赤城山（鈴ヶ岳ー出張山） 12余の石碑の山頂、信仰の山は奥深い

2020年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 810m
• 下り: 794m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:09

8:36 新坂平登山口
9:07 鍬柄山
9:20 大ダオ
9:40 10:04 鈴ヶ岳
10:24 大ダオ
10:46 10:49 関ふれ合流点
11:19 出張峠
11:28 11:41 出張山
12:01 沼尻
12:05 青木旅館
12:20 見晴山
12:20 新坂平バス停
12:26 牧場北端
12:45 新坂平

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県営新坂平駐車場にに駐車

コース状況／危険箇所等

新坂平ー鈴ヶ岳はルート明瞭　危険個所無し
大ダルー関ふれ合流点　所々踏み跡が薄い場所有り　上りの時、要注意
関ふれ合流点ー出張峠　関ふれらしい道で明瞭だが、1部崩落気味の箇所有り
出張峠ー出張山　問題なし
出張山ー沼尻　登山口付近がほとんど踏み跡なし。上りの際は見つけられないかも。
青木旅館ー見晴山　問題なし
見晴山ー牧場内遊歩道　踏み跡は細いが辿れる

写真

5/31 8:36

今日もくもりだ山狸日和り

5/31 8:38

これから辿る尾根だ。

5/31 8:41

登山口

5/31 8:44

笹の道、道が二分
どっちでもいける

5/31 8:44

左手を選択

5/31 8:45

直ぐに尾根

5/31 8:46

ミツバツツジが咲いている。

5/31 8:48

右手は牧場の柵だが

5/31 8:48

柵内に石碑有り

5/31 8:51

こんな感じが続く

5/31 9:00

地蔵岳　くもり

5/31 9:01

大沼の展望

5/31 9:04

5/31 9:07

いつの間にか姥子山通り過ぎました。
鍬柄山です。

5/31 9:07

展望言いです。

5/31 9:13

鈴ヶ岳が見えてきました。
刺激的！

5/31 9:17

ミツバツツジと白樺が冴える。

5/31 9:17

縞々の九十九折りの下り

5/31 9:20

大ダルに着く。「弛み」のことでしょう。

5/31 9:23

さて鈴ヶ岳へ

5/31 9:25

岩岩しい上り

5/31 9:26

ロープ、、、不要、、、

5/31 9:27

ここも容易。

5/31 9:28

前衛峰越えて平らな尾根

5/31 9:30

左下に紙垂。。。
何かありそう。帰りの宿題

5/31 9:32

あの岩の上には

5/31 9:32

石碑です。
天国玉、、、

5/31 9:34

露岩が多くなってきました。

5/31 9:35

登山道の石はアイゼンでキズだらけ。。。

5/31 9:36

一心鎮宅霊神の碑

5/31 9:36

一心誠◎霊神の碑
意味が分らん？

5/31 9:37

ここにも左手に紙垂
踏み跡があるので辿ると

5/31 9:37

おっと石祠

5/31 9:38

紙垂たくさん

5/31 9:40

戻って直ぐに石碑

5/31 9:40

鈴ヶ岳山頂に到着

5/31 9:40

右下に石祠

5/31 9:41

よく見る3つの石碑
私の記憶にあるのはこれではない。

5/31 9:42

御神燈

5/31 9:42

南尾根に行ってみると新しい石碑

5/31 9:42

読めません

5/31 9:42

南端にも石碑
御嶽神明霊神

5/31 9:44

山頂西側を探索
ここの穴には何もなし

5/31 9:44

ありそうな場所に何もなし

5/31 9:46

そして北峰へ
この石にステップ切ってある、、、ということは、、、

5/31 9:46

右手に石碑

5/31 9:46

広場にあるある！　大きい石碑

5/31 9:47

勇心霊神
水心霊神
嘉心霊神
斉心霊神
雑念の山狸には意味分かりません。

5/31 9:47

いっぱい彫ってある。

5/31 9:47

沢山の心霊神

5/31 9:47

これは平成8年製

5/31 9:48

？

5/31 9:48

更に北に進むと、、、

5/31 9:48

大山祇命

5/31 9:49

更に、、、
普寛霊神

5/31 9:49

更に、、、

5/31 9:49

そして遂に、、、ありました。
八海山、御岳山、三笠山

5/31 9:49

29年前の記憶に残るこの馬鹿でかい石碑。どうやって運んだのか？　現地の石を使用したのか？　昔の人凄い。。。凄い信仰心。

5/31 9:51

裏は明治十五年でしょうか

5/31 9:51

石碑の間
鈴ヶ岳来てここ寄らないのは損。
凄いパワースポットです。

5/31 9:54

山頂に戻って

5/31 9:55

新しい赤城大明神の梵天

5/31 9:55

展望は確かに乏しいです。

5/31 10:04

さて戻ります。

5/31 10:04

岩岩しい場所は慎重に

5/31 10:04

ヤマツツジを見ながら下ります。

5/31 10:09

さっきの石の上の石碑

5/31 10:10

宿題のこの紙垂付近には

5/31 10:11

下に下る踏み跡があります！

5/31 10:12

結構細いトラバースにはトラロープ！

5/31 10:13

そして石碑！

5/31 10:14

更に下にルートはありました。
トラロープと「鈴ヶ岳15」、登山道として認識されているでしょう。深山へと下る参拝ルートでしょうね。南回りのルートに合流するのでしょう。ここで引き返します。

5/31 10:15

外傾斜です。

5/31 10:17

尾根に復帰

5/31 10:21

岩を下ると

5/31 10:24

大ダル

5/31 10:24

ここより北回りへと進む。

5/31 10:27

踏み跡が細くなります。

5/31 10:27

シダが沢山。。。
この画像見てここは何処？　と聞かれたら西上州の「高天原山」と答えてしまいそう。

5/31 10:29

かなりの茂みです。

5/31 10:35

5/31 10:35

この道標がないとまっすぐ行ってしまいそうです。

5/31 10:36

県が管理しているような土留め

5/31 10:42

すごい大木を

5/31 10:42

見上げます。

5/31 10:44

屋久島、、、ではないです。

5/31 10:46

駐車場が見えてきた。

5/31 10:46

関ふれ合流点です。

5/31 10:48

関ふれ合流点
右手から降りてきました。

5/31 10:49

ここより関ふれに進みます。

5/31 10:50

いきなり流失点
でも通れます。

5/31 10:51

沢と高さが同じに

5/31 10:52

橋を渡る。

5/31 10:53

秋がきれいそう。

5/31 10:54

ここもこの看板がないと直進してしまいそう。

5/31 10:56

窪地をひたすら登ると

5/31 11:01

やがてトラバースに

5/31 11:09

道端にはクサタチバナが

5/31 11:12

尾根に乗り上げる

5/31 11:15

尾根の階段をひたすら登る

5/31 11:17

5/31 11:18

クサタチバナが咲きそうです。

5/31 11:19

出張峠

5/31 11:20

5/31 11:20

出張峠からの上り

5/31 11:24

展望の良い尾根

5/31 11:25

振り返ると鈴ヶ岳

5/31 11:26

ロープと鎖の上りで

5/31 11:27

出張山に到着

5/31 11:27

展望。
晴れていたら気持ち良いよね。

5/31 11:35

山名板

5/31 11:41

ミツバツツジは満開
ヤマツツジはまだ

5/31 11:42

下山開始
大沼目指して

5/31 11:45

アップダウンが続く

5/31 11:46

ここが下降点

5/31 11:46

クマザサの道ですが、明瞭です。

5/31 11:47

地蔵岳

5/31 11:50

茂みに入りました。

5/31 11:51

かなり踏跡が消えています。
この「沢」を超える

5/31 11:53

この辺全く踏跡無し

5/31 11:54

適当に駐車場へ降りる。

5/31 11:54

振り返っています。
ここより降りてきました。右手の方へとルートがあります。

5/31 11:55

関ふれの出口です。

5/31 11:55

関ふれの立派な看板

5/31 11:57

東毛林間学校　跡？

5/31 12:01

沼尻

5/31 12:02

大沼を眺めながら歩く

5/31 12:05

青木旅館前で見晴山へ

5/31 12:06

スキー場跡を登る

5/31 12:07

Jバーリフトだったっけ

5/31 12:07

ゲレンデ最上部まで緩やかだが足下が上りづらい

5/31 12:12

振り返って大沼

5/31 12:12

ゲレンデ最上部から

5/31 12:13

なだらかな登山道に

5/31 12:14

足下にはギンリュウソウ

5/31 12:18

ツツジが目立ち始めた

5/31 12:19

なに？　白樺牧場内遊歩道？

5/31 12:19

見晴らしの無い見晴山に着きました。

5/31 12:20

周囲のツツジは満開です。
で、引き返して白樺牧場内遊歩道を辿ります。

5/31 12:22

さく沿いにクマザサの道

5/31 12:23

なんか北進しています。逆方向へ

5/31 12:25

下の方に柵があり、ぐるっと遠回りしている感じ

5/31 12:26

ここより牧場内に入るようです。

5/31 12:26

牛は通れないが、人間は鉄条網に引っかかります。

5/31 12:27

柵の間の遊歩道

5/31 12:28

上の方にさっき通った柵が見えます。

5/31 12:32

柵が切れている。牛はいない。

5/31 12:33

牧場内を見るが牛はどこにもいない

5/31 12:35

菜の花が咲いていました。

5/31 12:35

車道が見えてきました。

5/31 12:37

ここで牧場外に

5/31 12:38

県道にでる

5/31 12:40

県道では

5/31 12:41

左上の遊歩道を歩く

5/31 12:45

駐車場に着きました。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yamadanuki

・29年前に鈴ヶ岳から北面をワンゲルのみんなで薮漕ぎ下山した。その際下降点で見たのはバカでかい石碑。よく画像で見かける3つの並んだ碑ではない。気になっていたので行ってみた。
・いつものごとく山狸が西上州以外に行くときは曇り。本日も曇りだが降り出しそうではない。
・姫百合駐車場は満車なので不安があったが、県営駐車場はがらがらでした。
・登山開始より4グループを追い抜く。姥子山は気付かずに通過した。
・今日は足取りも軽く鈴ヶ岳の急登も結構楽でした。彼方此方の祭司物を探し、山頂へ、山頂も周囲を探索、北に広がる「山頂広場」には多数の石碑群に驚き。探していたでかい石碑もありました。満足。みんなこっちの広場には行かないのかなあ？
すごいパワースポットだと思うけど。
・おまけの出張山へのルートはいったんかなり下ってまた上るルートなので、結構疲れる。大木がチラホラあるものの、あまり見るものもなくちょっと退屈。
・出張山の展望はまずまずでお手軽登山には最適だが、東毛林間学校付近は全く以てルートが不明瞭。
・見晴山から県道への白樺牧場内遊歩道はかなり遠回り。牛はもういないのか？と思うほどの静かさ。靴裏に牛糞を危惧していたが、全く大丈夫でした。
・鈴ヶ岳、今度は南斜面の直登ルートをたどってみたい。

コメント

モンブラン

霊神碑
こんばんは。

鈴ヶ岳は御嶽教(木曽御嶽山信仰)の聖地です。
霊神碑とは行者の霊魂を祀るモニュメントであり、弟子や行者所縁の者たちが託宣をうける場でもあるようです。

山狸さんが発見した、なんちゃら霊神、かんちゃら霊神とは仏教でいう法名のような、行者の宗教上の名と理解してよろしいのではないでしょうか？

御嶽信仰の中でも特に有名な行者は、近世御嶽教の祖と云われる覚明行者、我らが秩父出身の普寛行者、それからその高弟である一心行者です。山中では上記の名前を冠した霊神碑をよく見かけます。

余談ですが、本家本元の木曽御嶽山には、約2万基とも云われる霊神碑が造立されていて、群馬所縁の霊神碑も数百基あるとも云われております。

私は鈴ヶ岳の霊神碑群は未見なので、山狸さんのレコを参照して探検してみたいと思います。

yamadanuki

Re: 霊神碑
montblanc55さん。はじめまして。
コメントありがとうございます。そうそう､普寛行者､私も秩父でみました。一心行者､なるほどです。祭祀物探しは私の好むところですが､真新しい紙垂が掛けられていると､気分良いですね。鈴ヶ岳の霊神碑群､是非訪れてください。３つの石碑の左手から北に進むと直ぐです。
今回南斜面に参拝ルートを見つけたのですが､北斜面にも昔はあったかもしれません。鈴ヶ岳は奥深そうです。