月山−肘折温泉から行くその長い長い道のり
- GPS
- 06:53
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 1,887m
コースタイム
05:30 肘折口 発
08:00 念仏ヶ原避難小屋
10:50 月山山頂
11:10 金姥分岐
11:30 装束場
11:50 湯殿山神社本宮
12:00 大鳥居
12:30 バス停「湯殿山口」 着
12:48 バス 発
13:47 鶴岡駅 発(余目駅で乗換)
14:51 新庄駅着(しばらく退屈)
18:10 バス 発
19:00 肘折温泉 着(夜の林道RUN5km…)
19:45 肘折口 着
天候 | 天気:曇り☁ 気温:5℃(登山口) ※山頂は強風もあって体感は氷点下と思われる 風力:森林限界上でどんどん強くなった。山頂は推定10m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
湯殿山 → 鶴岡駅 @1370 →http://www.shonaikotsu.jp/highway/yamagata.html ※本数少ない… ・電車 鶴岡 → 余目乗換 → 新庄 @1110 ・バス 新庄駅 → 肘折温泉 @1240 →http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/jikoku/frame/hiziori.html ※本数少ない… |
コース状況/ 危険箇所等 |
・肘折温泉 →http://hijiori.jp/ ・道迷い 清川橋を過ぎてから少し道が荒れます。さらに上がって湿原に入ってからは周囲が開けるため、ガスっている際は要注意です。 ・登山道が谷側に傾斜している部分がある。 ・木道はこれでもかという位に滑ります。 ・岩も苔むして滑りやすくなっています。 |
写真
感想
「やりたい山」ってのは何においてもやりたいものだ。「月山」自体はもう何度登ったか忘れた位登ったが、未踏のルートがあった。湯殿山ルートと肘折ルートだ。湯殿山ルートはともかく、長い長い肘折ルートを踏んだ末の月山〜魅力を感じていた。そんな中、去年の秋山遭難救助訓練でお初したcitrusさんから聞いたお話やそのレコはまだ見ぬ世界への妄想を加速させた。(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-136827.html)
前日深夜23時出発、子供達二人が綺麗に並んで敬礼して見送りしてくれた。彼女らが口ずさんでいるのは何故か宇宙戦艦ヤマトのテーマ(^_^;)?
登山口付近着〜温泉から行くか、林道を車で進んで登山口から行くか悩む。縦走を経て12:48までに湯殿山口バス停まで着かねばならぬと言う制限があったので林道を車で進む事とした。つまり、帰りは夜の山道を5kmRUNしなければならないと言うことを意味していた。
朝5時半、まだ暗い登山道をヘッドライトの灯りだけを頼りに進む。濡れた木の根と谷側に傾斜した道が危ない。しかし、道は明らかで迷う要素はない。バス時刻に迫られての行程は心が落ち着かないが、それも勤め人の定めと知る。急登が続きペースが上がらないが、イザとなったらヒッチハイクでもして市内に降りれば何とかなるだろとお気楽に考えた。いやこんな泥だらけを誰が乗せてくれようか(^_^;)とにかく進んだ。
清川橋〜あんな大きな橋だとはつゆ知らず(^_^;)お父さん・お母さんが手足を長く!?産んでくれてなかったら渡れなかったかもしれない。そのせいか、その先の道は荒れ気味に思えた。山頂下の湿原の草紅葉は見事だったが、段々と風は強くなる。1900m上は雲の中で、山頂にはシャーベット場のエビの尻尾ができていた。滞在10秒で湯殿山へ降りた。
時計を見てみる。バス時刻まで2時間ちょいあったが、山頂から湯殿山口バス停まで微妙な時間だった。月光坂の梯子場でどれだけ時間がかかるか想定できないからだ。しかし、想像よりマイルドだったのですんなり進んでバス時刻には間に合った(*´∀`)山頂からは人・人・人で賑やかだったのは流石の月山(^_^)「そんな格好でどこから?」の問に、「肘折」と答えてピンと来る地元の人は驚いていた。自分でも良くやるぜ(^_^;)と思う。
バスに間に合い、その後もすんなり新庄まで(^_^)新庄では3時間位のバス待ちで退屈をする(T_T)夜19時に温泉に戻ってそこから5kmの夜山RUNはメンタルに響いた。。。共同浴場「上の湯」で一日の汗を流して無事終了(*´∀`)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
tooleさん こんばんは。
時間に追われる山行は…駄目ですね(^_^;)今回はスケジュールがタイト過ぎて、せっかく背負った一眼レフも一箇所でしか使用しませんでした(T_T)
最初から湯殿山で泊まるか、ルート逆にすればペースも上がって肘折温泉に泊まれるっとかもっと楽しめたと反省してます。
それでも念願の肘折道は登れたし、噂のはしご場も体験できたし、収穫の多い山行となりました(*´∀`)
無事にイスカンダルから生還されたようで
なによりです。(^^)
結局、仕事もたいしたことなく
こんなことだったら、一緒に行けばよかった
などど後悔。後の祭りですね。
それにしても、かなりタフなコースで
一緒に行ってたらバスに間に合ったかどうか?・・
写真見ていて、無性に行きたくて
Mの血が騒ぎます。
今度は是非、連れて行ってください。
こっちは
雪が降るまでは、里山巡りです。
今、アイゼンを買うか思案の日々でした。
mkikuさん こんばんは(^_^)
距離はそうでもないのに累積標高差2,000mとtoughなコースでした(^_^;)登り苦手な自分で5.5hですから、mkikuさんならもっと速いはず(^_^)
もうちょっと日が長い時期を選んでスタートを早くすればもっと余裕を持って楽しめるのではと。。。
肘折道に限らず月山には六十里越街道なる極上トレイルがありますから来シーズン是非行きましょう(^_^)
肘折ルートは長すぎてつかったことのないところ。
湯殿山に下りるのは、車でも有料道路の閉店が気になるところです(>_<)
橋の破損はびっくり!
これでは使えないですね…
三日月池辺りからその山容の全貌が見えました(^_^)だけどまだまだ果てしなく、いったいどこから取り付くんだろう?とちょっと途方にくれました。
賽の河原あたりではもっとゆっくり景色を楽しみたかったですが、冷える訳にも、バス時刻にも遅れるわけにも行かずバタバタと過ごしました(^_^)
肘折道はまた別ルートと組み合わせてグリーンシーズンに踏みたいな思いました。
kimberlite はじめまして
肘折ルートは確かにキツかったです(^_^;)長い長い急登が2度あって心が折れそうになりました。
湯殿山の有料道路は昔の参道が案内も充実してついてあります(^_^)2km程度なので出口に車さえ待機してあれば心配ありません。
清川橋は修理の目処もないようなので、肘折ルート利用時は注意が必要です。そのせいかどうか、橋より上部の登山道は踏み跡が弱く草が少々生い茂っていた印象を受けました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する