羅臼岳(岩尾別温泉より往復)〜日本最東端の百名山
- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 8:27
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場> 木下小屋に5台ほどと、その下の「ホテル地の涯」に30台近く駐車可能。 <水場> ・木下小屋横・・・蛇口があります。 ・弥三吉水・・・水量豊富ですが、昭文社の地図には「要煮沸」と記されています。 私達は顔を洗っただけなので確認していませんが、稜線でテン泊する方は大量に水を汲んでいました。 ・銀冷水・・・水量はそれほどでもなし。ここも昭文社の地図には「要煮沸」。 ・岩清水・・・美味しい水ですが、500mペットボトル満タンにするのに10分以上かかりました。 <トイレブース> 銀冷水に2張あります。 <コース状況> ●木下小屋〜大沢入口 始めは急坂もありますが、概して歩きやすい道が続きます。 ●大沢入口〜羅臼平 ここから沢沿いの道となりますが、この時期は雪渓も消え、水流があるわけでもありません。 岩混じりの急登が15分ほど続きます。 ●羅臼平〜羅臼岳 羅臼平から岩清水まではハイマツの道、そこから山頂までは岩場の急登で一番の踏ん張りどころですが、 足場はしっかりしています。 <日帰り入浴> ・ホテル地の涯・・・800円(宿泊者は500円) ホテル横にある露天風呂は無料ですがホテルに申告制 ・木下小屋・・・金額不明ですが、宿泊した人は無料だったそうです。 <ヒグマ情報> ホテル及び木下小屋周辺に親子熊が居ついているようです。 私もホテルから木下小屋までの2分ほどの道のりの間に小熊を見かけました。 それに歩きだしてから15分ほどの地点と大沢の道上に、できたてのウ○チがありました。 <木下小屋のクマスプレー貸出について> ・受付で1日当たり1000円の貸出し料金+保証金2000円=3000円前払いです。 未使用で返却時、2000円が返金されます。 ・貸出期間の延長があった場合、1日当たり1000円の追加料金がかかります。 ・スプレーの使用が確認された場合(10g以上減っている場合)、スプレーの破損や紛失の場合、10,000の支払い (要するに買取り)が発生します。 ・スプレーホルスターの破損・紛失でホルスター料金分2000円を支払う。 ※在庫数を確認したところ、今までは6本あったが、最近使用した登山者がいて、現在は5本とのことです。 |
写真
感想
念願の北海道山行の第一弾は、知床の主峰であり百名山の羅臼岳。
前日に中標津空港から入り、「ホテル地の涯」に前泊しましたが、
このホテルに着く5分ほど手前のイワウベツ川沿いにゆったりと歩いている親子熊を発見。
登る前からテンション上がり?ました。
朝昼食のおにぎりをホテルで用意してもらい、5:30に登山届(というか名簿のようなもの)に記し、出発。
あとで聞いた話ですが、ここを6時頃出発した人たちは、スタートしてすぐに登山道上に小熊がいるのを発見し、
1時間ほど立ち往生したとのこと。
我々も歩いてすぐに熊のウ○チを見つけ、緊張しながら「多発地帯」を通過。
確かにアリさんが沢山歩いていました。
でも平日ながらそこそこの登山者が登っていたので、お互いに離れずに登りました。
登山道自体は大変歩きやすい道で、大沢の登りをクリアすると、ハイマツの海「羅臼平」に到着。
前日よく見えなかった国後島がクッキリと見えます。
右手には羅臼岳の岩峰が待ち構え、ラストの登りと言い聞かせ、右折。
岩清水ではペットボトルに採水するのに時間を取られましたが、
すぐ先で会ったエゾシマリスがポーズをしてくれて、更に時間を取られ、
結構な時間をかけ、山頂到着。
そこには絶景が待っていました。
1時間以上滞留後、不安な下山に向かいます。
ホテルで聞いた話では、登りより下りで遭遇することが多いとのこと。
前日も下りで2時間ほど熊のおかげで立往生した人がいたとのことでした。
休憩は1度きりにして下りましたが、もっとも緊張したのは頻繁に出没している木下小屋までのラスト10分でした。
無事下山後、クマスプレーを「使用しませんでした」と返し、
ホテルでひと風呂浴びたあと、次の目的地に移動しました。
はじめまして、山頂でご一緒でした。私たちは5:18に木下小屋を出発して、2分後に小熊2頭に遭遇しましたが登山道上ではなく親熊がいないのでスルーしました。本州では味わえない緊張感でしたね
レコ、お待ちしておりました
頂上からの国後島、すばらしいですねー!
私は見ることができなかったので、とても羨ましいです
熊は、麓と、650m岩峰までの危険ゾーン、雪渓〜羅臼平と、いつ出てきてもおかしくない状態のようですね。
7月に行ったばかりなのに、Akanekoさんのレコ、何から何まで懐かしく拝見させて頂きました
特に最後の写真の右の川で、下山後暑かったので頭から水をかぶって、とても気持ちよかったことも記憶に蘇りました
ありがとうございます
lolさん、こんばんは。
初コメントが私の記録で恐縮です。
そうでしたか、山頂で同じ空気を吸っていた方でしたか
羅臼岳の記録はあまりないようなので、
ヤマレコユーザーさんに会えるとは思っていませんでした。
素晴らしい景色を共有でき、何よりです。
でもクマとの遭遇は、ちょっとした時間の差ですね
yamahiroさん、再びこんばんは。
この山を登ってもう6日経ち、あの独特の緊張感が懐かしいです。
それにしても、この山を登ってからその日のうちに飛行機で戻られるとは、
あまりにもスリリング!
2時間足止めを食らった方もいたとか
ほんとに熊の気分次第ですね。
私達はオホーツク海と国後島を見渡せる天候に恵まれ、
本当にラッキーでした。
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