初めての槍ヶ岳(2015年)
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- GPS
- 20:19
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,773m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:49
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:22
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 登山後の入浴は、河童橋近くの上高地アルペンホテルを利用しました。 |
写真
感想
※山行は2015年、記録は2020年。
これは、北アルプスに、初めて単独行をしたおじいさんの記録です。
本当に天候のいい3日間を最高の山で過ごすことができました。
現役引退前から、体力維持にとウォーキングを始めていましたが、平地から近くの鈴鹿の山に登るようになり、そして、いくつかの頂きに立つと、いつかアルプスにも登りたいという気持ちから「槍ヶ岳に登りたい」と思いを馳せるようになりました。
時間だけはいくらでもありますから、ヤマレコやブログを拝見したりと事前調査には多くの時間をかけました。そして、この時ヤマプラを知り、ヤマレコで登山届も提出できましたので、大いに助かりました。
それまでは、殆どが日帰り登山でしたから、体力が最大の不安材料でした。しかし、私より年下の山の師匠から「北アルプスは山小屋が沢山あるから、疲れたら一番近くの山小屋に泊まれば大丈夫。でも、お金だけは忘れないでね」とのアドバイスで決行しました。
名古屋から朝1番の特急に乗り12時前に上高地バスターミナルに到着。1日目は槍沢ロッヂまでなので、特に気をつけることはありませんでした。ただ、名古屋方面から上高地へ出るのは高山経由の方が速く、しかも安く済むことを後で知りました。
2日目は、まず、ヒュッテ大槍に行って、宿を確保してから槍ヶ岳に向かいました。残念なのは、あの播隆窟を確認せずにヒュッテ大槍に向かってしまったことです。これは下りでも同じミスをしています。
ヒュッテ大槍から東鎌尾根を登り、途中で休憩している方と軽い挨拶を交わしたときに「ちょっと、ふわふわする感じがします」と話したら、真剣な口調で「それはいけない、ここで休憩していくといいですよ」と言われたのでコーヒーブレークをとりました。後で考えると、本当に的確なアドバイスを頂いたと感謝しています。
槍の穂先に登るときは、高度感と槍ヶ岳に登るという緊張感・高揚感からか、2か所くらいで胸がドキドキしました。
昼頃に頂上に立ちましたが、この時の感激は忘れません。何か特別なことをしたんだという思いでいっぱいでした。頂上には、何人もの方がいらっしゃいましたが、あたりかまわず、あらん限りの大声で万歳と言ってしまっていました。
穂先を下りて、槍ヶ岳山荘前で穂先を眺めながら感激に浸っていると、近くで携帯電話でヒュッテ大槍の予約をしておられる方がいらっしゃいました。その時知りました「え〜!docomoは繋がるんだ。」と。その後、北アルプスでは必須だと思い、私もdocomoにしました。
ヒュッテ大槍の食事はワンランク上なのではないかと思います。出来立てで出されますしおいしいし、とても満足しました。これも何人かの山行記録のおかげです。ヒュッテ大槍にして良かった〜。
3日目はひたすら歩きです。それ以外の記憶はあまりありません。
唯一河童橋近くのホテルで入浴し、「あ〜、槍ヶ岳に登ったんだ」と感慨にふけっていました。
やはり、槍ヶ岳というのは特別な山だと思います。「また、来たい。」何度も何度もそう思いました。
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