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記録ID: 227772
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ハイキング
甲斐駒・北岳

櫛形山 原生林はガスが似合う

2012年09月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
11.0km
登り
893m
下り
890m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

みはらし台(10:05)−アヤメ平(11:50〜12:00)−裸山(12:25〜13:00)−櫛形山(13:40〜14:00)−ほこら小屋(14:35)−林道(15:10〜20)−みはらし台(15:55)
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道〜中部横断道経由で南アルプスインターへ。
旧櫛形町市街地に入ると櫛形山や伊奈ヶ湖の標識があるのでそれに沿って進めば登山口のグリーンロッジに到着
コース状況/
危険箇所等
登山道は特に危険な場所はない。
みはらし台にいたる櫛形山林道は全線舗装済だが、落石が多く走行注意。
車高が低い私の車は2回ほどガリガリやってしまった。
照葉樹の登山道
葉っぱのおかげで小雨にも濡れず
2012年09月21日 10:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 10:30
照葉樹の登山道
葉っぱのおかげで小雨にも濡れず
2012年09月21日 11:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 11:18
ガスに覆われ幻想的なカラマツ林
2012年09月21日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 11:42
ガスに覆われ幻想的なカラマツ林
ツインのサクラ
2012年09月21日 11:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 11:45
ツインのサクラ
アヤメ平
もちろんアヤメは咲いてない
2012年09月21日 11:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 11:50
アヤメ平
もちろんアヤメは咲いてない
2012年09月21日 11:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 11:51
2012年09月21日 11:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 11:51
裸山へは苔むした原生林
2012年09月21日 11:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 11:59
裸山へは苔むした原生林
2012年09月24日 00:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/24 0:14
裸山
2012年09月21日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 12:24
裸山
2012年09月21日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 12:24
2012年09月21日 12:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 12:24
この辺はお花畑
トリカブトが結構咲いていましたが、撮った写真が行方不明
2012年09月21日 13:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:03
この辺はお花畑
トリカブトが結構咲いていましたが、撮った写真が行方不明
櫛形山へは鬱蒼とした針葉樹の原生林
2012年09月21日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 13:11
櫛形山へは鬱蒼とした針葉樹の原生林
負け惜しみじゃなくこの原生林は晴れよりもガスが似合う
2012年09月21日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:11
負け惜しみじゃなくこの原生林は晴れよりもガスが似合う
2012年09月21日 13:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 13:15
倒木と苔のオブジェ
2012年09月21日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 13:16
倒木と苔のオブジェ
櫛形山山頂
でも三角点がなかった…
2012年09月21日 13:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 13:44
櫛形山山頂
でも三角点がなかった…
2012年09月21日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 13:46
テンカラの巨木
植林と違って天然は迫力があります
2012年09月21日 13:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:45
テンカラの巨木
植林と違って天然は迫力があります
角度を変えて
2012年09月21日 13:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:58
角度を変えて
もう一枚
2012年09月21日 13:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:57
もう一枚
なんかややこしいことに…
2012年09月21日 13:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 13:58
なんかややこしいことに…
樹間から突然日差しが…
2012年09月21日 14:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 14:05
樹間から突然日差しが…
マルダケブキの大群落
花は終わってました
2012年09月21日 14:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 14:14
マルダケブキの大群落
花は終わってました
アカマツの巨木
2012年09月21日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 14:21
アカマツの巨木
ほこら小屋
2012年09月21日 14:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 14:33
ほこら小屋
下界は晴れてる
2012年09月21日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 14:41
下界は晴れてる
木の枝かと思ったら鹿の落とし物
2012年09月21日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/21 14:44
木の枝かと思ったら鹿の落とし物
2012年09月21日 15:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 15:09
最後は林道歩き
2012年09月21日 15:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 15:50
最後は林道歩き
みはらし台
木が邪魔で見晴らしはいまいち
2012年09月21日 15:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 15:53
みはらし台
木が邪魔で見晴らしはいまいち
2012年09月21日 15:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 15:53
今日もご苦労さん
2012年09月21日 15:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/21 15:52
今日もご苦労さん

感想

21日に休みが取れたので金土日で登山を計画。天気が良ければ仙ノ倉や苗場あたりに行きたかったのだが、あいにく微妙な天候に。
直前まで天気予報と睨めっこして、展望はさほど良くない代わりに曇りでも山歩きが楽しめる櫛形山に決定。

午前3時に自宅を出立、中央道から中部横断道を使って登山口の南アルプス市の伊奈ヶ湖グリーンロッジに6時前に到着。
ところが天気予報が変わり午前中は雨の予報、午後には回復のようなのでしばらく粘ることに。
9時半近くなってようやく雨は小降りになるが、この時間からグリーンロッジをスタートしたら戻りが午後6時近くになる。
2時間ちょっと時間が短縮できるみはらし台から登ることにして櫛形山林道をみはらし台へ。

林道は舗装済だけど、落石が多く、車高の低い私の車は2度ほどガリガリやってしまった。
登山を続けるならマジで四駆を買わなければ。

みはらし台は車10台ちょっと置けるスペースがあり展望台になっている。
でもこの日はガス。
小雨が残る中北尾根登山道を進む。雨は残っていたが、照葉樹林の中の道は葉っぱが雨を防いでまったく濡れることはない。
スタートから2時間くらいでカラマツが点在する森となりすぐにアヤメ平。
もちろんこの時期アヤメはない。

ここから裸山までは苔むした原生林。
裸山はこのコース唯一の展望が利く場所だがガスのため遠くは見えない。
山頂は南側が開けておりお花畑になっており、この時期はトリカブトがあちこちで鮮やかな花を咲かせている。
木材搬出用のワイヤーの残骸が残っており、この山が裸になったのは人の手によるもののようだ。
ま、そのおかげで草原部分がお花畑になったようだが。

裸山で食事にするはずだったがなんとガスコンロを忘れて、コンビニで買ったおでんを冷たいままでいただく。でも冷たくてもうまい。

櫛形山山頂までは鬱蒼とした針葉樹林を進むが苔むした原生林はまさに深山幽谷の趣。
負け惜しみじゃなく晴天よりも今日のようにガスがかかっている方がこの山の良さが味わえる。

伊奈ヶ湖への下山道を分けて一登りで櫛形山山頂。
展望はないけど、周辺には天然のカラマツ、いわゆるテンカラの巨木が点在している。
普段植林しか見ないカラマツだけどテンカラの巨木は迫力満点。まさに森の王者の風格だ。

山頂で三角点を探すも見当たらず、
あきらめて下山にかかるが、帰宅後地図で確認して、実は三角点のある本当の山頂はもう一つ先のピークだったことが判明。
うーん。
でも山梨百名山の標柱もここに立ってたし一応登頂ということで。

帰りは中尾根登山道を下る。天候も回復基調で、時折日差しも差し込む。
山頂から30分ちょっとでほこら小屋。ここは氷室神社への分岐点となっており、周辺でテントを張れるような広場もある。

小屋から少し下ったところで一か所だけ展望が利くところがあるが、ちょうどガスが切れ眼下に甲府盆地を見ることができた。
その先で登山道に鹿の落とし物。
漢方では鹿の角は精力剤らしいので拾って持って帰ろうかとも思ったが、精力つけても使う場所がないのでそのまま放置。

中尾根は途中からカラマツの植林となるが、天候が回復してきたせいか蜘蛛の巣がうざい。
下りに飽きてきたころ櫛形山林道に飛び出す。
グリーンロッジに行くならこのまま下るが、みはらし台へは2キロちょっとの林道歩き。
最後のアスファルト歩きはつらい。
登るころはガスに覆われていたみはらし台は上空は雲が切れ青空に。
でも山は雲がかかり、また樹林が伸びてあまり展望は効かない。

天気が良くないことを前提に櫛形山を選んだけど、結論から言えば大正解。
山頂周辺の苔むした原生林はガスがかかり、水分で苔が一段とみずみずしくなるこの日のような天気の方が、その良さが味わえる。
でも三角点のあるピークを踏まなかったことで、積み残し感が残ってしまった。

この後、南アルプスインターから高速に乗り、宿のある長野松代へ。
翌日は北信のどこかに山に登るつもりだが天気が微妙。
天気が良ければ第一志望は四阿山なんだけど…

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