屋久島縦断(尾野間-宮之浦)
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- GPS
- 12:03
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,381m
- 下り
- 3,443m
コースタイム
01:00 尾野間歩道入り口
05:20 淀川登山口
07:20 宮之浦岳
08:50 縄文杉
10:50 辻峠
11:35 白谷広場
12:50 宮之浦高速船ターミナル
天候 | くもり、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
さあ今日はこの旅のハイライト、屋久島縦断ワンデイだ。ここ尾之間から宮之浦岳まで1,900m登って宮之浦港まで1,900m下る。島を端から端まで歩いて美しいトラックを描こう。0時半に飛び起きてブラックコーヒーをガブ飲みし気合を入れて旅館を出た。尾之間歩道は夜に歩くのは厳しい。踏み跡は薄く登山道は荒れ気味でマーキングは少ない。淀川登山口までかなりシビれる登りだった。まあ普通に考えて淀川登山口から登るよなあ。淀川登山口に着く頃には夜が明けていた。さあここからは視界良好、登山道も明瞭なのでペースを上げていこう。山頂はガスに包まれているが行くしかない。旅館を出て6時間半で宮之浦岳に着いた。前半の尾之間歩道がマジでしんどかったので山頂に着いたときは嬉しくて大声をあげてしまった。山頂は寒いから早く下りよう。なんだか雨も降ってきたし。聞いてねっす。ガンガン高度を落とすとお楽しみの杉の樹海へ。この辺から遊歩道がめちゃ整備されていて下界を歩いているようだった。木道は下手な足の置き方をするとツルッと滑るので油断できない。
縄文杉の周りはビルの足場のような手の込んだ木道が張り巡らされていた。どれも立派な杉なので逆にどれが縄文杉かわからん。たぶんアレだろうなーというのを見つけたが近くまで行けないので姿を確認したらさっさと下りてきた。雨が強くなってきた。雨風が凌げる木陰に入って休憩した。旅館のおかみさんにオニギリ弁当を作ってもらったのでガッツリ食べて元気満タン。樹海を先に進むとトロッコのレールが出てきて驚いた。このレール区間が結構長い。斜度はユルい下りで走れるので飛ばした。トロッコ区間を終えると男女が休んでいた。今日はじめて人に会ったよ。更に下ると家族が1組、単独男性が1人。こんなに歩いたのに6人しか会わなかった。白谷雲水峡に出ると山歩きは終了。いつの間にか雨は止んで青空が広がっていた。
さあ最後の仕上げはロード下り12km, 海まで-700mだ。ここを自転車で下ったら気持ち良いだろうなあ。しかし脚で下らなければならない。この斜度の下りロードは大腿にビリビリくる。しんどい時間は早く終わらせるに限る。明日は厳しい山行が控えているわけではないので脚は使い切っちまえ。ということで下りロードはかなりのペースで筋繊維を破壊しながら宮之浦港までぶっ飛ばした。脚をパンパンにして13時に宮之浦港に到着。屋久島縦断12時間の早駆けだった。これは2度目は無いな。もしもまた屋久島に来ることがあったら、森の中の小屋やテン場に泊まってまったり杉の樹海に癒されて、下山後は温泉と海の幸を普通に楽しみたい。15時発の高速船に乗り込んだら鹿児島に帰ってきた。クルマは桜島の火山灰ででろでろに汚れていた。火山灰すげー。その後は明日開聞岳に登るべく指宿(いぶすき)まで1時間のドライブ。日が暮れる前にバタンと眠った。長い一日だった。
翌日5/9 開聞岳へ
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