記録ID: 2340401
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無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
【三百名山】高隈山(小篦柄岳~大篦柄岳~妻岳~御岳)
2012年05月04日(金) [日帰り]
鹿児島県
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
6:34 スマン峠登山口 - 7:14 スマン峠 - 7:39-7:57 小箆柄岳往復 - 8:25-52 大箆柄岳 - 9:15 小箆柄岳分岐 - 9:26 スマン峠 - 9:47 妻岳分岐 - 9:59-10:29 妻岳 - 10:37 妻岳分岐 - 10:59-11:32 御岳 - 11:46 妻岳分岐 - 11:51 水場 - 12:05-21 スマン峠 - 12:46 スマン峠登山口
Total 6:12 休憩 1:46 歩行 4:26 撮影 139枚
※トレランシューズ使用
Total 6:12 休憩 1:46 歩行 4:26 撮影 139枚
※トレランシューズ使用
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝は少々、ゆっくり起きた。心配していた火山灰は、ここまでは降らなかったようだ。準備をしていると、林道から単独者があるいて来た。昨日の夜、大箆柄登山口で、車中泊していた方だった。 今日は、横岳〜白山まで行って戻って来るとのこと。 その後、車一台が来たが、単独者だった。 まずは、スマン峠を目指すが、結構な急登。水場をすぎ、スマン峠へ出る。 スマン峠からは、快適な稜線歩きで、起伏は大きくはない。 樹林帯ではあるが、ところどころ展望個所があり、結構楽しめる。 主峰、大箆柄岳(おおのがらだけ)を目指すが、その前に小箆柄岳(このがらだけ)に立ち寄る。 一部ではあるが、気持のいい稜線、眼下に広がる海岸線を見渡すことができた。 8時をちょっとすぎて、「ドン」と音がした。桜島の噴火だ。8:25には、大箆柄登山口から上がってきたパーティがいて、噴火の煙が見事だったと聞いた。 自分が着いたころは、桜島はガスがかかり見えなくなっていた。 展望は、多少、低木にさえぎられるが、360度見える。 御岳、妻岳、横岳、白山など、高隅連山の大らかな山容は、北海道の山並みを連想させる雄大なものだった。 半島にある山なので、両側が海であるというのも特徴で、独特の開放感が気持ちいい。 また、霧島山を望むこともでき、高千穂の雄大な眺めも望むことができた。 山頂の景色を十分楽しんで、スマン峠に戻る。 妻岳をめざすが、直登はできない。巻道を通ると、妻岳と御岳の分岐があり、それぞれ、20分、40分の表示がある。 先に妻岳に登るが、槍のような形をしているので、結構な急登。 山頂は、一部、展望が開け、そこそこ展望は楽しめる。 後から、地元パーティが来て、いろいろ話をするが、御岳の展望が一番らしい。 妻岳を後にして、御岳を目指す。話に聞いた通り、360度の素晴らしい展望が得られる。 大箆柄岳の展望も良かったが、さえぎるものがない御岳の展望に軍配が上がる。 大らかな山容もこちらの方が顕著に観賞できる。 山頂では、ツバメが舞い飛び、うなりを上げて飛んでいる。 こんなに間近をツバメが飛ぶのも、珍しい。 山頂で、地元の登山者に話を聞いたが、鹿児島市内より来た方で、桜島フェリーで来たらしい。 なんと、桜島の近くでは、火山灰でヘッドライトをつけないとならないくらい、暗くなっているらしい。 遠くから、見物するのはいいが、近寄るのは恐ろしい。 ここでも、十分展望を楽しんで、下山にかかる。 妻岳分岐の先の巻道では、水が出ていたので、のどをうるおす。この水場は渇水期は期待できないだろう。 スマン峠に着くと、単独者が休んでいる。なんと、テン泊装備だそうだ。 大縦走でも、もくろんでいるのかと思って、話を聞いたがどうもそうではないらしい。 これだけの装備をかつぐ体力があるのであれば、軽荷で楽勝で日帰りできる。 いろいろ話をして、スマン峠登山口に下山した。 車には、若干、火山灰が乗っているようだった。これから、垂水市に戻ると、火山灰をあびることになるかも知れない。 だが、地図を見ると、県道71号まで戻れば、東へ逃げることができる。次の目的地、尾鈴山を目指して走り出す。 |
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