2,092m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:54
• 休憩: 1:33
• 合計: 13:27

距離 33.8km 登り 2,097m 下り 2,108m

5:09 御所駅
5:57 6:14 葛城登山口駅
6:24 6:25 櫛羅の滝
7:32 7:36 葛城山上駅
7:42 葛城高原キャンプ場
7:47 7:55 大和葛城山
7:57 葛城高原キャンプ場
8:52 8:53 櫛羅の滝
9:05 9:11 葛城登山口駅
11:44 11:56 伏越
13:28 13:35 平石峠
14:06 14:37 高貴寺
16:23 16:26 久米の岩橋
16:31 岩橋山
17:00 17:03 平石峠
18:36 当麻寺駅

中野榮治(著)『葛城の峰と修験の道』の推定コースに則り、経塚・行所などを巡ります。
界那寺跡(行所・第二十三経塚推定地)⇒天神社(行所)⇒新庄(宿泊地)⇒如法寺(行所)⇒伏越(行所)⇒平石峠【第二十四経塚】⇒高貴寺【第二十五経塚】⇒岩橋山(行所)

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

往路：近鉄御所駅前の有料駐車場に駐車
復路：近鉄南大阪線当麻駅→近鉄御所線御所駅→駐車場

コース状況／危険箇所等

伏越からの尾根道はあまり歩かれていないようで荒れています。岩橋山の巨石巡りは下る場合急勾配なのでスリップに注意して歩いた方が良いと思います。

その他周辺情報

御所市のかもきみの湯。風呂の種類が多くて食事処もある日帰り入浴施設。年中無休で23時まで営業。

写真

3/7 5:09

駐車場からスタート！真っ暗〜

3/7 5:10

御所駅の改札も開いている

3/7 6:09

スニーカーからトレッキングシューズに履き替え葛城山へ

3/7 6:11

登山口手前の不動寺に参拝

3/7 6:12

本堂。境内の展望台からは橿原方面の景色がよく見える

3/7 6:14

御来光を待てず、

3/7 6:15

登山口へ

3/7 6:24

櫛羅の滝

3/7 6:45

二ノ滝方面は通行止めになっている模様

3/7 6:46

歩きにくい道。ロープウェイ側から登るのは12年ぶりなので「こんな道だったっけ？」

3/7 7:10

崩れた谷。通過出来るよう整備はされている

3/7 7:21

天神社へ上がる手前の丁石

3/7 7:22

「左　竜王宮」ってドコ？

3/7 7:28

霜注意報がでていたので、霜の花が〜

3/7 7:33

天神社

3/7 7:34

お不動様

3/7 7:34

役行者様

3/7 7:35

天神社の由緒。古代の祭祈の遺跡だそう

3/7 7:47

スルーしようとしたけど、やっぱり来ちゃった葛城山山頂

3/7 7:50

でーん、ザ・金剛山！

3/7 7:51

大峯方面。朝のうちは雲が多かった

3/7 8:02

下山開始

3/7 8:54

櫛羅の滝の下に広がる砂地。この上に界那寺があったらしい

3/7 9:04

ロープウェイ乗り場に戻り、再びスニーカーに履き替えて歩き出す

3/7 9:17

途中にある流不動明王の祠

3/7 9:18

↓の丁石の説明板。櫛羅の滝の上にあった安位寺までの丁石たそう

3/7 9:18

丁石としては全国で三番目に古いものらしい。スゴイ！

3/7 9:19

梅

3/7 9:27

葛城山麓からの景色

3/7 9:40

暫く山麓線を歩く。歩道があるので安全

3/7 9:41

山麓線からの葛城山。丸くない〜

3/7 10:19

新庄町に入った。集落内にあった、たぶん地蔵堂。立派なつくり

2/25 16:07

古い名所案内書には村井家住宅(重文)と記載されていたが、特定できなかった

3/7 10:40

再び山麓線に戻る。ついに二上山がお目見え！

3/7 11:06

道の駅かつらぎで昼食休憩。この道の駅、すごく賑わっている

3/7 11:11

伏越への道標。なぜこんな上につけた？

3/7 11:14

葛城の〜に書かれている如法寺がどこか不明なため、如意山蓮生寺を訪ねてみた

3/7 11:16

境内に江戸時代〜明治時代のものとされる、梵字が刻まれた石があった

3/7 11:25

集落の外れにある地蔵堂

3/7 11:25

お地蔵様の

3/7 11:26

足元に碑伝が奉納されていた

3/7 11:34

舗装された道を歩き、

3/7 11:44

伏越に到着。廃村かと思っていたが、畑作業をする人がいた

3/7 11:45

また梅

3/7 11:56

尾根道の取付がわからず、写真の弱冠踏み跡があるところから突入した

3/7 12:17

尾根の上に上がるまでは倒木や低木に遮られ歩きにくかったが、上がったら綺麗な尾根道がついていた

3/7 12:27

更に進むと、荒れてはいるが登山道らしき道に合流した

3/7 12:57

が、歩き易いわけでもなく、全体的に荒れていた

3/7 13:03

ダイトレ番号22近くに出た

3/8 10:11

伏越から赤線ルートで登ったが、もう1本南にある尾根道から取付いた方が正解な気がする

3/7 13:29

暑い日だったので手持ちの水が心配になってきた頃にあった、平石峠の水場。助かった〜

3/7 13:32

その平石峠にある、妙音菩薩品【第二十四経塚】

3/7 13:32

役行者様。ええ表情

3/7 13:33

右はお不動様

3/7 13:33

10円玉をお供えした

3/7 13:42

平石まで気持ちのよい道

3/7 13:53

やっぱりここでも水と共に歩く

3/7 13:58

下りきって右に折れる

3/7 14:03

何て書いてあるか読めない石版

3/7 14:03

横の井戸の説明碑？

3/7 14:06

高貴寺到着。高貴寺の由緒

3/7 14:07

鐘が付属した山門「御用のある方は鐘をついて」とあったので鳴らしてみる

3/7 14:07

素敵な立て札「写真撮るならば字を書け絵をかけ一句出せ」

3/7 14:08

庫裏の横を通って本堂へ

3/7 14:09

写真撮りました

3/7 14:10

本堂。本堂左横から経塚奥の院へ行けるのだが、お寺の方に許可を得てから参拝

3/7 14:20

白いポールは無くなっているが、

3/7 14:21

観世音菩薩普門品【第二十五経塚】

3/7 14:21

講堂は撮影禁止なので屋根だけ撮らせていただく。これもあかんかったか？

3/7 14:22

経塚周囲全景

3/7 14:23

龍池。雨乞いの行所

3/7 14:27

奥の院のお堂は弘法大師の御影堂

3/7 14:28

山号の額のところに古い碑伝がたくさん

3/7 14:40

門の外にある梅。高貴寺はきっと花の寺なのだろう

3/7 14:54

岩橋山・岩橋峠へはここから入る

3/7 15:13

堰堤二つの脇を通った先は少しヤブ気味

3/7 15:15

沢を渡って、あとは尾根をぐんぐん登る

3/7 15:29

人面岩。どの岩にも標識が立てられ、次の巨石への道標まで設置されていた。河南町が本気を出しているようだ

3/7 15:45

牛の背？

3/7 15:45

鍋釜石。標識があるけど、造形としては？？？

3/7 15:51

これはなんとなく…鉾立石でO.K.っす！

3/7 16:07

胎内くぐり。纏いついたお肉がじゃまでくぐれず。着脱出来ればねぇ

3/7 16:07

細っ！

3/7 16:24

有名な？久米の岩橋。思ったより大きい。彫ってある箇所は畳一枚分位か

3/7 16:24

その上方に安置されている不動明王

3/7 16:25

不動明王だけ手書きの道標たち

3/7 16:30

岩橋山到着。ダイトレ縦走時の休憩ポイントという認識

3/7 17:01

再び平石峠に出た。水も再度いただいた

3/7 17:07

林道に合流。明るい内に道路にでれそうだ

3/7 18:37

途中靴を履き替えたり、コーヒーを煎れたりして休憩していたら、真っ暗闇になってしまった。当麻寺駅に到着して今日の行程終了

撮影機器：

arrowsM03 FUJITSU

装備

個人装備

グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

dxf

前回の続きです。
今日は葛城山に登ってから一旦山麓の道を歩き、新庄の町を通過して伏越の集落から岩橋山の稜線に戻りました。平石峠から高貴寺に参拝するために河南町の平石集落まで降りて、岩橋山へ再び登りかえすロング行程を計画したため、まだ日が昇っていないうちから歩き始めることにしました。
『葛城の峰と修験の道』の記述に、岩橋山へは伏越の集落から登っているようだったので、地形図に記されているルートを歩きました。
岩橋山はダイトレを歩いた時に通過したことがあるくらいで、さして興味は無かった(失礼！)のですが、経塚や巨石の行所、久米の岩橋の伝承、そして高貴寺といった金剛山山中に負けず劣らずの、見どころいっぱいの山なのだと、葛城修験の道によって知り得ることができました。特に高貴寺は、経塚が境内にあるお寺としては、現存する二つのうちの一つということと、今でも修行の道場である、ということから訪問を一番の楽しみにしていました。なのでもっと高貴寺でゆっくりしたかった…。
2回に分けてた方が、じっくり色々なものをみれたなぁ、と計画段階のミスをちょっと後悔しています。
※高貴寺の門に、“禁女人入門内゛の石柱が立っていますが、女性でも入山出来ます。また奥の院、経塚に入る際にはお寺の方に声を掛け、断りを入れて(住所氏名を記入)から入らせて頂きましょう。