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記録ID: 2337520
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山(過去レコです)。

2001年04月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.9km
登り
763m
下り
751m
天候 くもり。
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 醒ケ井養鱒場脇の林道から登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
 とくに危険個所はありません。
雪が残っています。
2001年04月15日 11:07撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/15 11:07
雪が残っています。
2001年04月15日 11:44撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/15 11:44
山頂で。
2001年04月15日 12:43撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/15 12:43
下ります。
2020年05月09日 09:06撮影
1
5/9 9:06
下ります。

感想

 鈴鹿の霊仙(りょうぜん)と藤原は一度は登らねばならない山と決めていた。前日は後輩の結婚式で、とくに深い付き合いは無いが何故か主賓として出席させられた。最近は結婚式も様変わりして、仲人もいない、主賓もいないという、新郎新婦主体の本来あるべき姿のものが広まっているが、まだまだ義理的結婚式も多いようだ。平成13年4月15、昨日の結婚式のアルコールのせいで体調は良い方では無かったが、快晴だったので怠けた身体にむち打って行く事にした。醒ケ井の駅前から養鱒場に向かい、さらに養鱒場脇の林道をどんどん行くと、沢山の車がとめられてある所に登山口があった。駐車する場所が無いので少々後戻りし、林道の隅にサイドミラーをたたみ込んで車をとめた。登山口には看板があり迷う事はなく、9時、登山道に入った。小さな谷の中を、時には水が流れている、道とは言えないような道をしばらく登ると茶店があった。こんな所に何故?、これで商売になるのかなと思いつつ、谷の中の道から茶店の中を通っている道に上がっていった。茶店のおじさんに「帰りに寄るよ」と云って、ここから急になった登山道を登り始めた。林の中の暗い道をジグザグにしばらく登ると、「汗拭峠」に出て回りは明るくなった。尾根道を歩き見晴らし台を過ぎると、霊仙を右手前に見ながらの急な山腹の石まじりの道となった。10時30分、この道を登り切ると急に視界が開け、広々とした台地に出た。霊仙はすぐ右に見えるも、そちらへの道はなく、台地を真直ぐ縦断するように道が延び、はるか向こうの台地の北の端に経塚山が見えた。高原の散歩道の様な、快適ではあるが何だか無駄なような道を歩くと、経塚山から霊仙山に向かう右手の尾根の上に、幾人もの登山者のシルエットが見える。随分と歩かねばならないんだと少々ガックリ。左手に小高い丘を見ながら下ると「お虎ガ池」という小さな池があり、これを過ぎると道は徐々に急になり、随分疲れて経塚山に着いた。風が強かったが眺めは良く、正面の霊仙岳の山腹には雪渓が残り、頂上に向かって登山道が延びている。経塚山を一旦下った鞍部は雪溶けでグジョグジョとなっており、登山道の左手に先程見えた雪渓があった。雪渓をバックに、あたかもこれを登るかのように見せて記念写真を撮った。雪渓は登らず登山道を登ると、下から見上げて恐れていた程ではなく、割り合いと早く霊仙岳山頂に着いた。登山口から2時間半の行程であった。台地の端に登って霊仙岳へのうんざりするような長い道が見えてから随分歩いたつもりであったが、実際は1時間程度のものであった。山頂は広々とし見晴らしが良く、北に伊吹山を見る事が出来た。多くの人が休んだり食事をしたりしており、ほとんどは仲間連れであったが、中にはわたしと同様に単独行の人も見られた。石に腰掛け強風の中、コンロにやっと火をつけインスタントラーメンを作って食べた。テンプラを作る時、油が飛び散るのを防ぐ為に周りを囲むアルミ箔のようなもので風をよけ、コンロを使用している人がいた。また一つ山の新しい知識を得た。帰りはもと来た道を下り、行きがけに声を掛けた茶店には寄らず通り過ぎた。13時30分、出発から4時間半で登山口に戻った。狭い林道の路肩に止めた車は無事だった。もう少し時期が遅ければ花が楽しめたのだろうが、花は無くとも全体として変化のある楽しい山だった。

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