北八ヶ岳、今年最後のキャンプ
- GPS
- 08:27
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 935m
- 下り
- 993m
コースタイム
6:30大河原峠駐車場
6:50双子山
7:20双子池ヒュッテ(テント設営)
9:00亀甲池
9:50北横岳
11:00三ツ岳通過
11:30雨池山
11:45縞枯山荘(昼食)
12:30縞枯山
12:45縞枯山展望台
13:40雨池・林道分岐
14:40双子池ヒュッテキャンプ指定地
<2日目>
7:40双子池ヒュッテキャンプ指定地
8:20双子山
8:50大河原峠駐車場
天候 | <1日目>晴れ時々曇り <2日目>快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前にも路駐可能なスペースがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
双子池から雨池への分岐に至る林道は落石が多いため通行禁止になっています。 私は双子池へ戻る際利用しましたが、私含め多くの人が通過しているのが実情です。 このあたりは自己責任ということで…。 落石に見舞われない限り、ただの荒れた林道で、通行困難な場所はありません。 |
写真
感想
紅葉を心いくまで満喫したい!
でも紅葉シーズンの山小屋は寿司詰め状態なイメージもあり、ここ最近うんざりしている
自分にとって今年最後の(多分)テント泊を決行です。
麦草峠からアクセスする白駒池キャンプ場というメジャーなルートもありましたが、
さまざまな方のレコ、ブログなどを拝見しこの時期は込み具合もキツそうだなあと考えてました。
だけど地図を眺めているうち、それより少し北の池の畔にキャンプ指定地あるじゃあないですか!
いろいろ調べてみて、悲しいカップルの伝説があったり、水の飲める「池(雄池のみ)」だったりと
ロマン掻き立てられる情報にワクワクしながら当日を迎えました。
キャンプ場までは徒歩1時間くらいなのでもっと遅く出発しても良かったのですが、
駐車場の具合とテント場の情報があまり多く得られなかったこともあって午前0時、奈良を出発。
六時過ぎには大河原峠に到着です。車は6台くらい。まだまだキャパはあります。
朝焼けの山々を眺めながら双子山を越えます。途中いきなり動物園でしかお目にかかれないような
派手な色彩の鳥に遭遇。どうみても動物園の脱走兵。簡単に調べてはみましたが出てこない…。
誰か教えてください!
ほどなく双子池到着。仮眠中のヒュッテ主を精一杯の静けさで窓をコンコンとたたき起こし、
キャンプ受付します。起こして申し訳ないですーーー。
テントが設営できるのは雌池(ここの水は飲めません)周辺。浜辺以外は森の中にソロ用テントなら
1〜2張り程できるスペースがいくつも散らばっており、個室気分満載。多分この日着いた人の中では多分、
一番乗りとあって、場所は選び放題。フラットで水はけ良く、トイレも近い場所を確保!
過ごしやすそうだぁ。
さて、池と周囲の紅葉ですでに満足モードに入り「もうここでのんびり過ごそうか…」
などと思っている自分がいましたが、このままでは朝からただの飲んだくれになってしまうと自分を戒め、
20リットルくらいのサブザックを背負い出発!軽い!!!
雪の時期ではありますが、今年3月に蓼科と北横岳には来たことがあったので、無雪期の雰囲気も見てみたい、なおかつすぐ近くということもあり北横岳へ。頂上付近は霧氷がつき、冬の訪れを感じさせます。
三ヶ岳を経由し腹が減ったので縞枯山荘へ。山菜うどんを注文しました。冷えた体に染み渡りました。
宿のおねえさんも親切でよかった!
ついでに縞枯山往復。直登でキツかったですが30分ほどで頂上。え、ここが?というほどの狭さです。
眺めがいいと聞く展望台まで足を伸ばしました。南八ヶ岳の遠望に期待したのですが南側はガスがかかり
今回はおあずけです。
縞枯山を下ってからは林道伝い(コース状況に記載しておりますが、通行禁止)に双子池へ向かいます。
双子池を過ぎてからここまでの道中、その種類のためか、あまり紅葉を満喫することはありませんでしたが、
ここでまた赤や黄色の色彩が復活。のんびりと楽しみながら双子池へ戻ります。
テントで過ごす湖畔の夜。
寒い。寒すぎる。暑がりの自分ですらそうなのに、皆は大丈夫なのだろうか?
ちょっと装備ミスったかなぁ〜と思いつつ夜中ダウンを着込みます。
下着、フリース、ダウン、シュラフ。モッコモコな状態でなんとか朝を迎えました。
次の日の朝は快晴!帰るだけなのですが双子山から見える景色に期待し、出発します。
ドーンと蓼科が迫る迫力はさておき、これより東の峰々はほとんど行ったことがないので、なにか気になる
シルエットがあっても何の山か、山域かが分かりません。前日の謎な鳥に続き、気になることをまたいくつも
残して駐車場に着いたのでした。
車に乗り込んでからは、快晴なので南八ヶ岳を遠くから見てみたい、ということで少し遠回りして帰路に
着きました。
八ヶ岳連峰が「来年また来いよ!」。
南アルプス(特に甲斐駒)が「来年こそ来いよ」。
そう言ってるみたいでした。いや、そう言ってます。
コメント
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こんにちは
今回は八ヶ岳だったのですね!さすがにニアミスはなかったですね
こちらは稲村ヶ岳で紅葉を満喫しました
北八ヶ岳の池めぐりに憧れているので興味津々に拝見しました
それに30枚目の写真、めっさ素敵で綺麗ですね!
岩場の急な登りもあったのですね
>八ヶ岳連峰が「来年また来いよ!」。
来年も八ヶ岳でニアミスしましょう
私も10/20に大河原峠から双子山への登山道の中程で同じ鳥を見ました。キンケイという外国の鳥らしいです。
用心深い鳥だそうですが、近づいても逃げる素振りを見せませんでした。人馴れしているのかもしれませんね。
北八ヶ岳の紅葉は部分的にはすごかったですが
全体的には常緑樹が多く、それほど「秋らしい」という
感じでもなかったです。
池の雰囲気から「かっこう」の歌そのまんまな感じです。
湖畔じゃなくて池畔ですが
霧氷には自分でも驚いたと同時に、また三峰山なんかにもいきたいなぁなんてふつふつと感じています。
来年、いやそれまでにニアミスしましょう、するでしょう
briojp00さん、はじめまして。
鳥の名前教えていただき有り難うございます。
キンケイという鳥、調べてみましたがこれです!
「中国南西部からチベット、ミャンマー北部にかけて分布」とあり、
なぜここに住んでいるのか、何よりあの見た目には驚きです
周囲のちょっとした話題にでもなれば面白いですね。
大昔なら神サン扱いされて伝説になってるかも…
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