【過去レコ】谷川岳 ↑西黒尾根(日本三大急登)↓田尻尾根


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,476m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:05
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
行き:東京(上越新幹線)越後湯沢(JR上越線)土合 帰り:土合(JR上越線)越後湯沢(JR北陸本線特急はくたか)高岡 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根は日本三大急登ですが、歩きやすかったです ペットボトル500mL1本で山頂まで到達しました |
その他周辺情報 | 土合山の家に前泊、豪華な夕食が印象に残っています 登山中は荷物を預かっていただきました 一泊夕食6300円 http://www.doai.tv/ |
写真
感想
東京で開催された仕事のセミナーの翌日に谷川岳へ
妻とこども達が実家に帰省中のため、気楽に寄り道
大学時代を関東で過ごした私は、しばしば上越新幹線を使って富山へ帰省したが、列車名の「たにがわ」が「谷川岳の直下を走っている」ことに由来しているとは当時は全く知らなかった
越後湯沢で上越線に乗り換え、土合で下車する
大きなザックを背負った人が他に数名いる
あいにくの雨の中を5分ほど歩き、今宵の宿である土合山の家にチェックイン
翌日の準備を済ませた後は、18時の夕食まですることもなく、持参した小説を読んで時間をつぶす
山の家と言っても、ここには電気・水道が供給されており、携帯の電波も問題ない
夕食は豪華で、ご飯とみそ汁を2杯ずついただいた
登山当日は4時に起床し、パン3個+牛乳の朝食(→東京駅で買ってきて良かった、越後湯沢は乗換えなので改札を出ることができず、土合ではコンビニが見当たらない)をとり、日焼け止めを塗って出発の準備
5時出発、昨晩はかなり激しい雨が降っていたが、雨はあがって曇り空となっている(このあと降り出すのではと心配したこともあったが、結局最後まで降らず、下山時にようやく晴れてきた)
谷川岳ロープウェイ乗り場を通過して車道を進むと、谷川岳登山指導センターが左手にあり、ここに登山計画書を提出、さらに約5分で西黒尾根と取り付きへと至る
いよいよ日本三大急登のひとつ西黒尾根の登りだ
最初は変化の少ない樹林帯を淡々と登る
とくに傾斜がきついわけでもなく、最近登った人形山、鍬崎山と比べてもとくにしんどいということはない
ただし、ラクダの背が近づくとクサリ場が3か所ほどあり、どこに足をかけてよいか迷う所もある
ラクダの背で小休止し、さらに5分進むと巌豪新道との分岐(ラクダのコル)
この辺りから岩場が続き、ペンキを頼りにルートを選んで行く
時折、ガスが晴れ、青空が顔を出すが、一瞬のみですっきりは晴れない
8時40分、肩の小屋に到着、ベンチに腰を下ろして、おにぎり1個と菓子でエネルギーを注入し、空荷で山頂を目指す
まずは標高1963mのトマの耳
オキの耳すら見えないほどの濃いガスに覆われ、標柱の写真のみ撮って、オキの耳へ
どちらのピークにも誰もおらず、ここまで出会ったのは、西黒尾根下部で追い越して行った男性1名のみだ
500mLペットボトルを4本持ってきたが、1本だけで山頂まで到達
小屋に戻り、ピンバッジを購入し、下山にかかる
肩の小屋直下に残雪があり、指導センターのHPには「アイゼン必要」と書いてあった場所だ
念のため軽アイゼンを持参したが、ロープをたよりにゆっくり下ればアイゼン無しでも大丈夫であった
ここからはロープウェイを利用して天神尾根を上がってきた多くの人とすれ違う
順調に高度を下げ、田尻尾根との分岐点に達したのが10時40分
土合まで3.6kmとあり、ガイドブック上のコースタイムは90分だ
下りはロープウェイを使うつもりだったが、予定よりずいぶん早く、このまま土合まで戻ると電車の待ち時間が2時間半以上ある
土合に着いても日帰り温泉があるわけでも、コンビニがあるわけでもなく、暇を持て余すのは目に見えているので、田尻尾根を歩いて下ることに予定を変更する
幸い、体力的にも問題ないし、ロープウェイ代金1200円も浮くことになる
田尻尾根ですれ違ったのはひとりのみだが、道は不思議と踏まれており、落ち葉のクッションが膝にやさしい歩きやすいコースだ
ロープウェイの真下に出た地点でロープウェイを見上げ、正面に白毛門を見据えながら小休止
まだ30分以上かかると思って休憩したのだが、ここからは林道っぽい道をわずかに下るとあっけなく朝に歩いた車道へ飛び出す
12時過ぎに山の家に戻り、預けていたカバンを受け取って土合駅へ
まだ電車の時間まで90分以上あるが、致し方ない
荷物を整理したり、地図を眺めたりして時間をつぶす
462段の階段を下ってホームへ行き、越後湯沢行きの電車に乗車
越後湯沢ではくたかに乗り換えて高岡到着が17時前となる
高岡駅からは意気揚々と自転車で自宅に戻り、長い一日が終了
予定外に下山もロープウェイを使わずに自分の足で歩き通し、充実した谷川岳登山となった
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