登山口間違え、でも白いトリカブトと快晴の御座山

2012年09月26日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,013m
• 下り: 999m

コースタイム

8:10林道空地
多少の勾配はありますが、歩きやすい林道です。
8:45山口コース登山口入口
初めは沢沿い歩きます。気持ちの良いカラマツ林を抜けると、次第に道が細くなり、登りも急になります。倒木も多く枯れ沢のような苔蒸した石もゴロゴロした場所もあり、赤テープも疎らになり踏み跡もうすいので登山道から外れやすくなります。稜線に出てしまえば危険な個所もありません。
11:00御座山頂上11:45
山頂は、細長く、大きな岩が重なって切り落ちている形状です。周りには障害物もないので、360度の大パノラマ状態でした。
13:35山口コース登山口入口
13:50林道空地

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央高速道路、須玉インターチェンジから国道141号線を北上して、野辺山を過ぎて、ぶどう峠を目指して、白岩から登る予定が、何故か手前の山口の登り口まで自家用車で。地図の登山道入口までは未舗装路になりますが無理をすれば普通車でも行けないことはありません。3台ほどの駐車スペースもあります。私は舗装が切れた場所の空地に駐車してしまいました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストはありません。この山口コースからの登りは、序盤のカラマツ林を過ぎると倒木有り、赤テープも疎らで登山道は荒れ放題でした。

写真

9/26 13:59

ぶどう峠に向かう県道からの登山口入口の分岐点です。白岩コースと間違えて、ひとつ手前の山口コースを入ってしまいました。

9/26 8:34

葉の形からキク科の花だと思いますが・・・・。

9/26 18:17

苔蒸した感じです。樹林帯の歩きが続きますが、木の間からは、青空が見えます。

9/26 8:47

ここからが、山口コースの登山道のようです。普通車でも何とかここまで来れそうでしたが、無理は禁物ですかね。

9/26 8:55

登山道に入ると、いきなり本日の目的のひとつである、白いトリカブトを発見しました。

9/26 9:14

こちらは、ふつうのトリカブトです。白いトリカブトを見たあとなので新鮮な感じですね。

9/26 9:16

青と白の混ざったトリカブトも咲いていました。

9/26 9:44

いやー、トリカブト三昧ですね。この御座山はトリカブトが多い場所なのですかね。

9/26 9:47

登山道が次第に荒れだして、踏み跡もうすくなってきました。倒木も多く原生林のようです。倒木を越えるのが、とても難儀です。

9/26 9:44

またまた白いトリカブトです。不思議なもので、白いトリカブトだけが咲いている場所はなく、必ず白いトリカブトと青いトリカブトが一緒に群生しています。

9/26 9:55

尾根に出るまでは、トリカブトが相変わらず多く咲いていました。

9/26 10:09

苔蒸した大木です。このあたりで、地図を見直すと、この登山道は白岩コースではなく山口コースを歩いていることが分かりました。

9/26 12:00

おまけに、この場所で登山道を間違えて稜線まで藪こぎとなりました。正規の登山道は木の右側に登ります。よく見ると赤いテープがあるのですが私は直進してしまいました。

9/26 10:59

見覚えのある避難小屋ですね。間もなく山頂のはずです。

9/26 11:04

山頂の一番奥に団子型の山頂標識があります。6月に来た時にはガスで展望はありませんでしたが、今日は360度の大展望です。

9/26 11:06

今日は八ヶ岳もきれいに見えます。

9/26 11:06

権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳もバッチリですね。北側からは、あまり見ることがないので少し形が違う感じがしますね。

9/26 11:07

もちろん、南アルプスも負けずに美しく見えています。

9/26 11:07

奥秩父の山稜もクリアーです。甲武信ヶ岳や金峰山も見えているのでしょうか。

9/26 11:05

北アルプスもクリアーに見えます。槍ヶ岳もハッキリですね。

9/26 11:26

先日に登った見覚えのある双耳峰、鹿島槍ヶ岳も見えます。その右横は当然、五竜岳ですね。

9/26 11:29

残念ながら、浅間山には雲が掛かっていました。

9/26 11:42

山頂南側の遠望ですが、茅ヶ岳と金ヶ岳が見えますね。ここからは、富士山は見えないのでしょうかね。

9/26 11:44

切り立った山頂の岩場の下は断崖です。

9/26 11:45

イワインチンですね。山頂直下の岩場に咲いていました。

9/26 11:55

ここから、山口コースに下山開始です。

9/26 12:32

苔の苞子でしょうか？・・・・。

9/26 13:18

ブナの木もあります。

9/26 12:40

今日は、トリカブトの日です。

9/26 12:43

主人公は何といっても白いトリカブトですね。

9/26 12:43

この色のトリカブトも美しいです。

9/26 12:51

とにかく、トリカブト三昧でした。

9/26 13:45

カラマツ林もきれいで、落ち着きますね。

9/26 14:25

下山後、小淵沢までの移動中、国道141号線沿いに、多く設置されていたモーモー君です。

9/26 14:47

こちらは、途中で立ち寄った八ヶ岳牧場です。

9/26 14:47

本物のモーモー君達のアップです。

9/26 14:42

ここからの富士山は少し霞み気味ですが、しっかりと見えました。

9/26 14:42

八ヶ岳も近いです。青空も眩しいですね。

9/26 16:17

黄金の田園と日本一の景色も美しいですね。

撮影機器：

D300S ニコン

感想

sss

　白いトリカブトを是非とも見たいため、そして今年の6月に登った時に全く展望が見られなかったので、そのリベンジを兼ねて御座山を目指しました。
　前回は長者の森コースから歩いたので、今回は比較的楽な？白岩コースから登るつもりだったのですが、県道から1本早く曲がってしまったせいで、山口コースから登る羽目になってしまい、しかも歩いている途中まで気がつかないという失態を犯してしまいました。登山口から30分ほどで、長者の森コースからの登山道と合流するはずなのに、歩いても歩いても合流点は見えず、登りは急になり踏み跡も次第に薄くなる一方でした。これはおかしい、あり得ないと思い、地図を見直すと何と手前の登山道を歩いていることが分かり、しばし絶句・・・・。このコースは、歩かれる方もほとんどいないようで、登山道も荒れ放題という感じでした。赤テープも疎らでコースからも何度か外れたり、最後には稜線に出る手前で、完全に登山道を間違えて藪こぎまでさせられてしまいました。でも、結果的には合流点に出てから山頂まで、10分ほどで着くことが出来たので、良かったのでしょうかね。
　山頂につくと快晴の青空で360度の大パノラマを満喫するこからはとができ、念願の白いトリカブトも見ることができたので大満足の山行でした。そして、絶景をおかずに、ゆっくりとランチを食しながら、知り合った長野のおじさんと楽しいオシャベリのひとときを過ごし、おいしいリンゴも御馳走になりました。
　下山後には、いつもの小淵沢の「延命の湯」に立ち寄り汗を流してから帰宅しました。
　

コメント

nyagi

sssさん、こんばんは！
良いお天気の良い景色ですばらしいです〜

白トリ、こちらの登山口にもあるんですね〜
じゃあ、滝コースの方にもきっと！？
全登山コースにあるといいなぁ、他の登山道も歩きたいし・・

ところで数はどうだったんでしょうか？

てるさん

一度登りたい山です。
sssさん。こんばんわ。

いつもながら綺麗な写真ですね。
そして、山頂からの眺めもすばらしい！。

常々一度行きたいと思っている山ですので大変参考になりました。

yamaonnna4

こんばんは〜〜
コメントに誘われて、ヤマレコ拝見しに来ました〜〜
本当にこちらにもあるんですね

藪漕ぎ、お疲れさまでした
大変だったと思いますが、その分、ご褒美の
素晴らしい眺めと白いトリカブト見れて
よかったですね。

噂には聞いてましたが、山頂からの眺めは
ブラボーですね

わたしも次回は、こんな山頂の眺めの時に
行きたいです

わたしも次回は白岩から行きたいなあと思いますが、
ヤマヤには、致命的な方向音痴（笑）ですので、
白岩登山口に辿りつけるのか微妙ですので、万が一の
為の参考になります（笑）

ゲスト

こんばんは。
御座山・・
山友が・・ダジャレで・・オンザマウンテン！って

山頂からの景色はとっても気持ちが良いですよね〜

山頂は瑞牆山に似て狭いのでランチを取るのに苦労した思い出です

sss

数は・・・・。
　 nyagiさん、コメントありがとうございます。

　他のコースの数の比較は、何とも言えませんが、山口コースには７〜８箇所ほどで白トリカブトが咲いていました。
　でも、このコースは地図でも破線で表示されているように長者の森コースに比べると歩きづらいような気がしますね。

sss

こんばんは。
　teru-3さん、コメントありがとうございます。

　私も御座山は2度目でしたが、最初はガスの山頂で残念な思いでした。当たり前ですが、やはり青空の山頂は最高でした。
　是非とも快晴の日に登られてください。

sss

こんばんは。
　今回は、yamaonnna4さんのおかげで、楽しい山行が出来まして、感謝感謝です。
　山登りはキツイですが、美しい景色と美しい花は、ご褒美ですね。
　また、良いコースを教えてください。

sss

うまい！
　オンザマウンテンとは、ナイスですね。

　私はどうも切りたった所や岩場が苦手なので、オンザマウンテンの頂上では、ぎこちない動きになってしまいました。（特に山頂標識のある一番奥の場所）
　当日は、幸いにも他の登山客が少なかったので、かつて建っていた小屋跡？のコンクリート部分で、ゆっくりとランチすることができました。