簗谷山(過去レコです)。
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 804m
- 下り
- 805m
天候 | 晴れ。 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
平成12年11月26日、お産で戻っている長女がまだいついているので今日も単独行だ。目指すは、金山町と明宝村と和良村の交わった所にある簗谷山(やなたにやま)だ。郡上八幡から和良を越え、「飛騨金山の森」から県道86号線を少し行くと道が掘り返され、通行止めとなっていた。「分県登山ガイド岐阜県の山」によれば、この先に林道の入り口があり、そこから2.7卆茲謀仍蓋があると記されている。ウンザリして引き返そうかと思ったが、道端に車が1台とめてあり、山登り姿の自分より年配と思われる夫婦がちょうど歩き始めるところであった。せっかくここ迄来たんだからと自分も歩く事にした。深く掘り起こされて通れない県道を山側に回り込み、しばらく歩くと林道の入り口があった。本来なら車でスイスイ行ける筈の道を一人テクテク行くと、途中で先の夫婦の奥さんだけが帰って来るのに出会った。林道の横を流れる簗谷川は大層透き徹っており、車で行けばすぐに行けるのにという憂鬱感も薄らいだ。50分程で林道は終点となり、やっと登山口に到着。登山口の階段に先の夫婦の亭主が休んでおり、「女房は帰っていってしまった。だらしない奴だ」とブツブツ云っていた。わたしも一服しているうちに、おじさんはヨタヨタと階段を登っていった。程なくわたしも登りにかかった。「小鳥のさえずる登山道はよく整備されているようで、南尾根ルートとブナの木ルートの2つがあり、南尾根の方は2.7辧▲屮覆量擇諒は2.3劼筏してある。距離が長い方が登りには楽だろうと、南尾根ルートを辿ることにした。ひと登りすると下りとなって、底には「小鹿の涙」と名の付いた小さな滝がありそこで一服。そこから登り返し、和良村との境にある展望台まで休み休みの登りとなった。展望台からは緩やかな歩きとなり、12時ちょっと前に簗谷山頂上に着いた。途中誰にも会わなかったが、頂上には先の夫婦(何故か奥さんもいた)、若い男1人、イヌを連れたオジサンがすでにいた。奥さんは林道の途中で若い男に会い、一緒に登ってきたという。「あら遅かったのね」と云われてしまった。先程、だらしない奴と亭主に云われた奥さんであるが、少なくとも自分よりは元気な人のようであった。天気は晴れ、乗鞍、御岳、恵那山がきれいに見えた。皆さんお喋りで、若い男は能郷白山で熊に出会った話しをし、おじさん達は川上岳が良いとか、丸黒山が良いとか話していた。僕は3日前に三周に登ったが、大勢の人だったという話しをした。オムスビを食べ、「簗谷山頂上、標高1213m、金山町」とかかれた立て札をバックに、1mの誤差(案内本には1214mと記されている)など気にせずに記念撮影し、皆より先に下り始めた。ブナの木ルートを、先の奥さんに追い越されまいと急いで下りて来たので、右母趾が痛くなり、靴を脱いでみると爪が真っ黒になっていた。山歩きし過ぎたせいかと思っていたが、大分後になってから妻の靴を間違って履いていた事がわかった。登山靴の選び方の説明書に、つま先にゆとりがある事と記されている理由が身にしみて判った。林道を下っていると、ツーリング服をまとった青年が駆け足で登ってくるのに会い、若い人の元気さに感心した。帰路、金山温泉で汗を流し、通行止めにもかかわらず頂上まで登ったことに満足しながら、しばし昼寝をむさぼった後帰途についた。
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