下ノ廊下
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 2,206m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:21
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
復路:欅平から黒部峡谷鉄道、富山地鉄、北陸本線、大糸線で信濃大町駅へ |
写真
感想
下ノ廊下を歩くことは長い間憧れでしたが、百名山完登を優先させたこと、危険いっぱいの長丁場をソロで歩く技術を持っていなかったことから、封印してきました。そんな中、前年に百名山を完登し、その過程で出会った山の師匠が同行してくれるというので、好機到来!
前日、信濃大町駅近くで車中泊し、始発バスで扇沢へ。既にトロリーバス乗り場には行列が出来ていて、満員のバスに乗り黒部ダムで下車。ダム底まで階段を降りて6時50分にスタート。
最初は登山道と谷との落差も小さくて恐怖感はなく、順調に歩きます。丸太橋も何度か渡り、何回か高巻きも。心配していた雪は例年より少なく、障害にはならなかったので、助かりました。
だんだん落差が大きくなり、高度感が増してきます。よくこんなところに道を作ったものです。番線一つに命を託して歩きます。あちこちに見どころがありますが、やはり十字峡が規模が大きく、印象に残りました。仙人谷ダムの中を通過し、14時11分、ようやく阿曽原小屋に到着。アップダウンは大きくはなかったですが、緊張したせいか後半は膝が痛くなり、特に下りに苦労しました。
お目当ての温泉で疲れを癒しましたが、行き来の階段が膝に堪えて大変でした。夕食は噂のカレーではなく山菜づくしでしたが、美味でございました。夕食後、ご主人の話も面白く、終わったらすぐに爆睡(^^)
翌朝、トロッコ列車に予約なしで乗るため4時38分に出発。痛む膝をかばいながら、水平歩道をひたすら歩きます。大太鼓もなんとか通過。11時半になんとか欅平駅に到着。おかげで昼前のトロッコ列車は空いていました。もっともそこから列車を乗り換え乗り換え信濃大町駅まで戻ってくるのが大変でしたが。
初の下ノ廊下は、予想通り怖かったものの歩き甲斐のある素晴らしいルートで、念願が叶って満足しました。次は紅葉の時期に再訪したいものです。
※過去レコ作成 2020年5月11日
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する