傘山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 946m
- 下り
- 942m
コースタイム
天候 | 晴れと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(登山道は16:05〜16:20の間のみです) |
写真
感想
土曜の午後どこにいこうか。昼まで飯島町で仕事なので、あそこに行ってみよう。
伊那市方面から見ると、傘山の西のピークから西への急な下り勾配が気になって仕方が無い。池山尾根からも見えていた部分だ。どっち周りにするか考えたが、気になる所が登りになるように時計周りにするか。そうすると登り尾根は5月に通った所だけど、時期が違うからいいか。
車を止めてネクタイを外して、いつもの綺麗とは言い難い格好になる。夕暮れまで4時間、時間との勝負なので、若い皆さんのような早足ではないが、精一杯早めに歩く。5月の登りでは左の枝越しに烏帽子ー越百ー仙涯嶺が見えていたが、今日は紅葉が前景になってほとんど見えない。尾根の上半分は結構な笹ヤブこぎとなった。多くは細い踏み跡があり、緩斜面では首を出しながら、急斜面ではもぐって行くのだけど、たびたび踏み跡を見失う。5月はそれほど苦労をしなかったように思うが、記憶はあてにならないものだ。前回はこのあとの黒覆山の笹に備えてゆっくり構えていたのに対して、今日は急がなければいけないという意識の差なのだろうか。
それでも1680m本日の最高点に到着。ここは尾根の肩のような所なので、西へ少し進んで地図上の1710mピークまで行きたいと考えていたが、予定より遅い進行なのですぐに傘山に向かう。胸くらいの笹の中に細い踏み跡が一直線に下りている。ここを登った人は大変だったろうと思う。太い見応えのあるブナもある。地図上で1520m付近の尾根がやや右に曲がる所を注意ポイントと考えていたが、まんまと引っかかって直進してしまい、気がつくと右上方に尾根がある。長い笹の斜面をトラバースして5分で尾根に戻る。この大変さが醍醐味? 外してしまったことを悔いるより、早めに気づいて尾根に復帰したことに満足する。(自分でも変態だと思う)
さて270m下って、ここから今回の山行の動機ともなった140mの登りである。今までの笹がウソのように、全く笹の無い斜面でとても気持ちの良い登りで20分ほどで1550mピークに到達した。この辺り、クマと思われる糞あり。葉のついた枝が落ちているのもヤツの仕業ではないだろうか。また笹のなかの踏み跡をたどり、最後の登りを終えると広々とした伊那谷の光景が広がった。
傘山頂上だ。南アルプス主脈は雲に隠れているが、奥茶臼山・二児山やさらに手前の入野谷山・大松尾山といった今まで歩いた山々が見えるので十分楽しい。今日はじめて腰を下ろし、地図で下りを確認する。南の尾根は一昨年通った時よりもよく整備されていた。
16時20分林道に出て、残り時間を考えると安全に林道を下ろうと一旦は決意したのに、ついついまた山道に入り込んでしまった。快適な作業道が続いていたが、最後の方は見失う。たぶん目印テープもあるのだろうけど、薄暗くなって全く目に入らない。コンパスと現地を見ながら勘をフル回転させて、急斜面を下りると、尾根突端の林道にピタリと到着。車まで数十メートルで、してやったりという感じ。
コメント
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こんにちは
「この大変さが醍醐味? 外してしまったことを悔いるより、早めに気づいて尾根に復帰したことに満足する。(自分でも変態だと思う)」
遭難しない秘訣ですね
いつかクマさんとの対決が見られそう
って冗談ですよ!気をつけてくださいね
yama-takeさんの様な変態がネクタイ姿で仕事・・・
スイマセン、笑ってないですよ
自分も成長したら、やぶこぎ変態ササレンジャーぐらいになりたいんですけど^^本当はあのコルから傘山までの、道はないけど笹もない、平和な尾根道が好きなんですよ。
…なんでしょうね。やっぱり。
コルを境に笹が激しい⇔皆無。ホントに不思議でした。
隊員の方へ:別途メールを送りましたので・・・・Sさん:開いてみてください。
「残り時間を考えると安全に林道を下ろうと一旦は決意したのに、
ついついまた山道に入り込んでしまった」
わざわざ至難の道を選ぶところがyama-takeさん
これからも極めてください
yama-takeさん普段はネクタイなんですね
電話BOXから変身して出てくるスーパーマンみたいでかっこいいですが、
一歩間違えるとマヂ変態でやられそうですからお気をつけあそばせ
傘山(からかさやま)を今年、林道横根山線から山頂まで整備のお手伝いをした一人です。今後は「山の会」の仲間とも傘山をもっと多くの方に登って頂きたく更に案内看板等整備をしてきたいと話をしているところです。特に来春には山頂を整備してもらい、南駒ケ岳を中心に中央アルプスが綺麗に眺望できるようになると思いますのでご期待ください。
追伸:黒覆山へのルート整備も今後の夢です
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