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Yamareco

記録ID: 2259454
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

鳥居峠〜大塚山〜小ヤリ〜大ヤリ〜角間峠〜角間山〜鍋蓋山

2020年03月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:53
距離
17.4km
登り
1,082m
下り
1,093m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
0:58
合計
8:52
距離 17.4km 登り 1,095m 下り 1,093m
6:50
107
8:37
40
大塚山
9:17
48
小ヤリ
10:05
10:31
41
大ヤリ
11:12
11:21
45
12:06
12:11
44
12:55
13:13
149
鍋蓋山
15:42
0
15:42
ゴール地点
天候 快晴!→晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥居峠の駐車スペース
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
鳥居峠〜角間峠まで登山道はありません。
また、鍋蓋山からの下りも登山道はありません。
角間峠〜スキー場ゲレンデ下まではワカンを使用。

●鳥居峠〜角間峠
農道から適当に薮に入ります。
1441.0で林道が現れて、ここからしばらくは林道を進みました。
1480m付近で林道から離れ県境尾根方向に進みます。
ここから大塚山まで笹に覆われた緩やかな県境尾根を辿ります。
大塚山の次のピークが小ヤリ(1780)その次のピークが大ヤリ(1832付近)と
呼ばれているみたいです。
大ヤリから角間山から続く稜線の平坦ピーク(1930)を経由して角間峠まで
120mほど下ると角間峠へと至ります。
前日の降雪もあって藪漕ぎという呼ぶようなところはありませんでした。

●角間峠〜角間山〜鍋蓋山
角間峠から角間山までは斜面をトラバース気味に登っていきます。
上がりやすいところから稜線に乗ればあとは歩きやすい道が続いています。
下り出しの尾根がモヤっとしていてわかりづらかったです。
角間山からは鍋蓋山の鞍部まで高低差220mほど下り、
100m弱登り返すと鍋蓋山に到着です。

●鍋蓋山〜鳥居峠
鍋蓋山からは鹿沢スノーエリアのゲレンデの脇を下りました。
一番上のリフトは現在は動いていないようです。
鍋蓋山から鳥居峠までの戻りは、明確にルートは決めておらず、
テキトーに農道を進みました。
しかし、フニャフニャ曲がりくねっていたり前日の降雪で歩きにくかったりしたため、
途中から国道144号に出て最後の2.4kmほどは車道を歩きました。
 
鳥居峠よりスタート
1
鳥居峠よりスタート
前日の降雪ですべてが美しい
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前日の降雪ですべてが美しい
ホントの県境は薮の中なのですがひらけたキャベツ畑からの景色が見たいので農道を進んで寄り道します
ホントの県境は薮の中なのですがひらけたキャベツ畑からの景色が見たいので農道を進んで寄り道します
ドカーンとひらけます
2
ドカーンとひらけます
朝日もギラギラ
(photo komemame)
正面に浅間山と右は湯ノ丸山
正面に浅間山と右は湯ノ丸山
広大じゃのう
さて県境方向に進路を変えます
さて県境方向に進路を変えます
背後はドーンと四阿山
1
背後はドーンと四阿山
雲が取れるのも時間の問題かな(photo komemame)
1
雲が取れるのも時間の問題かな(photo komemame)
テキトーに樹林帯の中に入って進みます
テキトーに樹林帯の中に入って進みます
昨日の降雪で樹林帯も美しい
1
昨日の降雪で樹林帯も美しい
薮って言ってもこんな感じなのでさほどストレスはありません
1
薮って言ってもこんな感じなのでさほどストレスはありません
1441.0で林道にぶつかり…
1441.0で林道にぶつかり…
しばらく林道を辿ります
しばらく林道を辿ります
1480m付近で林道から離れ…
1480m付近で林道から離れ…
県境尾根方向に進みます
県境尾根方向に進みます
背後に四阿山と根子岳
背後に四阿山と根子岳
1560の小ピークに向けては広い尾根を進みます
1560の小ピークに向けては広い尾根を進みます
キラキラ
ヤブヤブ
四阿山&根子岳にかかってた雲が取れました
2
四阿山&根子岳にかかってた雲が取れました
樹氷と青空
大塚山山頂に到着。広々していて特に目印などはありません
1
大塚山山頂に到着。広々していて特に目印などはありません
大塚山山頂付近より。角間山と奥は1930ピーク
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大塚山山頂付近より。角間山と奥は1930ピーク
大塚山から笹薮を下ります
大塚山から笹薮を下ります
大塚山と小ヤリの鞍部
大塚山と小ヤリの鞍部
(photo komemame)
鞍部から小ヤリ(1780)までは高低差180mほどの登り返し
鞍部から小ヤリ(1780)までは高低差180mほどの登り返し
上を見上げるとこれ
1
上を見上げるとこれ
横を見ると角間山と…
横を見ると角間山と…
こちらは鍋蓋山
そして角間山と鍋蓋山の間には噴煙を吐く浅間山が顔を出しています
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そして角間山と鍋蓋山の間には噴煙を吐く浅間山が顔を出しています
時おり風が吹いて枝についた樹氷が舞い上がります
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時おり風が吹いて枝についた樹氷が舞い上がります
小ヤリまでの登り返しはそれまでに比べると雪も深くなって登りごたえあり
小ヤリまでの登り返しはそれまでに比べると雪も深くなって登りごたえあり
この日は空の青が深かったなぁ
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この日は空の青が深かったなぁ
小ヤリに到着。かろうじてピンクテープあり
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小ヤリに到着。かろうじてピンクテープあり
小ヤリより。白く霧氷が付いた角間山
3
小ヤリより。白く霧氷が付いた角間山
小ヤリより。四阿山&根子岳
小ヤリより。四阿山&根子岳
小ヤリより。上越国境
小ヤリより。上越国境
小ヤリより。湯ノ丸北峰
小ヤリより。湯ノ丸北峰
ルート全体を通して南面の下りは笹が目立ち始めています
ルート全体を通して南面の下りは笹が目立ち始めています
まあ下りだからほとんど気にはなりませんが
まあ下りだからほとんど気にはなりませんが
小ヤリとの鞍部から大ヤリまでは高低差120mほどの登り返し
小ヤリとの鞍部から大ヤリまでは高低差120mほどの登り返し
角間山が近づきました
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角間山が近づきました
雪の量もそれなりに増えてきてそろそろワカンが欲しい感じ
雪の量もそれなりに増えてきてそろそろワカンが欲しい感じ
ですが面倒くさくてツボ足で凌ぎます
ですが面倒くさくてツボ足で凌ぎます
左に角間山、右が角間山から続く稜線の1930峰。分水嶺はこのピークから角間峠に下ります
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左に角間山、右が角間山から続く稜線の1930峰。分水嶺はこのピークから角間峠に下ります
大ヤリ山頂に到着。ここも特に目印らしきものはありません
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大ヤリ山頂に到着。ここも特に目印らしきものはありません
大ヤリと1930峰の鞍部は広い雪原となっていて気持ちいい場所。ここで休憩にします
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大ヤリと1930峰の鞍部は広い雪原となっていて気持ちいい場所。ここで休憩にします
こんな景色を眺めながら早めのお昼ごはん
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こんな景色を眺めながら早めのお昼ごはん
さて、ひと休みしたところで1930峰に向かいます
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さて、ひと休みしたところで1930峰に向かいます
樹氷の間から太陽
樹氷の間から太陽
こちらは線香花火
2
こちらは線香花火
いい天気になりました
いい天気になりました
誰もいなくて快適やね
誰もいなくて快適やね
前日の降雪ですっかり雪化粧し直されて美しい
1
前日の降雪ですっかり雪化粧し直されて美しい
稜線(1930)に乗りました
稜線(1930)に乗りました
正面にドーンと湯ノ丸&烏帽子
3
正面にドーンと湯ノ丸&烏帽子
四阿山&根子岳
浅間山〜外輪〜西篭ノ登山
1
浅間山〜外輪〜西篭ノ登山
このまま稜線を伝って角間山に向かいたいところですが、分水嶺をつなぐためにいったん角間峠まで下ります
このまま稜線を伝って角間山に向かいたいところですが、分水嶺をつなぐためにいったん角間峠まで下ります
角間峠に到着。これで車坂峠から鳥居峠までの赤線がつながりました
角間峠に到着。これで車坂峠から鳥居峠までの赤線がつながりました
角間峠でワカン付けます
角間峠でワカン付けます
稜線まで再び登り返し
稜線まで再び登り返し
テキトーなところでトラバース
テキトーなところでトラバース
登りやすいところから稜線を目指します
登りやすいところから稜線を目指します
稜線に出ました
おー気持ちいい!
おー気持ちいい!
ぱふぱふ
気持ちいいね!
浅間山〜外輪〜水ノ塔山〜西篭ノ登山〜池の平
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浅間山〜外輪〜水ノ塔山〜西篭ノ登山〜池の平
湯ノ丸北峰&烏帽子
湯ノ丸北峰&烏帽子
(photo komemame)
角間山山頂に到着。湯ノ丸と烏帽子をバックにパチリ
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角間山山頂に到着。湯ノ丸と烏帽子をバックにパチリ
四阿山&根子岳をバックにパチリ
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四阿山&根子岳をバックにパチリ
いちおね(photo komemame)
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いちおね(photo komemame)
山頂より。浅間山〜外輪〜水ノ塔山〜西篭ノ登山〜池の平。眼下は桟敷山
山頂より。浅間山〜外輪〜水ノ塔山〜西篭ノ登山〜池の平。眼下は桟敷山
山頂より。湯ノ丸北峰&烏帽子岳
山頂より。湯ノ丸北峰&烏帽子岳
山頂より。四阿山&根子岳
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山頂より。四阿山&根子岳
山頂より。四阿山の横に御飯岳〜横手山〜岩菅山〜草津白根山〜
白砂山
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山頂より。四阿山の横に御飯岳〜横手山〜岩菅山〜草津白根山〜
白砂山
山頂より。白砂山〜上越国境の山々
山頂より。白砂山〜上越国境の山々
さて、鍋蓋山へ向かいます
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さて、鍋蓋山へ向かいます
下り出しは尾根がもやっとしててわかりづらい
下り出しは尾根がもやっとしててわかりづらい
シリセードして遊んでたら、尾根を外していました
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シリセードして遊んでたら、尾根を外していました
尾根筋に復帰
広い鞍部
分岐の標識がありました
分岐の標識がありました
鞍部から緩やかに登り返します
鞍部から緩やかに登り返します
足元が重い
午後になって気温が上がって足元は雪団子
午後になって気温が上がって足元は雪団子
背後に先ほどまでいた角間山
背後に先ほどまでいた角間山
鍋蓋山山頂に到着
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鍋蓋山山頂に到着
山頂より。浅間山
山頂より。浅間山
山頂より。菅峰〜浅間隠山。手前は村上山
山頂より。菅峰〜浅間隠山。手前は村上山
山頂より。四阿山
山頂より。四阿山
山頂より。横手山〜上越国境
山頂より。横手山〜上越国境
鹿沢スノーエリア方面に下山開始(photo komemame)
鹿沢スノーエリア方面に下山開始(photo komemame)
山頂からわずかに下ると…
山頂からわずかに下ると…
ゲレンデトップは間近でした。でも一番上のリフトは動いてませんでした
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ゲレンデトップは間近でした。でも一番上のリフトは動いてませんでした
ロングシリセード。あー楽し
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ロングシリセード。あー楽し
リフトの脇を下ります
リフトの脇を下ります
ゲレンデより鍋蓋山を振り返ります
ゲレンデより鍋蓋山を振り返ります
ゲレンデから外れて樹林を進み…
ゲレンデから外れて樹林を進み…
林道を進みます
キャベツ畑の中を進みます
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キャベツ畑の中を進みます
農道に出ました
本日歩いたルートを一望
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本日歩いたルートを一望
農道は曲がりくねっていたり除雪されていなかったりしたりしていたため、途中から国道に出ることにします
農道は曲がりくねっていたり除雪されていなかったりしたりしていたため、途中から国道に出ることにします
国道144号(長野街道)に出ました。ここから鳥居峠までは車道歩き
国道144号(長野街道)に出ました。ここから鳥居峠までは車道歩き
ここで豆知識。鳥居峠を越えて上田側(長野)に入ると名前を変えて上州街道になるそうな
ここで豆知識。鳥居峠を越えて上田側(長野)に入ると名前を変えて上州街道になるそうな
こんなところに吾妻川の源流碑。歩いてないと気づかないなこれ
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こんなところに吾妻川の源流碑。歩いてないと気づかないなこれ
鳥居峠に到着。お疲れ様でした!
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鳥居峠に到着。お疲れ様でした!

感想

上信国境(中央分水嶺)の鳥居峠から角間峠の間は夏道がなく、
薮が露出する前に歩いておきたかった区間。
今年は寡雪で賞味期限ギリギリかな、ちょっと苦労するかな、
と思っていましたが、前日の降雪で迷わず向かうことができました。

南面は藪が出ていましたが下りになるため藪漕ぎと言える箇所もなく快適。
終日誰とも会わず、すっかり雪化粧し直した山々は美しかった。
 

もわもわと朝日が差し込むキャベツ畑、
なんてことない畑なのに、冬ならではのすごい光景。
この中を突っ切るようにスタートしました。
前日に東京でも雪が降ったくらいで、どれだけラッセルすることになるんだろう……
と思いましたが、それほど埋まりまくるほどでもなかったです。
角間山の山頂手前は樹林の中であまり雪がなく岩や鎖も出ていました。
それにしても角間峠に誰もいないほどで、この日は本当に静か。
きもちの良い1日でした〜。

おしまい

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