雨飾山 (北面と荒菅沢滑降)
- GPS
- 08:50
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,597m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨飾荘まで除雪 |
その他周辺情報 | 白馬に帰ってからエム |
写真
装備
個人装備 |
zeroG95(t)
Backland102(o)
|
---|---|
共同装備 |
30mロープ(t)
|
感想
私のリクエストに答えてもらう形で荒菅沢へ。
前日に平地から見上げた白馬三山の稜線はかなりの飛雪だったし、雨飾山は程よい標高だったと思う。
駐車地点から雪がある地点まで自転車で。私は板をくくりつけることができず背負った。全員初の自転車アプローチだったが、勾配のきつい道は歩きとスピードが変わらない。とにかく帰りのための自転車なのだということがよくわかった。
キャンプ場を過ぎ、ほぼ登山道沿いに尾根を登る。大海川へ伸びる支尾根はいくつもあるがやはりこの尾根から取り付くのが良さそうだった。
荒菅沢手前あたりの少し急な登りから斜面がやや不安定なのを感じる。Yukiさんが少し雪面を掘ると表面数センチ下にパウダービーズのようなあられが。掘るほどサラサラと流れ出てくる。粒が大きいので結合しにくく脆弱性が持続するそうだ。
荒菅沢の渡りでは、ゆっくりと眺めることはできなかったが、細いルンゼが岩峰の隙間からいくつか見える。到底自分には滑れるとは思わなかったが、2人は興味を持ったようだった。
稜線に出た後も風はほぼ無く、基本的にザラメだったが、急斜面のキックターンで2回同じ場所で転んだのでそこからはツボで上がった。
荒菅沢ドロップポイントに到着し、山頂直下を見上げると壁に見えるしテリテリしていて硬そうだった。私はここに板デポろうと思います、と宣言。お二人も置いて山頂を目指した。登ってみると表面はパリパリしているものの硬くなく、これなら滑れたな、と後悔した。
雨飾の山頂は初めて来たが、ここにもモノリスあり。P2側から2名、ロープを繋いで登ってきていた。板をデポしてきたスキーヤーのようだった。
takutoとYukiさんはルンゼを覗きに。かなり急そうだった。
笹平に戻り、時間もあるし良い雪を滑ろうということで北面を2ピッチ落とした。雪はやはり良かった。こんなに気温の高い日でも、標高1500mくらいあれば北面は残っているものなのか。Yukiさんはさすがフリーライダーな滑り。見ることができてよかった。
登り返し後の荒菅沢は日陰がクラストしていたが、思ったより斜度はないのでどうにかなった。
行きのトレースと同じあたりに滑り込み、大体行きのトレースを辿った。大海川沿いも林道も斜度がなく、ヒールフリーにしてみたが中々進まなかった。
自転車での下りは快適そのもの。上げてきた甲斐があった。
山田旅館の温泉は残念ながら時間切れ。
それでも、充実した大満足の1日だった。
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