コンパクトながら山歩きの楽しみがぎゅっと詰まった経ヶ峰、周回ハイク (平尾ルートからパノラマルート)

2020年03月18日(水) [日帰り]

• GPS: 03:16
• 距離: 4.8km
• 登り: 508m
• 下り: 499m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:10
• 休憩: 1:01
• 合計: 3:11

距離 4.8km 登り 508m 下り 507m

10:48 平尾大谷林道駐車場・登山口
11:47 11:48 平尾ルート・穴倉東ルート分岐
12:00 12:51 経ヶ峰
12:58 13:06 休養施設（山小屋）
13:14 平尾ルート・穴倉東ルート分岐
13:29 13:30 展望ベンチ
13:59 平尾大谷林道駐車場・登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊勢自動車道、芸濃ICより広域芸濃グリーンロードを経由し、国道163号へ入る。
163号から美里町方面、長野神社方面へ折れ(経ヶ峰登山口の看板あり)、林道を終点まで直進。林道終点が登山口となる。

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備され、危険個所はないが、復路で使ったパノラマルートは急勾配の為足を踏み外すなど、滑落に注意。
また至る所に岐路があるので道迷いに注意。指標通りに向かえば道迷いはありません。

その他周辺情報

下山後、鈴鹿市にある「鈴鹿天然温泉 花しょうぶ」へ。
平日大人：720円　土日祝日：820円

写真

3/18 10:58

林道の終点が登山口。車は10台程度駐車できます。
登山ルートはこの登山口から3ルートあります。

3/18 10:58

登山口の指標の方角へは向かわず、沢方面に降りて登山スタート。こちらの道が本日歩く平尾ルート。

3/18 10:59

沢を渡ると分岐。ここでパノラマルートと平尾ルートに分かれます。我々は往路を平尾ルートで登り、復路にパノラマルートで下山する計画。

3/18 11:00

植林の狭間の登山道を進みます。植林ではありますが、気持ちがいい♬

3/18 11:17

最初のうちはなだらかな登り。

3/18 11:27

木洩れ陽が心地いいですね。

3/18 11:32

俄かに傾斜がきつくなってきましたが尾根を巻いて登っていくので、急勾配ではありません。

3/18 11:42

急な尾根を巻きながら徐々に高度を上げていきます。

3/18 11:48

尾根道に出ました。開けていて気持ちいい尾根歩き。
この尾根道、世界遺産で有名な奈良の大峰奥駈道に似ていますね。

3/18 11:50

馬酔木が綺麗に咲いています。もうそんな時期なんですね。

3/18 11:50

馬酔木を眺めながら歩を進めていきます。

3/18 11:51

いつしか植林から自然林の道に変わっていました。
樹木に付いた苔がいい感じです。

3/18 11:52

更に上の尾根道へと上がっていきます。

3/18 11:52

尾根の分岐へ出ました。この分岐を左、山頂方面へ。

3/18 11:53

この稜線歩きも気持ちいい♬

3/18 11:53

今日は風も穏やかでいい天気です。絶好のハイキング日和(*^^)

3/18 11:54

この辺りも馬酔木が綺麗に咲いています。

3/18 11:54

まだ半分蕾の馬酔木。

3/18 11:55

いきなり反射板の出現。

3/18 11:56

反射板を越え、木々に覆われた稜線を歩いていきます。

3/18 12:00

経ヶ峰山頂の案内板。いよいよ最後の登りです。
この案内板のところも分岐になっていて、右に進むと避難小屋を経由して山頂。左手にまっすぐ行くと直で山頂に至ります。

3/18 12:01

まず先に山頂へ向かいましょうか。

3/18 12:06

山頂への登山道は本日一番の急登。しかも結構長いです(苦笑)。

3/18 12:08

青空が漸く見えてきました。あとひと踏ん張り。

3/18 12:09

登り詰めると視界が開け、山頂直下へ続く登山道は明るい尾根道に。

3/18 12:11

ここも馬酔木の群生が。

3/18 12:11

生物越しに山頂が見えます。いよいよ山頂へ。

3/18 12:11

経ヶ峰山頂に登頂。山頂の標柱は強風の仕業か、折れ、倒れていました。標高は819m。ここも語呂を合わせ、ハイク(819)の山とも呼ばれているそうです。

3/18 12:12

山頂三角点タッチ。お疲れさま。

3/18 12:12

山頂からの眺め。いい感じです。山頂は360度のパノラマビュー。

3/18 12:13

亀山、津市方面。街並みを観ることが出来ます。ちょっと春霞でしょうか。霞んで見えますね。

3/18 12:13

東南方向には立派な展望台も。今日は子供連れのファミリー層が多かったですね。

3/18 12:17

西方面、青山高原です。大きな風車が並びます。

3/18 12:19

近隣の錫杖ヶ岳。

3/18 12:27

陽気が良いのでランチは山頂ベンチで。
久しぶりのカレーヌードル(笑)。

3/18 12:56

ランチ後、青山高原を背に一枚記念撮影を。

3/18 13:01

それにしても山頂直下はものすごい馬酔木の群生。

3/18 13:02

昨年あまり見れなかったので、今年は贅沢させてもらいました。
馬酔木はシカが食べないそうで、群生しているところは繁殖が凄いそうなんです。

3/18 13:03

下山は小屋方面へ。馬酔木ロードを抜けます。

3/18 13:05

樹林帯の道を降りていくと

3/18 13:08

開けたところに避難小屋があります。

3/18 13:09

結構綺麗な避難小屋。中には寝ることもできる部屋もありました。外にはトイレも完備されています。
ここで一泊してほかの山に縦走するのもいいですね。

3/18 13:10

小屋の前は広々とした広場。ここでテント泊も可能だそうです。

3/18 13:12

陽気が良いので、ついまったりとしてしまいます(笑)。
でも、今日は泊まるわけにはいきません。下山しないとね(苦笑)。

3/18 13:17

小屋を出て、山頂直下の分岐へトラバースします。

3/18 13:23

山頂分岐に到着。

3/18 13:29

尾根の分岐(山出と平尾の分岐)まで来た道を戻ります。

3/18 13:30

分岐でパノラマルートへ。

3/18 13:32

樹林帯の斜面を降りていくと…

3/18 13:34

再び視界が洞けました。

3/18 13:34

ここがパノラマルートの展望地。ここからの眺めは素晴らしいです。

3/18 13:36

馬酔木越しからの眺望。

3/18 13:37

素晴らしい景観に見惚れる。

3/18 13:37

馬酔木も綺麗に咲き誇っていますね。

3/18 13:41

大きな馬酔木！
少し離れた所から見ると、ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ)のようです。

3/18 13:42

こちらでも馬酔木越しの景観を愉しみます。

3/18 13:42

可愛らしいですね。

3/18 13:46

パノラマ展望地からの眺望を楽しんだあとは、激下りのルートが待っていました。かなりの急な勾配を下っていきます。

3/18 14:01

ひと段落下りきって振り返ると、この勾配。恵那山の広河原登山道を彷彿させますね(汗)。
これ、登りで使わなくて良かったです(;´Д`A ```

3/18 14:04

あとは斜面に沿って綴ら折れにグングン下るだけ。
でも登山道が急斜面に造られていて極端に細いため、踏み外しに注意です。

3/18 14:10

下山はあっという間。林道の駐車スペースが見えてきました。

3/18 14:11

朝方歩いた平尾道との分岐に到着。

3/18 14:11

沢を渡り、本日の山歩き終了です。
本日も怪我無く無事下山できました。お疲れさま。

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Kunisan0105

春の山旅、その二。
17日の神戸の山旅からの帰り、滋賀の山友さん宅に一泊させてもらい、二日目は鈴鹿の南、布引山地の北端に位置する経ヶ峰に登ってきました。
この経ヶ峰、これだけ鈴鹿方面の山々に登っていながら、未踏の山でした。
山仲間の方々にお薦めしていただきながら、中々訪れることが出来ませんでしたが、漸く登ることが出来ました。
サクッと登れてしまうコンパクトな山ですが、山頂は360度の絶景を愉しむことが出来るいい山ですね。
この日は天気も良く、暖かで絶好の登山日和。最高の眺望を堪能しました。
樹林帯を抜けた稜線から山頂付近と、下山で使ったパノラマルートは馬酔木ロード。素晴らしい景観です。
この山、登山ルートが至る所からあるようで、次回また違うルートから登ってみてもいいなと思います。
そして錫杖湖を挟んで隣の錫杖ヶ岳からも縦走できる(一旦麓まで降りるそうですが)みたいなので、そちらからも歩いてみたいです。
ご一緒くださった皆さん、ありがとうございました