庚申山、鋸11峰、皇海山
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- GPS
- 09:29
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,780m
- 下り
- 2,763m
コースタイム
天候 | 快晴後、晴れ、赤城側から強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:かじか荘の先 危険箇所:鋸山の前後。鋸山から六林班峠経由の登山道(足を倒木で強打しそう) トイレ:かじか荘手前のキャンプ場、庚申山荘 水場:六林班峠〜庚申山荘の間に3カ所ぐらい(?) |
写真
感想
一度は、庚申山と皇海山に登ってみたいと思っていて、ようやく行くことができました。お天気は良かったのですが、赤城側からの強風には参りました。
かじか荘〜一の鳥居:
林道歩きです。傾斜はきつくありません。朝方でまだ暗かったのですが、途中で猿の群れに騒がれてドキッとしました。その後、すぐさま、川向こうからワオーンという声。最近は、熊、熊、熊ですので、気持ちの良いものではありません。
一の鳥居〜庚申山荘:
ここは一般登山道ですので、問題はありませんが、たまに、訳のわからない踏み跡が分岐したりします。明るければ、正しい道の選択に迷うことはないと思います。
庚申山荘〜鋸山:
庚申山荘から登っていると、後ろから同じペースで登ってこられる若者に逢い、一緒に行くことになりました。あまりにバリバリ歩かれるので、ここから妙にハイペースとなり、鋸山まで無休憩となってしまいました。そのため、コースにあまり印象がありません。ただ、結構きつい登り/下りでした。鋸11峰の方は、たまに不明瞭な感じのところがありますが、基本的に稜線通しに行けば、問題ありません。岩場に関しては、鋸山の手前だけなので、注意すれば大丈夫です。11峰と言われている割に拍子抜けしました。(ずっと岩場が続くと思っていましたので)
鋸山〜皇海山:
鋸山の下りは、かなり足場が悪いです。しばらく下ると、そのまま沢沿いに降りてしまいそうなところがあります。ここは、皇海山に向かって右に行き、稜線沿いの岩稜を下ります。GPS Log の西にそれている部分がそれです。沢沿いに下り過ぎてしまい、そのまま東に適当にトラバースして稜線に戻りました。ここには、緑色のビニール状の印もあるのですが、間違いです。
皇海山との鞍部からは、いきなり、にぎやかになります。頂上も20人ぐらいの方が登っていたと思います。(さすが百名山)
皇海山の登りは急傾斜。つらいところです。
鋸山〜六林班峠:
実は、この部分、非常に嫌なところでした。南斜面になると、笹が背丈以上に生い茂り、足下が全く見えないのです。倒木、木の根、飛び出している枝があり、速く歩くと足を強打します。従って、ゆっくり歩くしか方法がありません。さらに意外と多いアップ・ダウン。この状態は、六林班峠から庚申山荘の方も同じです。皇海山のにぎわいと全く反対で、ここからは、庚申山荘まで誰にも会いませんでした。道はそれなりにあるのですが、何せ下が見えない(当然先もよくわかりません)ので、道迷いには、注意が必要です。ガスがかかると、なおさら、よろしくない状況になると思われます。
六林班峠〜庚申山荘:
長いです。すでに疲れもあるわけですから、長さ倍増といった感じです。笹が生い茂り、足下が見えないところ多々。さらに、巻き道で道幅が狭く、右に傾いた状態のところが多く、歩きにくい登山道です。一歩間違えると、右の谷に落ちます。川を横断するところが数カ所あり、そこで水を得られます。途中崩れているところが数カ所ありましたが、補助ロープが張ってあるので、特に通過が困難とは感じませんでした。それにしても、だらだらと長いので、鋸山〜六林班峠の笹攻撃でめげているところへ、さらに追い打ち状態です。庚申山荘までの半分ぐらいまで、こんな状態です。こういう状況の山には、あまりお目にかかれないと思います。後半、傾斜が緩んでくると、熊にも逢いそうな風情の地形となります。もし、ガスがかかって見通しが悪くなると、位置を掴めなくなって、かなり不安な気持ちにさせられるコースです。
11峰の方をピストンした方が、良いのではないかと思います。
30km 近い距離で、累積標高 2600M ぐらいある上に、道が見えないために時間がかかったり、正しい道を進んでいるのかどうかも、わかりにくい部分があるということで、通常の山とは違って、このコースは、体力的にも精神的にも、かなり消耗するところだと思います。ガスがかかった状態だったら行きたくない場所です。
misuzuさん、こんにちは!お疲れ様でした。
一の鳥居で少しお話させていただいた者ですけど、ペースが速い
私がもっと速く歩ければ、御一緒できたんですけど
でも、それ以上に速い若者がいたとは、驚きです
皇海山の登りですれ違った時に、後ろにいた方でしょうか?
私も六林班峠からはとても長く感じて、ちょと飽き飽きしました。
あと、もうすぐ山荘に到着というところで、なかなか行く気にはなれない
とは思いますが、「天下見晴」は良かったですよ
まだ行ったことがないなら、次回は是非!・・・って次回は無いか
自転車の方ですね。
若者は、私のすぐ後ろにいた背の高い方です。庚申山荘からずっと、後についてこられたので焦りました。そのせいか、かじか荘から鋸山まで、無休憩となってしまい、年寄りには、ちと、きつかった感じです。たぶん、もっと速く行ける足をお持ちだと思います。結局、かじか荘まで、ご一緒させて頂きました。若さとパワーが羨ましかったです。
それにしても、結構なコースでした。あの笹攻撃には、参りました。意外なところで時間を取られてしまい予定通りには行けなかった状況です。
「天下見晴」良かったですか(残念)。でも、確かに次回はないと思います。子供でも連れて、お山巡りしてしても良いかなとは思っています。
私も、自転車、取り入れてみようかと思います。
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