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Yamareco

記録ID: 2269169
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

石割山-大平山 天岩戸を開け、富士見ハイク。もう春本番[感想up]

2020年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:01
距離
10.6km
登り
605m
下り
604m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:14
休憩
0:46
合計
4:00
距離 10.6km 登り 605m 下り 611m
10:58
7
11:05
15
11:20
11:21
12
11:33
20
11:53
12:07
12
12:19
12:47
15
13:11
13
13:24
13:25
10
13:35
8
13:43
13:44
28
14:12
6
14:18
12
14:57
14:58
0
14:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)御殿場駅から富士急バス・河口湖駅行き、山中湖旭日丘バス停下車(9:10-9:47)。平野行に乗り換えて平野バス停下車(10:36-10:46)。(帰り)富士山山中湖バス停から御殿場駅(15:01-15:55)。★乗客はガラガラだったが、バスの運航時刻は15分前後遅れていた。接続には注意が必要か。
コース状況/
危険箇所等
雪は全くなし、地面も完全に乾いていた。石割山からの下りが急で滑りやすい(ロープあり)。だが、危険というほどでもない。全般によく整備されていて、分岐は多いが迷いそうな箇所はなし。
登山口には車が行列。横浜ナンバーが多いが、新潟、北九州、三河、豊橋、多摩と遠方からの車も。
2020年03月21日 11:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 11:17
登山口には車が行列。横浜ナンバーが多いが、新潟、北九州、三河、豊橋、多摩と遠方からの車も。
石割神社の境内へ
2020年03月21日 11:19撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 11:19
石割神社の境内へ
先が見えない階段
2020年03月21日 11:21撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 11:21
先が見えない階段
長い階段が続く。406段ある。
2020年03月21日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 11:23
長い階段が続く。406段ある。
八合目に神殿。御神体は大きな岩。
2020年03月21日 11:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 11:55
八合目に神殿。御神体は大きな岩。
岩は真っ二つに割れている
2020年03月21日 11:53撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 11:53
岩は真っ二つに割れている
お見事
2020年03月21日 11:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 11:58
お見事
割れ目の中をくぐる。かなり狭く、太った人は無理かもしれない。リュックを背負ったままでははいれない。
2020年03月21日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 11:57
割れ目の中をくぐる。かなり狭く、太った人は無理かもしれない。リュックを背負ったままでははいれない。
もう一枚
2020年03月21日 11:59撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 11:59
もう一枚
ここから登山道らしくなる。岩を超えたり、それなりに急な道だ。無雪期はなんてことはないが、積雪期は注意が必要。スノーシューは不可と感じた。
2020年03月21日 12:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 12:14
ここから登山道らしくなる。岩を超えたり、それなりに急な道だ。無雪期はなんてことはないが、積雪期は注意が必要。スノーシューは不可と感じた。
もうあとひと登り>
2020年03月21日 12:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 12:13
もうあとひと登り>
石割山登頂
2020年03月21日 12:20撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 12:20
石割山登頂
富士山と山中湖。霞んではいるが、近いから迫力ある。この後、ずっと富士山を観ながら下る。
2020年03月21日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
3/21 12:22
富士山と山中湖。霞んではいるが、近いから迫力ある。この後、ずっと富士山を観ながら下る。
何度見てもいいねえ
2020年03月21日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 12:22
何度見てもいいねえ
石割山直下の下りが滑りやすい。ロープがあるが慎重に。これを降りればあとはずっとなだらかな道だ。
2020年03月21日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 12:45
石割山直下の下りが滑りやすい。ロープがあるが慎重に。これを降りればあとはずっとなだらかな道だ。
富士山を眺めながら、快適な歩き
2020年03月21日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:06
富士山を眺めながら、快適な歩き
小ピーク、平尾山から。ここからの眺めも素晴らしい
2020年03月21日 13:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:11
小ピーク、平尾山から。ここからの眺めも素晴らしい
下に見える大平山を目指す
2020年03月21日 13:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:12
下に見える大平山を目指す
道標もりっぱ
2020年03月21日 13:28撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 13:28
道標もりっぱ
快適
2020年03月21日 13:34撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 13:34
快適
一応縦走となるのでアップダウンがそれなりにある。大平山は多少の登り返しが必要。あと一息
2020年03月21日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:41
一応縦走となるのでアップダウンがそれなりにある。大平山は多少の登り返しが必要。あと一息
大平山から。逆方向からここまでは来るまで来れるようで、多くの人がくつろいでいました。
2020年03月21日 13:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:42
大平山から。逆方向からここまでは来るまで来れるようで、多くの人がくつろいでいました。
アップ
2020年03月21日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3/21 13:51
アップ
飯盛山から
2020年03月21日 14:04撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 14:04
飯盛山から
古い道標
2020年03月21日 14:19撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 14:19
古い道標
登山道入り口
2020年03月21日 14:30撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 14:30
登山道入り口
ここからは舗装道
2020年03月21日 14:30撮影 by  SHV45, SHARP
3/21 14:30
ここからは舗装道
山中湖に出た
2020年03月21日 14:46撮影 by  SHV45, SHARP
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3/21 14:46
山中湖に出た
富士山を堪能しました
2020年03月21日 14:46撮影 by  SHV45, SHARP
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3/21 14:46
富士山を堪能しました
撮影機器:

感想

この三連休は、昨年、一昨年に続いて、下越の山(角田山→樋曽山→弥彦山)のスプリングエフェメラルめぐりを計画していたが、新型コロナで断念。とはいうもののこの良い天気どうしてくれる。東京と相模原を電車で通過しないで行ける山ということで、御殿場線経由で山中湖の石割山に行ってまいりました。山中湖へのバスはいつも混んでいるが、今日はガラガラ。中国人の若者二人が乗っていたが、この時節、留学生かな。これでリスクゼロだなと、登山口に着いたら、車の行列。駐車場に入りきれず延々と続いている。横浜ナンバーが多いが、北九州、三河、豊橋、多摩と遠方からの車も多い。新潟ナンバーもあるではないか。この山、そんなに人気だとは知らなかった。それなりの見どころは確かにあったのでした。

石割山は、標高1,412m。この辺りでは高い山だ。ヤマレコの皆さんの記録によると一週間前は雪、三ツ峠はいまだ雪でどろどろという情報も。この標高だといくら暖かくなったとはいえ、気温も心配。アンダーウェアーは冬用、中間着は秋用。防寒アウターやチェーンスパイクとスパッツも念のため持参。しかし、山頂までもう完全に夏山といってよいほどのコンディションで出番はありませんでした。

さて、この山の人気の秘密のその1は、石割神社が鎮座していることでしょう。最初は神社の参道となっている。これが長ーい階段。406段あるというが、途切れもなく延々と続く。このさきに本殿、そして御神体があるらしい。

石割神社奥宮は標高1,291m。スタートの山中湖が990mだから300m上がってきたわけだ。石割山の八合目にあたる。御神体は大きな岩。だからこんなに登らなければならなかったのだ。この御神体には大きな特徴がある。真っ二つに大きく割れているのだ。自然の力のなせる技である。この神社、祭神は天手力雄神。つまり天照大神が隠れた天の岩戸を投げ飛ばした神。ということで、これは天の岩戸というわけだ。全国に天の岩戸と伝えられる岩はたくさんあるらしい。その一つに、最終的に隠されたのが戸隠であるが、それを中継した山が信州・松代にあるという伝説が面白い。尼巌山と奇妙山の間に落ちて、それを天手力雄神が戸隠山に隠したといわれていて、いつか行ってみたいと思っている。

さて、この岩割山の天岩戸の裂け目はくぐることができる。3回くぐると御利益があるとか。かなり狭いので太った人は無理かも。私もリュックが邪魔になり、背中から降ろして横ばいになってやっとのことで通ったのでありました。

石割神社から上は、やっと登山道らしくなります。ほんのひと登りでしたが、岩を乗り越えたり急こう配の個所が何か所かあります。無雪期ならなんてことはないが、積雪期は注意が必要と感じました。少なくともスノーシューは無理ですね。

石割山、標高1,412m。少し心配していた風もほとんどないし、もう春本番ですね、皆さんひなたぼっこです。

そして富士山。霞んではいるけど、すぐ目の前ですからね。迫力あります。

このルートの醍醐味のその2は、富士山めがけての縦走だと思います。平尾山→大窪山→大平山→飯盛山と一直線に山中湖へ。だんだんと近づいてくる富士山を観ながら足を進めるのでした。

道の状況は、石割山直下が急こう配で距離もあり、土が火山灰ということもあり滑りやすいです。ロープがあるとはいえ、慎重に降りる必要がありました。それを過ぎれば、多少のアップダウンはありますが快適な道です。

富士山の見え方は、距離が近い山同士でもさまざまで、その見え方の変化だけでも楽しめます。富士山にだんだんと近づいていくので、平尾山(標高1290m)、大平山(1250m)と、どんどん素晴らしい眺めとなっていきます。特に大平山からは遮るものが全くなく圧巻です。富士山の北東側から見ていることになりますが、反対側は大崩れがあったりもするので(逆側の富士宮の長者ケ岳から見たことがある)、最も美しい姿の富士山かもしれません。

三連休のスプリングエフェメラルを求めての下越山旅の代替としての日帰りハイキング。残念ながら石割山もスミレぐらいは咲きそうですが花は皆無。行き帰りを含めてコロナのリスクがほぼゼロの場所を選んだ結果ですが、代わりに富士山の眺望を満喫しました。三日間家に閉じこもるよりはずっと良かったと思います。

新型コロナを避けたハイキング。後半はぐっと人も少なくなり、道も快適、富士山は見事、コロナも安全と、ついついマスクを途中で外して歩いていました。コロナ対策のマスク。。。のつもりになってしまっていたのです。ところが帰宅後、くしゃみ100連発。発作です、花粉症の。そうなんです、コロナに紛れて花粉症のことをすっかり失念していたのです。今年は花粉が例年よりは少ないとはいえ、いつも重症で飲み薬で抑えている。しかし許容量を超えると発作が起きる。それが超えってしまったわけです。富士五湖周辺は特に花粉が多い。毎年この時期に下越に行っていたのは花粉逃れでもあったことを、今更ながら思い出しました。教訓、コロナに惑わされず普段どおりの習慣は忘れるべからず。

なお、いつもは必ず登山後の温泉でゆったりするのだが、コロナのこの頃、パスしました。

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2/5
体力レベル
2/5

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