山形仙 〜春の陽気の中ライトトレッキング〜
- GPS
- 03:52
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 395m
- 下り
- 379m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは無さそうです。道は歩きやすく、危険個所もありません。基本、尾根・稜線歩きなので道を間違えることも無いでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖アンダーシャツ
ズボン
靴下
グローブ△
ウインドブレーカー△
日よけ帽子(キャップ)
靴
サブザック(19L)
トレッキングポール△
山フライパン(深型)
バーナー
アルミ食器セット
紙コップ
割り箸
スプーン△
行動食(飴)△
非常食(シリアルバー)△
飲料(お茶500mL△+水900mL)
カメラ
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
モバイルバッテリー
携帯電話△
腕時計
携帯ラジオ△
目薬△
日焼け止め
|
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共同装備 |
昼食食材(スパゲッティ+レトルトソース+刻み野菜+ソーセージ+春雨スープ)
|
備考 | △印は持って行ったけれど使わなかったものです。 |
感想
新年度が始まった。今年は新型肺炎の流行で世の中が暗く沈んでいる。地域によっては外出も制限されていて、自由に動くこともできない状況のようだ。鳥取県は全国で3つ残された感染者0の県の一つだ。とは言っても、人の多いところは避けましょうと注意喚起がなされている。そんな中、車で人気(ひとけ)の少ない山へ行って歩いて、また車で帰ると言うのは外出と言っても最も感染リスクの少ないアクティビティだと思う。ちなみに、娘はニンテンドースイッチでリングフィットを始めた。それでも家にこもっていては鬱になってしまう。娘を誘い、県境に近い山を歩いてみることにした。
娘の体力に合わせて、累積標高差の少ないコースを探した。那岐山の西側にまだ登ったことのない緩い山があるので、そこを上ってみることにした。
朝ゆっくりしていたら、登山口の声ヶ乢(たわ)に着いたのは11時を過ぎてしまっていた。以前ここから東向きに登って広戸仙・滝山へ行ったことがあるが、今日は西側の山形仙だ。本来であれば、尾根をずっと歩いて滝尾の町まで行ってしまいたいところなのだが、車一台なので、声ヶ乢まで戻ってくるのがたいへんなものだから、途中で引き返す計画とした。
すっかり春らしい天気になって気持ちよく歩けた。展望の良いところはあまりないが、東側には木の枝越しに広戸仙、滝山、那岐山が連なっているのを眺めることができた。緑の葉の茂る針葉樹はほぼヒノキだ。登山口の駐車場に「みまさか桧の里勝北町」と記されていたのはこのことなんだな。時々白い小さな花が鈴なりになっているのは馬酔木(アセビ)だ。桜の木もたくさんあったが、そろそろ散り始めか、ほぼ散ってしまっている。そういえば声ヶ乢には「桜まつり」の幟が立っていたが人はいなかった。新型肺炎の影響でイベントごとは中止になったのだろう。残念なことだ。
山形仙の山頂は紛らわしい。「山形仙山頂791.1m」という看板が立っているところは実は780m地点だ。ここは整地されていて休憩できるちょっとした広場なのだが、最高標高地点はそれより更に西へ行った反射板の立っている地点だ。ここには三角点も設置されていて、国土地理院の地図にも記されている場所だ。けれどもこちらはあまり休めるような場所は無い。更に西へ少し進むと山城跡であったであろう平坦な場所が現れる。「黒姫城址」と呼ばれているらしいが、特に標識や案内板は無かった。どこも茂った木が邪魔をしてスッキリとした展望が望めないのが残念だった。
山ではほとんど人と出会わなかった。山頂でスパゲッティーを作っているときに、トレラン姿の男性が通り過ぎたのと、駐車場で隣の車のアベックが帰り支度をしていたぐらいだった。ネットの世界では登山自粛をしている人も多いのだが、僻地のマイナー登山は伸び伸びと、いつも通り堪能することができた。けれども、そう言って多くの人が地方に押し寄せること(コロナ疎開)になるとしたら、それも困りものだ。なんとか一日も早くこの災厄が克服され、人々が笑顔を取り戻す日が来ることを切に願っている。
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