記録ID: 233572
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
上州武尊山【雨中の鎖場とミゾレに悶絶す→絶景の紅葉に涙す】
2012年10月13日(土) [日帰り]
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- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
1:30武尊神社駐車場5:50→6:15林道終点→6:25最初の分岐→7:00不動明王→7:10手小屋沢避難小屋分岐7:15
→8:30武尊山8:45→9:45剣ヶ峰山10:00→11:35最初の分岐→11:45林道終点→12:05武尊神社駐車場
→8:30武尊山8:45→9:45剣ヶ峰山10:00→11:35最初の分岐→11:45林道終点→12:05武尊神社駐車場
天候 | 曇り→小雨→みぞれ→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・武尊神社の先の林道終点にもスペースあり(地図では10台と書いてあるが、5台くらいかな) |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点〜手小屋沢避難小屋分岐 特に危険箇所なし 手小屋沢避難小屋分岐〜武尊山 鎖場が5ヶ所あります 特に難しくはありませんが、濡れていると神経をつかいます 武尊山〜剣ヶ峰山 武尊山直下はザレていて非常に歩きづらい 剣ヶ峰山〜林道終点 大岩と木の根の急な下り 濡れていると要注意 ※時計回りにするか、反時計回りにするか・・・ 個人的には、延々とダラダラ登るよりは一気に標高を上げる方が好きなため、 時計回りにしてよかった。 ただし、剣ヶ峰山から最初の分岐までは非常に滑りやすく歩きづらく、 慣れていない人が下りで使う場合は注意が必要でしょう。 |
写真
撮影機器:
感想
面倒な仕事が一つ片付き、楽しみにしていた週末。
本日は上州武尊山へ。
みなかみの天気予報は晴れ。
武尊からは360度の大展望、そして絶景の紅葉を満喫するつもりだった。
1:30に駐車場に着いた時は満天の星空。これは期待できそうだ。
2時間ほど仮眠して6時に出発。
この時は深夜の星空が嘘のように雲が流れている。
まあすぐ晴れるだろうと気にしていなかったが、不動明王手前くらいになるとぽつぽつと雨が。。
そして手小屋沢避難小屋分岐辺りからは風雨が強まる。
雨の中の鎖場は緊張。
さらに標高2000mを超えると気温は氷点下。
雨はみぞれとなり、紅葉した木々は霧氷状態に。
360度の大展望が広がっているはずの山頂は、当然のように何も見えず、、、
これが山だ、と言い聞かせて剣ヶ峰山へ向かうことに。
すると、うっすらと太陽が顔を出す時間が。
相変わらずの突風だが薄日のおかげで多少温かくなる。
武尊山から剣ヶ峰山に向かう縦走路の左手、ガスが渦巻く谷にも光が射し始め、
徐々にその姿を現し始める。
凄い紅葉。
ガスが晴れ、また山を越えたガスが降りてきて、、、その繰り返しだったが充分満足。
下山時には青空も広がっていたが、くやしいとか、残念といった気持ちは湧いてこなかった。
雨・みぞれ・突風・濡れた鎖場・木の根の急坂といった厳しい側面と、
最高の紅葉・ブナの巨樹を縫う最高のトレイル・沢山のキノコといった嬉しい側面を
一度に体験でき、とても充実した山行になりました。
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今日は全国的にピーカンと思っていましたが、群馬の山中はミゾレ
山の天気は難しいですね
> 下山時には青空も広がっていたが、くやしいとか、残念といった気持ちは湧いてこなかった。
名文ですねぇ〜
今回の山行の満足感が凝縮されています。
山のベストシーズン!
感性豊かなKazu405さんのレコから目が離せません
確実に晴れだと思っていたのですが、
まさかの天気に驚きました。
悪天だと気づくことも多いのでとてもよい山行になりました。
上信越の紅葉ももうちょっとでおしまいです。
まだまだ楽しみたいです!
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