紅葉の伯耆大山
- GPS
- 03:59
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 946m
- 下り
- 949m
コースタイム
天候 | 午前 晴れ、午後から次第に曇り、夜は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート全般を通じて、登山道がよく整備されており危険箇所はありません。ただ、山自体がもろく山道が崩れやすいため、上り下りの際は石を落とさないように気をつけてください(私も何度か落としてしまいました)。 下山後は、岡山県の蒜山まで行き、蒜山焼きそばを食べ、その後、湯原温泉で砂湯(公共無料露天風呂)に入り帰宅。 |
写真
感想
当初、頂上避難小屋での一泊山行を予定していましたが、西から来る前線で28日も午前中いっぱい雨(や雷雨)になりそうだったので、登山口に到着後、急遽日帰りに変更。食料やシュラフなど、重たい荷物(主に酒や酒や酒とおつまみ)を車においてライト&ファストの速攻登山に切り替えました。
見頃を迎えた紅葉のおかげもあり、大山周辺は満員御礼の大入り。早い時間に行かないと駐車は難しそうでした(路駐はやめましょう!)。
登りはじめの木々はわずかに黄色に色づいた感じ。しかしそれも、2合目から3合目にかけて次第に赤味が強くなり、3合目からはまさに燃えさかるような紅葉が楽しめました。山道は終始整備されていて、歩きやすいです。お天気も一日の大半は晴れだったので登山客が多く、一部渋滞も観られました。単独行や友人グループ、学校の部活動、自衛隊学校の人やツアー客まで、まさに老若男女。大人気でした。(あまりにもここ数日の客数が多く、残念ながらどこのお土産屋さんも大山バッジが売り切れだった・・・泣)
頂上避難小屋は想像していたよりも遙かに立派な建物で、結構な人数が寝られると思います。次回は冬にでも来てみたいです。
下山後は大山環状道を南下し、岡山県の蒜山で「ひるぜん焼きそば」を堪能。甘辛の濃いめの味噌味が、下山後の疲れた体に沁みる〜〜。ビールが飲みたい(泣)。さらに食後は湯原温泉まで足を伸ばし、公共の無料露天風呂「名泉砂湯(砂噴き湯)」に入ってきました。
ここは完全屋外の河川敷にもうけられた露天風呂。石けんの使用は不可。シャワーもありません。混浴のみで脱衣所はしっかりあります。とてもよい温泉だったのですが、その心地よさを不快にする出来事を目撃したのであえて記しておきます。
若い女性も何人かいらっしゃいましたが、男性の入浴客で明らかに女性を目で追いかけている人が数人いました。それも、ちらっと見てしまうのは分かるのですが、そんなものでは断じてありません。女性脱衣所は一応カーテンが掛かっているのですが、わざわざそのカーテンの隙間から中がのぞける位置に移動して「じーっ」とのぞき込んでいる男性数人を目撃しました。他の客もみな、その男性に気づいていました。よく恥ずかしげもなく、そのようなことができるなと思いましたが、それよりショッキングなことが後に続きました。
若い女性が湯船に入ると、あろうことか、先ほどの男性らを含む7〜8人がその女性の周りを取り囲んだのです。しばらくして、女性とその男性陣たちとは談笑を始めました。笑い声も聞こえ、はじめは「楽しんでるのならまあいいか」と思いましたが、どうやら男性たちに囲まれてしまって出るに出られなくなっているようでした。「勝手な邪推じゃないか」と言われればそこまでですが、確信を持てる出来事がさらに続きます。
私は離れた場所に入浴していたので、そのとき何があったか分かりませんが、湯から上がって着替えて帰ろうとすると、先ほどの女性がやっと湯船から上がり脱衣所の方へ小走りに入っていきました。脱衣所に入ると、なんと中から泣き声がするのです。友人らしき女性が「触られたの?」と言っている声だけは聞こえましたが、泣いている女性がどのように答えたかまでは知りません(覗くわけにもいきませんので)。ただ、その泣き声を聞いた男性陣の一人(女性を囲んでいた男性陣はそれぞれ別々に来ているようでした)が、そそくさと湯船から上がり、ものすごい速度で着替えて足早に立ち去っていきました。
一部始終を目撃し、せっかくの爽快な気分から非常に胸くそ悪い思いをして帰路につくことになりました。女性はたぶん、被害を訴えたくても怖くてできないんだと思います。でも訴えてもらえないと救うすべがないのが事実・・・帰りの車の中で、「何かできることはなかったか」と一人自問してましたが答えは見つかりませんでした。一つ言えるのは、女性が混浴に行く場合、できることなら男性の友人を付き添わせた方がよいです。もしくは大人数の女性グループで行く。勇気はいりますが、変な人に絡まれたり体を触られたら声を出すべきです。多くの人は、助けてくれるはずだと思います。
無粋な人はどこにでもいますが、これは犯罪同然ですね。せっかくの山行が嫌な気持ちになってしまい、残念でした。
ところで、ひるぜん焼きそばと、宇都宮名物の焼きそばの比較をいずれ聞かせてください。
ほんと、そんな光景を見たら登山の爽快感が暗転だよね。その破廉恥漢どもに鉄槌を下してやりたい。恥を知れ、恥を!
私は青森に勤務していたころ八甲田山周辺の温泉に度々行きました。混浴のところも何カ所かありましたが、そんな恥知らずのことをしている輩はいませんでした(ちょっと目つきの怪しい人はいましたが)。
ちなみに、八甲田山麓で一番有名な酸ヶ湯温泉は混浴だけど、女性専用の浴場もあって、若い女性はだいたいそっちを利用しているようでした。一義的には入浴客のモラルの問題ですが、性善説が通用しない現実があるのだとすれば、温泉の管理者にも知恵を絞ってほしい気がします。
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