塩見岳(過去山行)


- GPS
- 35:00
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 3,069m
- 下り
- 3,281m
コースタイム
7/24 熊の平小屋05:00→塩見岳1:100→三伏峠14:00→16:00塩川小屋
天候 | 7/23 雨 7/24晴れ後雨 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
過去の山行記録です。
結婚早々、山に行く。山に惹かれる気持ちはどうしようもない。
甲府より午前3時発のバスに乗り広河原に向かう。天気予報では悪化する方法(台風の接近)であったが、広河原では北岳が見え、空は晴れていた。
先ず、八犬歯のコルを目指して歩き始めた。途中から雨が降り始める。足も重く感じられ、あえぎあえぎ登る。いよいよ雨は強く吹きつけて、八犬歯のコルにたどり着いた時は思わずダウン。座り込んでしまった。この時点で北岳に向かう気持ちは全くなくなり、北岳山荘に直接向かう。北岳山荘に濡れネズミのようになってたどり着く。ここで食事をして休憩する。今日の小屋、熊の平迄はまだ遠い。力を振りしぼって小屋を出る。数年前に来た時は簡単に着いた間ノ岳迄の道のりが非常に遠く感じられる。やっとの思いで間ノ岳につき、ここから三峰岳を経由して熊の平へと向かう。三峰岳を過ぎた頃から疲労の度合いは高まり、風雨は増してくる。
もう限界と思ったところでやっと熊の平小屋が見えて来た。到着。
天気はいよいよ悪化する。明日は一体どうなるのであろうか?
夜の間、あれほど吹き荒れた風も朝になると嘘のように静まりかえっている。「今がチャンス!」と思い出発する。進むにつれて天気は良くなってくる。
しかし、昨日の天気図から判断して長続きはしないはず。もって昼頃迄だろう。
とにかく、今日中に山伏峠迄は行きたい。そう思って歩くが足取りは重い。完全に昨日の疲れが残っている感じ。牛歩戦術しかない。やっとの思いで塩見岳山頂に着く。昨日、小屋で一緒だった人がいる。この人と話しているうちに、山小屋ではなくできれば下まで降りて鹿塩温泉に入ろうということになる。
先を急ぐ山行となった。素晴らしい塩見の展望もそこそこに三伏峠へと急ぐ。三伏峠付近より天候が悪化。雨が降りだす。急ぎ足でかけ下る。目指すは塩川小屋。嫌になるような長い下りを降りて行く。雨はますます強くなり、結構疲れてしまう。
やっとのことで塩川小屋に着く。ここから鹿塩温泉迄、タクシーを呼ぼうとするが電話がない為、困っていると小屋の人が送ってくれるとのこと。ありがたく感謝して車に乗せてもらう。
この晩は鹿塩温泉に泊まり身体を休めた。
翌日、朝一番のバスに乗り伊那大島へ。ここからは青春18キップで飯田線どん行の旅に出発した。特に天竜峡から水窪の間は川の絶壁の端を線路が通っていて一見の価値あり。まさにローカル線の中でも楽しいものの一つであると言える。
飯田線の旅を十分に堪能した後、電車は豊橋について同行していた人と別れた。後は一路東京へ。
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