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Yamareco

記録ID: 2383783
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 板納の儀

2020年06月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:29
距離
13.8km
登り
1,719m
下り
1,711m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
1:28
合計
7:29
距離 13.8km 登り 1,719m 下り 1,722m
5:17
5:24
110
7:14
7:28
91
8:59
9:14
9
スキーデポ地点
9:23
17
9:40
10:08
10
10:18
4
10:22
10:37
10
スキーデポ地点
10:47
10:48
16
11:04
3
11:07
11:15
40
スキー終了地点
11:55
猿倉登山口駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【登行】
・登山道入り口から白馬尻小屋までシートラ。
・白馬尻小屋からシール登行。
・落石があるので雪渓の中心を登行。右岸側からの落石が多かった。
・2200mでクトー装着(落石に注意しつつ手早く)。
・山頂宿舎から白馬山荘まで3本のクレバスあり。登行時一番右側のクレバスは大きいい。このクレバスの右側を登行した為にクレバス末端まで戻った。
 クレバスが現れたら常にクレバスの左側を登行すればよい。
・2780mの稜線下部でスキーデポ。もう少し上部まで行ける。
・白馬岳山頂まで夏道をテクテク。
【滑走】
・2780mデポ地点から滑走。
・終始軟らかいザラメ。タテ溝も気にならない。
・岩室(2280m)付近で上部から見えない(見えなかった)シュルンドが2か所ある。手前で気付きジャンプしてかわした。
・雪が柔らかく埋まっている地雷も多数ある。
・白馬尻小屋下(1500m)までスキー滑走。
【下行】
・上部登山道は水が流れている。
おはようございます。
明るくなってからスタート。
2020年06月07日 04:27撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 4:27
おはようございます。
明るくなってからスタート。
テクテク。
小蓮華山?
2020年06月07日 04:42撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 4:42
テクテク。
小蓮華山?
渡渉1回目。
2020年06月07日 04:49撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 4:49
渡渉1回目。
渡渉2回目。
2020年06月07日 05:02撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 5:02
渡渉2回目。
雪渓末端。
もう少し担ぐ。
2020年06月07日 05:09撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 5:09
雪渓末端。
もう少し担ぐ。
基礎部しかない白馬尻小屋でスキーに換装。
スキー登行開始。
2020年06月07日 05:32撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 5:32
基礎部しかない白馬尻小屋でスキーに換装。
スキー登行開始。
カモシカくん。
2020年06月07日 05:36撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 5:36
カモシカくん。
素晴らしい天気&景色。
2020年06月07日 06:05撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 6:05
素晴らしい天気&景色。
薄っすら見えるのは高妻、乙妻か?
2020年06月07日 06:05撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 6:05
薄っすら見えるのは高妻、乙妻か?
左岸にいい斜面もある。
2020年06月07日 06:13撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 6:13
左岸にいい斜面もある。
もう少し登ったらクトーを付けよう。
2020年06月07日 06:34撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 6:34
もう少し登ったらクトーを付けよう。
水補給。
今はビールより旨い。
2020年06月07日 07:22撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 7:22
水補給。
今はビールより旨い。
振り返って。
でかい雪渓だな。
2020年06月07日 07:23撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 7:23
振り返って。
でかい雪渓だな。
クトーを効かせてジグりながら詰めていく。
2020年06月07日 07:24撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 7:24
クトーを効かせてジグりながら詰めていく。
右岸側の岩稜。かっこいい。
2020年06月07日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
2
6/7 7:36
右岸側の岩稜。かっこいい。
白馬岳と杓子岳稜線。
滑ってみたい。
2020年06月07日 07:45撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 7:45
白馬岳と杓子岳稜線。
滑ってみたい。
帰りが楽しみな斜面。
2020年06月07日 08:00撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 8:00
帰りが楽しみな斜面。
大雪渓上部をトラバース気味に山頂宿舎下斜面に取付く。
2020年06月07日 08:03撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 8:03
大雪渓上部をトラバース気味に山頂宿舎下斜面に取付く。
山頂宿舎直下は少し雪が締まってきたので直登できる。
2020年06月07日 08:34撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 8:34
山頂宿舎直下は少し雪が締まってきたので直登できる。
白馬山荘下の雪渓にはクレバスが3本。
登行時に一番右のクレバスは大きく、右は急斜面の為トラバース気味に進むのはリスキー。クレバス末端まで戻る。
2020年06月07日 08:48撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 8:48
白馬山荘下の雪渓にはクレバスが3本。
登行時に一番右のクレバスは大きく、右は急斜面の為トラバース気味に進むのはリスキー。クレバス末端まで戻る。
2780mの稜線までスキーで通した。
スキーをデポして稜線に乗り上げる。
2020年06月07日 09:15撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/7 9:15
2780mの稜線までスキーで通した。
スキーをデポして稜線に乗り上げる。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
2020年06月07日 09:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 9:15
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
白馬岳までテクテク。
白馬山荘でかい。
2020年06月07日 09:15撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 9:15
白馬岳までテクテク。
白馬山荘でかい。
旭岳。
山頂直下東面にシュプールがある。
のどの辺りを結構攻めてるラインだ。
2020年06月07日 09:18撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 9:18
旭岳。
山頂直下東面にシュプールがある。
のどの辺りを結構攻めてるラインだ。
登頂〜。
ガスが湧き上がってくるが頚城山塊が見える。
2020年06月07日 09:43撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 9:43
登頂〜。
ガスが湧き上がってくるが頚城山塊が見える。
山頂直下の斜面。
白馬沢に続いてるのか?
2020年06月07日 09:42撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 9:42
山頂直下の斜面。
白馬沢に続いてるのか?
立山、劔。白山もよく見える。
2020年06月07日 09:43撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 9:43
立山、劔。白山もよく見える。
白山アップ。
2020年06月07日 09:43撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 9:43
白山アップ。
あらためて山頂直下。
斜度的には滑れなくはないが単独は怖い。
2020年06月07日 10:06撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:06
あらためて山頂直下。
斜度的には滑れなくはないが単独は怖い。
スキーデポ地点。
シールをしまい、いざ滑走。
2020年06月07日 10:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 10:36
スキーデポ地点。
シールをしまい、いざ滑走。
雪が緩み過ぎてしまった。
しかし快適な滑走だ。
2020年06月07日 10:42撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:42
雪が緩み過ぎてしまった。
しかし快適な滑走だ。
かっこいい。
2020年06月07日 10:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 10:44
かっこいい。
滑走を振り返って。
スキーは良く走る。
2020年06月07日 10:46撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:46
滑走を振り返って。
スキーは良く走る。
下部はガスってきた。
2020年06月07日 10:47撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:47
下部はガスってきた。
上方のシュルンドが見えず、ジャンプ一番かわせた。
2020年06月07日 10:48撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:48
上方のシュルンドが見えず、ジャンプ一番かわせた。
雪は軟らかくタテ溝は気にならない。
2020年06月07日 10:52撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:52
雪は軟らかくタテ溝は気にならない。
贅沢はいいません。
大きい地雷をかわしつつ快適滑走を楽しむ。
2020年06月07日 10:52撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:52
贅沢はいいません。
大きい地雷をかわしつつ快適滑走を楽しむ。
振り返えると晴天にガスが舞う大雪渓。
2020年06月07日 10:56撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:56
振り返えると晴天にガスが舞う大雪渓。
名残を惜しみつつ振り返る。
2020年06月07日 10:58撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:58
名残を惜しみつつ振り返る。
大雪渓は大きい。
まだ滑れる。
2020年06月07日 10:58撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 10:58
大雪渓は大きい。
まだ滑れる。
1500m地点。ここでスキー終了。
標高差1250mの滑走だった。
2020年06月07日 11:14撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 11:14
1500m地点。ここでスキー終了。
標高差1250mの滑走だった。
さらば白馬岳、白馬大雪渓。
来年も来るよ。
2020年06月07日 11:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/7 11:14
さらば白馬岳、白馬大雪渓。
来年も来るよ。
テクテク。
登山道左手に素敵な景色。
2020年06月07日 11:29撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 11:29
テクテク。
登山道左手に素敵な景色。
お疲れさまでした。
2020年06月07日 12:23撮影 by  iPhone 8, Apple
6/7 12:23
お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

おそらく今シーズンの板納めになる事を前提に、初の白馬大雪渓&白馬岳に行ってきた。

明るくなるのを待って4時30分頃、元気に登山道をテクテク開始。
少し歩いたら猿倉荘側から単独登山者さんが出てきたのでご挨拶させて頂いた。この登山者さんとは、山頂まで休憩毎に抜きつ抜かれつだった。
先週の針ノ木岳と違い藪が少なくシートラでもストレスフリーだ。
40分ほどで雪渓の末端に取付くが、雪面はボコボコなのでもう少し担ごう。白馬尻小屋でスキーに換装し重荷から解放される。

シール登行してすぐにかもしか君登場。もう少し近くで見たかったが、さすが四駆。抜群の登坂力で登っていく。今日は出だしから気分が良い。
落石を警戒しながら雪渓の中心を気分よく登行していたが、左足甲が少し当たりだした。暫く我慢しながら登行を続けるが、靴擦れを起こしている予感。

2200m付近で先の急斜面を考慮しクトー装着。その際に左足を確認すると案の定軽度の靴擦れを起こしていた。テーピングで処置をして、念のため中敷きを外す。これでこの先も凌げる。
ジグを切りながら高度を稼ぎ、2370m岩室付近で水補給。うまい。
今の自分にはビールよりもこの水の方が光り輝いた飲み物だ。

2500m付近までジグりながら高度を上げて行き、トラバース気味に山頂宿舎直下を目指す。山頂宿舎直下斜面は、大雪渓よりも幾分雪が締まっていたので直登する。

2720m付近でクレバスが現れた。
クレバスの右側を進んでいたら、口がどんどん開いてきた。その先は白馬山荘下部まで続いているように見える。しかもこのまま進むとクレバスの右側は急斜面なのでトラバースになる。リスキーだ。戻ることにしよう。
クレバス末端まで戻り、あらためてクレバスの左側を登行する。すると順次新たなクレバスが現れるので、その都度左側を通って行った。合計3本のクレバスがあった。

そこからは稜線東南面のなだらかな斜面を登行して行く。白馬山荘直下まで雪は続いているようにも見えるが、どこでスキーをデポしても滑走に大差はないので、2780m地点でスキーをデポする。雪切れの稜線直下までスキーで通せた。
稜線の夏道を兼用靴で歩くこと30分弱で白馬岳に。

登頂〜。
最初に出会った単独登山者さんはスキーデポ地点から先行していったので、あらためてお疲れ様のご挨拶。
山頂には登山者PTもいた。
山頂でまったり景色を堪能していたら登山者PTは北側稜線に下っていた。
その後、数名が登頂された。そのうちのスキーヤーPTと少しお話。「先週、針ノ木滑ったよ」と言ったら、彼らも先々週に針ノ木滑っていたとのこと。

十分に山頂を堪能し下山開始。スキーデポ地点まで下り滑走準備。ワックスをたっぷり塗り込む。

シーズンラスト滑走GO〜。
スキーヤーズライトを意識してクレバスをかわし、山頂宿舎下部斜面を滑る。斜度、斜面のうねり等絶妙な快適斜面だ。気温が高い為、雪が少し緩み過ぎではあるが贅沢無用だ。
トラバース気味に雪渓上部まで行き、登行時に楽しみにしていた斜面へ。登行者がいるので雪玉が当たらない位置で滑走し快感に浸る。

2310m付近でガスが出てきたが、滑走に支障がない程度なので気にせず滑る。2280m付近でシュルンドがありジャンプ一番かわせた。幅の広いシュルンドだったら危なかった。登行時よりスキーヤーズレフトを滑っていた為、気が付かなかった。
大雪渓の中盤を大きな地雷をかわしながら、まったりとクルージング滑走。
さぁ滑走も終盤、今シーズンの余韻に浸りながら白馬尻小屋下部1500m地点まで滑走しスキー終了。

大雪渓を振り返り、後ろ髪を引かれる思いでシートラへ換装。
水の出ている登山道を汗だくでテクテク。途中の沢水で顔を洗い、頭から沢水をかぶる。きもちいい〜。
周りの景色を楽しみながら無事に登山口駐車場へ下山。

駐車場は初夏の陽気だった。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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