鳥海山(中島台〜千蛇谷)
- GPS
- 10:27
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,822m
- 下り
- 1,816m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一度は行ってみたかった鳥海山へ行く機会が得られた。地元からは遠くなかなか行くことができないので、最も気になっている中島台から千蛇谷を経て新山を目指すルートを選択することにした。
最初はしばらく林道をあるき、中島台レクリエーションの森から遊歩道に入る。雪は少なく、小川がたくさん顔を出していた。あがりこ大王からは遊歩道を離れ、森の中をひたすら進む。2名の先行者のトレースがあり、ありがたく辿らせていただく。
標高900mあたりで鳥海山が見えた。北陸の山には無いスケールの大きさに圧倒された。
その後は大斜面を鳥越川に沿ってひたすら登る。右側には外輪山の巨大な壁があり迫力満点である。序盤は顔を見せていた太陽が気づいたら見えなくなっていた。標高はあまり高くないが、太陽が陰り風が強くなるととたんに寒くなるため、ソフトシェルを着込んだ。
千蛇谷に入ると周りが青氷だらけのカチカチ斜面となったため、クトーを装着して、なんとか神社までたどり着いた。神社では先行の2名が休憩されていた。山頂へは行かずにここからドロップするらしい。
神社から新山への斜面も氷でカチカチになっているため、スキーをデポしてアイゼンで山頂までピストンすることにした。途中でアイゼンが外れたり、モタモタしながらなんとか山頂に着いた。残念ながら青空は隠れてしまったが、それでも達成感いっぱいだった。
写真を取り合い、神社へ戻る。カチカチ斜面の下降はダブルウィペットとアイゼンで四つん這いになって降りると抜群の安定感でウィペットの便利さを改めて実感した。
神社からは板を履いてドロップ。カチカチ地帯はエッジを効かせながら慎重に降りた。
少し下り青氷も少なくなり雪も安定してきたと思ったら、今度は雪がどんどん重くなるなど、雪質が目まぐるしく変わる。空が曇って真っ白で、大斜面も同じく真っ白で感覚がおかしくなりそう。間違った場所に下りないようにこまめにGPSを確認しながらの滑走となった。
樹林帯に入ると、消化試合かと思っていたが意外とツリーランが楽しく、あがりこ大王あたりも起伏が多くアトラクション的楽しさがあった。
最後は林道を汗だくになりながら漕いで終了。天気や雪質など、最高のコンディションではなかったとは思うが、それでもスケールの大きい鳥海山を滑ることができて達成感いっぱいで思い出に残る山行となった。
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