小野子山〜中ノ岳〜十二ヶ岳 振り子縦走
- GPS
- 06:53
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 953m
- 下り
- 963m
コースタイム
天候 | 早朝曇り のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上毛青年の家から小野子山林道に入り2キロほどで小野子山赤芝登山口 林道わきに10台程度止められる駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標が整備されており迷いようなところはない。 小野子山〜中ノ岳〜十二ヶ岳の縦走路は急登、急下降が続き、雨後は滑りやすく特に下りに注意。 山の標高は大したことはないが、マイカー登山で小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳すべて登るには150メートル前後の急登降を4回繰り返さないといけない。 |
写真
感想
6日に志賀高原の赤石山に登った後、群馬の渋川に移動してルートインに宿泊。
7日は天気が良ければ上州武尊か平標・仙ノ倉に登ろうと考えていたが、残念ながら未明まで雨。
予報は曇りのち晴れになっており、稜線にガスがかからない高さの山ということで子持山と小野子山をピックアップ。
子持山は岩場が多いことから雨後は歩きにくいと考え小野子山に決定。
ルートインの無料の朝食をパスして県道36号旧三国街道を北上、中山峠で左折して小野子山林道の赤芝登山口へ。
駐車場はないが、登山口周辺の林道の路肩に10台くらい駐車できるスペースがありそこに車を止める。
雨は降っていないものの、上空はどんより曇っている。
登山口にはゴヨウツツジの説明板がある。
ゴヨウツツジというと耳慣れないが、要するにシロヤシオのことらしい。
ここからのルートの稜線上に自生地があり、開花の時期だけ赤芝登山口は混雑するとのこと。
ヒノキの植林を進むとすぐに林道。コンクリートで舗装された林道は一直線に上に伸びており傾斜はかなりきつい。こんな道を運転したくないなああ・・
林道歩きに飽きるころ再び登山道の入り口。
薄暗いヒノキの植林を淡々と登ると、標高1080メートルを超えたあたりで照葉樹林に変わり視界がパッと明るくなる。
足元にはトリカブトの青い花。
稜線に出るとゴヨウツツジの自生地への道をを分ける。
緩やかな登降を繰り返すと小野子山の山頂。
南西方面の視界が開けており、浅間山なども見えるようだが雲の中。
中ノ岳へは約160メートルの急下降、雨後のため土がぬかるんでおり滑りやすい。鞍部で小野子山林道へ下る道を分け、今度は160メートルの登り返し。
中ノ岳山頂は樹林に囲まれ視界はないが、樹間からこれから向かう十二ヶ岳が見える。
このあたりで雲が切れ日差しが出てきた。
十二ヶ岳へは120メートルの下り、下りきったところで小野上からの道を合わせる。ここから最後の登り返し。
すぐに男坂と女坂に分かれるが、ここはもちろん男坂。
ストックをたたみ、岩や木の枝、ロープをつかんでの急登。
きつい登りだけど直登だけに頂上まではあっという間。
十二ヶ岳山頂は360度の大パノラマ。
スカッと晴れていれば日光から谷川連峰、志賀高原、浅間山、さらにはアルプスまで見渡せる展望台になるようだ。
とはいえお天気は回復し、十分満足な展望。
時間があるのでゆっくりと昼食。
今日はおでんとうどんを一緒にいただく。
その後2パーティー6人が到着してにぎやかな山談義。
なんだかんだで1時間半滞在。
下りは女坂で鞍部まで戻り、朝来た中ノ岳へ登り返し。
山頂には埼玉から来た親子孫三代の6人連れがレジャーシートを広げてお食事中。本当は十二ヶ岳まで行きたかったそうだが、お爺ちゃんとお孫さんは元気ながらお父さんとお母さんがギブアップでここで終了、お昼にしたとのこと。
中ノ岳から160メートル下り、鞍部で左手の小野子林道への道へ。
ここもコンクリートで舗装された元林道で、膝に響く下り。
最後は赤芝登山口まで約3キロのアスファルト歩き。
すっかり回復したお天気のもと、向かいの子持山を愛でながら登山口に無事帰還。
正直そんなに期待して登ったわけじゃないけど、特に十二ヶ岳の展望は素晴らしい。
何度も登っている地元の方のお話では、残雪の谷川が望める5月がおすすめとか。
全国的な知名度はいま一つでも、名山と呼べる山は多い。
赤石山も小野子山・十二ヶ岳もそういう山だ。
次の土日も天気予報はいいので登るつもり。
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