今日も快晴・平標山
- GPS
- 06:04
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,040m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂付近はやや強い風(耐風姿勢不要) |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
ツェルト
|
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感想
今日は南岸低気圧が去って好天の予報、平標と仙ノ倉へ。
しかしいつもの駐車地点に来ると絶望的に雪がない。まあ知ってたんですが。
出発準備をしているともう1台車が来た。hareharawaiさんのパーティだった。土樽に車をデポしているという。雪が少なくて大変そうだ。
至る所で雪切れしている林道をシートラで歩いてヤカイ沢の分岐へ。沢の上部を覗いてみるが雪が足りなそうなので、今回は平元新道から登ることにした。
登山口から先は雪が繋がっていて一安心。ただ昼間の気温が高いせいで雪は固くクラストしている。登山口からクトーを着けて登っていく。ka_oriiiとyanzmはアイゼンで登る。ガリガリの急登に差しかかるとクトーでも厳しくいるのなりアイゼンを履いてシートラに切り替えた。
途中、ka_oriiiが水筒を落としてしまう。あっという間に尾根を転がって見えなくなってしまった。帰りに探すことにする。前爪アイゼン&ピッケルを今日初めて使ったyanzmは「こんな所、滑れるの?」と聞いてくる。雪がなければ滑れないが、雪さえあれば滑れるのです。
山の家の近くで稜線に上がる。快晴だが気温が高く、遠くの山はよく見えない。昨日少しは雪が降ったようで新雪があり、ここから先はシールで登れる。クトーもいらない。広い尾根を歩いているとhareharawaiさんたちに追いつかれた。隣の尾根を登ってきたようだ。山頂に近づくと後続も続々とやってきてにぎわってきた。松手山から登ってくる人も多い。山頂直下はアイシーだったがクトー無しで登頂できた。
仙ノ倉方面はガリガリで藪も埋まっていないので今日行くのはやめることにした。
風はやや強めだが気温は高く寒くはない。記念撮影して滑走準備。hareharawaiさん達は平標沢へと降りて行った。我々は水筒を探す必要もあり平元新道を戻ることにする。氷化斜面は緩んできていて滑るのに問題はなかった。クラストした新雪も滑りやすく、思ったよりコンディションは悪くなかった。
ツボ足の2人を待ちながら滑って樹林帯へ入る。藪はあるが支障が出るほどではない。ガリガリの急登も予想どおり緩んで問題なく滑れた。ka_oriiiの水筒は、落下地点の20mほど先で新雪に刺さっていた。ラッキーだった。氷化斜面をそのまま落ちていたら300mくらい転がって行っただろう。
急斜面をクリアしたら先に行かせてもらい、一気に降りる。林道は至る所雪切れしていたが、短い所は板のまま進んだ。除雪終了点から先は歩いて下山。ツボ足の2人は30分遅れで降りてきた。下山するとGWくらいの陽気。帰りに通った苗場スキー場の大バーンは雪がなく無残な状態だった。
よく考えたら昨年はアイゼンを使う機会がなかったため2年ぶりでした。
記憶が曖昧なせいかもしれませんが、今まで登ったなかでいちばん長い傾斜がきつめのコースだった気がします。(過去に登ったコースは急斜面はあっても短めで、緩やかだったきが…もしくは過去の山はモフモフな雪だったからあまり滑落の心配がなくそう思い込んでいるだけかも)
体がなまっていたせいか上りでバテてしまいましたが、天気もよく山頂からの景色を楽しめました。
また、昼になってぐずぐずになった雪は行動歩きづらいことがわかりました。
気温が高い雪山はいろいろ注意することあるなと再認識しました。
上りの急斜面でナルゲンを落としてしまい谷へ消えていったので諦めていたのですが、下山時に雪に刺さっているナルゲンと再会できて嬉しかったです。
今度からは紐でザックとつなぐようにします。
はじめての冬靴&アイゼンでしたが、特に苦労せずさくさく登れました。
そこそこ疲れましたが楽しかったです。
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