記録ID: 2340278
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積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
【三百名山】景鶴山 残雪期限定の絶景
2011年04月29日(金) ~
2011年04月30日(土)
福島県
群馬県
新潟県
NYAA
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 821m
- 下り
- 822m
コースタイム
●4/29 鳩待峠〜見晴
11:44 鳩待峠 - 12:51-13:05 山の鼻 - 13:40 牛首分岐 - 14:33 竜宮小屋 - 15:12 弥四郎小屋
Total 3:28 休憩 0:19 歩行 3:09 撮影 86枚
●4/30 与作岳〜景鶴山〜与作岳〜竜宮分岐〜鳩待峠
4:08 弥四郎小屋 - 4:25 東電尾瀬橋 - 4:41-59 与作岳 - 7:59 景鶴山 - 9:58 ヨッピ橋 - 10:03 竜宮小屋分岐 10:53 牛首分岐 - 11:20-12:07 山の鼻 - 13:27 鳩待峠
Total 9:19 休憩 1:35 歩行 7:44 撮影 149枚
11:44 鳩待峠 - 12:51-13:05 山の鼻 - 13:40 牛首分岐 - 14:33 竜宮小屋 - 15:12 弥四郎小屋
Total 3:28 休憩 0:19 歩行 3:09 撮影 86枚
●4/30 与作岳〜景鶴山〜与作岳〜竜宮分岐〜鳩待峠
4:08 弥四郎小屋 - 4:25 東電尾瀬橋 - 4:41-59 与作岳 - 7:59 景鶴山 - 9:58 ヨッピ橋 - 10:03 竜宮小屋分岐 10:53 牛首分岐 - 11:20-12:07 山の鼻 - 13:27 鳩待峠
Total 9:19 休憩 1:35 歩行 7:44 撮影 149枚
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●4/29 鳩待峠〜見晴 三百名山の中でも、難しいとされる景鶴山に行こうと思い立った。たまたま、ぐんま百名山に登っている好漢さんが参加するとのこと。 景鶴山だが、今ではネットで情報は入手できるが、なにしろ、こちらは雪山はほとんど素人。好漢さんにいろいろ教わり、登ることにした。 4/29は、ゆっくり出たが、鳩待峠は満車で駐車できないとのこと。朝一は、凍結もあったと聞く。 戸倉にある駐車場に止め、バスに乗って鳩待峠に向かう。自分は、戸倉スキー場に駐車して、バスに乗った記憶があるが、それはもう昔のことらしい(笑) ちょっと前まで、残雪期の尾瀬は空いていると聞いていたが、そんなことはなさそうだ。なにしろ、4/29の竜宮小屋が満室らしい。そのほとんどが景鶴山を目指すとのこと。 鳩待峠から、山の鼻に向かうが、夏道の面影がない。斜面を巻くイメージで踏み跡を歩いていく。山の鼻では、テン場が大盛況。残雪の至仏山が大きくそびえている。 さて、ここからはひたすら、残雪の尾瀬ヶ原を歩く。尾瀬には、燧ケ岳に一回、至仏山に一回、尾瀬沼に2回来ているが、尾瀬ヶ原を歩いたことはなかった。 とにかく、前には燧ケ岳、後ろには至仏山、真っ白な景色に写真撮りまくりだ。パノラマ写真も楽しい。 そして、左手に景鶴山が見えてくるが、なんとなくパッとしない雰囲気。ところが、先に進むにつれ、雪面が見えてくると、なかなか見栄えがする。 この日は、見晴の弥四郎小屋に宿泊した。事前の情報では、工事のため、ヨッピ橋が通れないと聞いていたからだ。 宿泊者は、10名ぐらい。この日が小屋開きのようだ。だが、桧枝岐小屋は大盛況のようだ。 ●4/30 与作岳〜景鶴山〜与作岳〜竜宮分岐〜鳩待峠 4/30は、朝4時出発。ヘッデンはつけるが、なんとなく雪面は見える。桧枝岐小屋でも、団体さんが出発するところだった。 今年は、積雪が多いとのことで、雪原を渡って、東電橋まで行けるとのこと。笹山を目指して歩くが、踏み跡は2人分ぐらいしかない。 東電橋に近づくと、踏み跡が増えてくる。そして、東電小屋で朝食を取り、笹山を目指す。 この笹山は巻くことが多いと聞くが、巻いている踏み跡はなかった。結構斜面も急なので、トラバースするより直登してしまった方が楽なのかも知れない。 笹山では、10人ぐらいの人がいた。ここから、与作岳までは急斜面もあるが、快適な雪原歩きが楽しめる。だんだん視界が開けてくるのは、まさに登山の醍醐味だ。 踏み跡は、明確でそれをたどればいいだけだから、悩むことはない。後から、健脚者が何人か追い抜いていく。 昨夜、宿で夕食時、毎年この時期に来ているという単独行者に会ったが、その人はなんと、アイゼンなし、ピッケル、ストックなしで、スタスタと追い抜いていった。 荷物もそんなに背負っていない。積雪期の尾瀬を良く分かっているのだろう。 そして、いよいよ視界が開けて、与作岳につく。残雪の気持ちいい景色が広がる。 なにしろ、燧ケ岳、至仏山、平ヶ岳の3つの百名山、真っ白な尾瀬ヶ原、そして、間近に見える景鶴山も角度を変えるごとに見栄えが変わるという素晴らしい景色。 写真撮影を存分に楽しむ。 途中、ザックをデポし、山頂近くの岩場にトライ。岩場と言っても今年は、雪が多くて、ほとんど雪に覆われている。 かなりの急斜面で、団体さんの後をついて行くが、ほとんどの人は、12本爪にピッケルという装備。 こちらは、6本爪にダブルストック。これでも不安はないが、心配な人は、12本爪にピッケルがいいだろう。 山頂は、狭いが10人ぐらいはなんとかいられる。団体さんが先に行くとうざいので、さくさくと降りる。 下りの急斜面が怖いかと思ったが、そうでもない。そこそこ快適に降りられた。 さて、降りてすぐ右下に踏み跡がある。ケイズル沢の左岸のコースだ。かなり時間を短縮できるとのことだが、雪崩や踏抜きには、注意したい。 過去には、踏み抜いて沢に落ちて、亡くなった方もいるとのこと。 自分は、ザックをデポしてきたので、元のコースを戻る。安全策と思って、東電小屋からの往復を考えていたが、 ケイズル沢左岸のコースがこんなポピュラーコースになっているとは思わなかったので、随分、手前にザックをデポしてしまった。 なお、コース取りは人によってさまざまで、笹山経由の健脚者たちは、下りはケイズル沢に下りたようだ。 逆に登りに沢コースを使い、下りで笹山経由という人もいた。これは、安全で早くということを考えれば、もっとも合理的なコース取りだろう。 だが、この山の醍醐味は笹山〜与作岳〜景鶴山の尾根歩きの展望で、もちろん、登りの方が雰囲気がいい。下りでは、感激が薄れる。 そして、笹山の鞍部まで下ると、予想通り、ヨッピ橋方面から来たと思われる踏み跡があり、それをたどって下る。 なにしろ、踏み跡をたどるだけで、もし、雪解けで沢などが出ると渡渉が必要になったりする可能性もあるので不安だが、 今までの過程を見ると、信頼できるガイドさんが団体を連れてくるのだから、踏み跡に間違いはないと思って、忠実にたどる。 すると、ヨッピ橋までたどりつく。橋の板が取り外されており、怖いという評判だが、まったく問題なく渡れる。 そして、山の鼻まで1:20ほど歩いたが、これが途方もなく長く感じた。 山の鼻では、ラーメンを食べ、鳩待峠に戻り、温泉で休憩。そして、九州へ向かうのであった。 |
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