呉枯ノ峰 〜予想以上の魅力ある山〜 [滋賀県 長浜市 木之本町]
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- GPS
- 04:26
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 721m
- 下り
- 716m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:26
天候 | 春霞の晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
感想
今日は前日よりも更に濃厚な春霞だ。
しかも天候は午後から下り坂。
そうなると登る山は地味な山になるが、時期的にヒルとかダニは嫌なので、地味で歩きやすそうな山といったら呉枯ノ峰だろう。
木之本駅に車を停めて駅のトイレで用を足す。
駅の駐車場からほぼ真っ直ぐ山に向かって歩くと神社があり、その脇から田上山登山口があるので快適な足取りで取り付く。
緩やかな登りの階段の後は気持ちの良いハイキング道だ。
大した登りもなく田上山の山頂らしき広場に着いた。
田上城があったらしく山頂全体が城跡と言うことみたいで色んな跡が保存されていた。
殆ど樹林に囲まれているが、唯一西壕から景色が拝めそうなので言ってみると正面に賤ヶ岳を向かえている。
賤ヶ岳の戦いでは重要な場所だったはずだ。
田上山の山頂プレートは見当たらなかったので、諦めて先に進んでいくと分岐に出た。
分岐を右に進むと呉枯ノ峰尾根の登りに入っていく。
掘割上の支尾根は少し荒れてるようにも見えるが登りにくい訳でもなく尾根に登り切る。
菅山寺を見たいので尾根を北上する。
気持ちの良い尾根道で、菅山寺まで長いと思っていたけどそうでもなった。
菅山寺分岐に着いたが、とりあえず更に北に行った三角点のピークが気になるので真っ直ぐ行く。
すると駐車場が設けられてる鉄塔広場に出た。
唯一と言って良いくらいの景色が拝められるも濃厚な春霞のために視界が悪く、辛うじて余呉湖と賤ヶ岳、山本山、東を向けば横山岳が見れ
た。
鉄塔広場を過ぎると林道に沿ってハイキング道が設けられていて、少しの間はハイキング道を歩くも、三角点の山を巻いてウッディパル余呉という場所に行ってしまうために、巻く前に林道に出てから取り付く。
当然登山道は無く適当に三角点まで行く。
三角点のピークには大箕山と言う山名が付けられて、藪に覆われて展望はない。
林道で鉄塔広場まで戻り、今度は菅山寺に行く。
100mくらい下ると有名な菅山寺のヒノキが立つ場所に着くと、もちろんヒノキにも魅了されたが、シャガのお花畑が素晴らしかった。
菅山寺の本堂から池を周回して登り返して尾根に戻る。
十分に堪能したので呉枯ノ峰に向かう。
尾根を歩き返して田上山分岐を過ぎれば呉枯ノ峰の山頂はすぐだった。
山頂広場はそこそこ広いが周りを高木に覆われているので展望はない。
1等三角点の山だから大展望と言う約束を裏切るところもまた魅力なのだろう。
そのおかげで誰も来ずに静かな一時を満喫出来た。
山頂から南に尾根は繋がっているので進む。
尾根道は平坦でまさに理想的な散歩道を堪能出来る。
徐々に標高を落としながら、ツツジの細道を進み、最後は複雑な地形の急坂を下れば伊香高校に出た。
そのまま駅に戻ってソフトクリームを堪能した。
山頂というよりは菅山寺がメインと言われる呉枯ノ峰の山旅。
そこそこ距離も歩くし、言われているほど地味でもなかったので予想以上に魅力的だった。
GW、自粛で外出しない人、する人と分かれるのは当然。
だが、そんなことで言い争うくらいなら山に登ってな勿体ないと思う日々この頃だ。
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